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エミー賞2026受賞結果まとめ。『ウィドウズ・ベイ』14冠、日本で見るには?

  • 2026.9.16

テレビ界のアカデミー賞と呼ばれる第78回エミー賞の授賞式が、現地時間9月14日にロサンゼルスのピーコック・シアターで開催された。司会は女優のマリスカ・ハージティ。ドラマ部門は『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』が2年連続の作品賞に輝き、コメディ部門では今年配信が始まったばかりの『ウィドウズ・ベイ』が14冠を獲得した。主要部門の受賞結果と、受賞作を日本で見る方法をまとめてお届け。(フロントロウ編集部)

ドラマ部門は『ザ・ピット』が2連覇、個人賞は『プルリブス』へ

今年最多の25部門にノミネートされていた医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』は、シーズン2で作品賞を連覇。主演のノア・ワイルも2年連続で主演男優賞を受賞した。作品としては計7冠となり、リミテッド部門を制した『DTF St. Louis』と並ぶ数字になっている。

一方、同作から複数名が名を連ねた助演の2部門は、いずれも受賞を逃した。助演女優賞は『ザ・ディプロマット』のアリソン・ジャネイ、助演男優賞は『TASK / タスク』のトム・ペルフリーの手に渡っている。

主演女優賞は、『ブレイキング・バッド』のヴィンス・ギリガンが手がける新作『プルリブス』のリア・シーホーンが初受賞。エミー賞18部門にノミネートされた同作で、『ベター・コール・ソウル』では届かなかった栄冠をついに手にした。ギリガン自身も同作の脚本賞を受賞している。監督賞は『窓際のスパイ』のサウル・メッツスタインに贈られた。

コメディ部門:『ウィドウズ・ベイ』が史上最多の14冠

コメディ部門を席巻したのは、Apple TVの新作『ウィドウズ・ベイ』。作品賞に加え、主演男優賞(マシュー・リス)、助演男優賞(スティーヴン・ルート)、助演女優賞(ケイト・オフリン)、監督賞(ヒロ・ムライ)、脚本賞(ケイティ・ディポルド)を独占し、先に行なわれたクリエイティブ・アーツ部門と合わせて計14冠。コメディシリーズの1シーズンとしては史上最多の受賞数となった。

コメディ部門の主演女優賞は、『Hacks(原題)』のジーン・スマートが受賞。一方、84歳にして初ノミネートと話題を集めた『シュリンキング』のハリソン・フォードは、受賞には届かなかった。

マシュー・リスが史上初、一夜で主演賞ふたつ

この夜の主役となったのがマシュー・リス。『ウィドウズ・ベイ』でコメディ部門の主演男優賞を受賞した同じ夜に、『BEAST -私のなかの獣-』でリミテッド/アンソロジー部門の主演男優賞も獲得した。過去にドラマ部門の主演男優賞も受賞しているリスは、主演3部門すべてを制した初の俳優となっている。

リミテッド部門:サリー・フィールドが19年ぶりのエミー像

リミテッド/アンソロジー部門の作品賞は『DTF St. Louis』。同作はスティーヴン・コンラッドが監督賞と脚本賞を、デヴィッド・ハーバーが助演男優賞を、リンダ・カーデリーニが助演女優賞をそれぞれ受賞し、計7冠を積み上げた。

主演女優賞は、Netflix映画『親愛なる八本脚の友だち』のサリー・フィールド。2007年以来19年ぶりのエミー像となった。

バラエティとリアリティ

バラエティ・シリーズ部門は『ザ・レイトショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』が受賞。番組の終了が決まっている最終シーズンでの戴冠となった。リアリティ競技番組部門は『トレイターズ』が制している。

バラエティ・スペシャル(ライブ)部門では、スーパーボウルのハーフタイムショーが受賞した。

クリエイティブ・アーツ部門の話題

授賞式は現地時間9月5日・6日のクリエイティブ・アーツ部門と、9月14日の本式に分かれて行なわれた。クリエイティブ・アーツでは、昨年12月に亡くなったロブ・ライナーが『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン4のゲスト出演でコメディ部門ゲスト男優賞を受賞。本人不在での受賞となった。オンカメラの演技での追贈受賞は、1995年のラウル・フリア以来となる。

配信サービス別では、ディズニープラスの配信作品が計12部門を獲得している。

主要部門 受賞一覧

以下は、テレビ芸術科学アカデミーの公式データベースと米ABC Newsが伝えた受賞一覧をもとにまとめたもの。

ドラマ部門

  • 作品賞:『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』
  • 主演男優賞:ノア・ワイル『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』
  • 主演女優賞:リア・シーホーン『プルリブス』
  • 助演男優賞:トム・ペルフリー『TASK / タスク』
  • 助演女優賞:アリソン・ジャネイ『ザ・ディプロマット』
  • 監督賞:サウル・メッツスタイン『窓際のスパイ』
  • 脚本賞:ヴィンス・ギリガン『プルリブス』

コメディ部門

  • 作品賞:『ウィドウズ・ベイ』
  • 主演男優賞:マシュー・リス『ウィドウズ・ベイ』
  • 主演女優賞:ジーン・スマート『Hacks(原題)』
  • 助演男優賞:スティーヴン・ルート『ウィドウズ・ベイ』
  • 助演女優賞:ケイト・オフリン『ウィドウズ・ベイ』
  • 監督賞:ヒロ・ムライ『ウィドウズ・ベイ』
  • 脚本賞:ケイティ・ディポルド『ウィドウズ・ベイ』

リミテッド/アンソロジー部門

  • 作品賞:『DTF St. Louis』
  • 主演男優賞:マシュー・リス『BEAST -私のなかの獣-』
  • 主演女優賞:サリー・フィールド『親愛なる八本脚の友だち』
  • 助演男優賞:デヴィッド・ハーバー『DTF St. Louis』
  • 助演女優賞:リンダ・カーデリーニ『DTF St. Louis』
  • 監督賞・脚本賞:スティーヴン・コンラッド『DTF St. Louis』

その他

  • バラエティ・シリーズ部門:『ザ・レイトショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』
  • リアリティ競技番組部門:『トレイターズ』

日本で見るには

全部門の受賞結果は、主催するテレビ芸術科学アカデミーの公式サイトで公開されている。ここでは主要部門の受賞作について、日本での配信先をまとめておきたい。そのほとんどが、すでに日本で見られる状態にある。

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』は、シーズン1・2ともにHBO Max on U-NEXTで独占配信中。シーズン2は全15話で、2026年1月から配信が始まっている。同じHBO作品の『DTF St. Louis』『TASK / タスク』もU-NEXTで視聴できる。

コメディ部門を制した『ウィドウズ・ベイ』と、リア・シーホーンに主演女優賞をもたらした『プルリブス』は、いずれもApple TVで配信中。監督賞の『窓際のスパイ』も同じくApple TVで見られる。

Netflixでは、マシュー・リスの『BEAST -私のなかの獣-』と、サリー・フィールドの『親愛なる八本脚の友だち』、そしてアリソン・ジャネイの『ザ・ディプロマット』が配信されている。

授賞式の熱が冷めないうちに、気になる1本から見始めてみるのもいいかもしれない。


参照ソース:

  • Television Academy 公式 受賞・ノミネートデータベース(https://www.televisionacademy.com/awards/nominees-winners)
  • ABC News(https://abcnews.com/GMA/Culture/emmys-2026-full-winners-list/story?id=136376340)
  • DiscussingFilm(https://discussingfilm.net/2026/09/14/emmys-2026-complete-winners-list/)
  • U-NEXT(https://www.unext.co.jp/en/press-room/thepitt2-announcement-2026-01-09)
  • Netflix『BEAST -私のなかの獣-』(https://www.netflix.com/jp/title/81427733)/Netflix『親愛なる八本脚の友だち』(https://www.netflix.com/jp/title/81911351)
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