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「ちゃんと100万円あるから」結納金として義父から預かっていた夫。20万円しか入っていない封筒を見た数日後、義両親が訪れたワケ

  • 2026.9.16
「ちゃんと100万円あるから」結納金として義父から預かっていた夫。20万円しか入っていない封筒を見た数日後、義両親が訪れたワケ

「ちゃんと預かってるから」と言われたまま

結婚が決まったとき、夫の父が結納金として100万円を用意してくれると聞いていました。

そのお金はいったん夫が受け取り、私に渡すことになっていました。

挙式や新生活の準備にもお金がかかる時期だったので、私も100万円が届くものとして予定を立てていました。

入籍のひと月ほど前、夫から言われました。

「父から100万円、ちゃんと預かってるから。近いうちに渡すね」

「うん、ありがとう」

私はそれ以上聞きませんでした。

何度もお金の話をするのも気が引けたからです。

お金を預かっている夫

ところが、一週間が過ぎても二週間が過ぎても渡されません。

挙式の支払いも近づいてきたころ、さすがに気になって聞きました。

「ねえ、前に言ってたお金なんだけど、いつ頃もらえそう?」

夫はあまり気にした様子もなく答えました。

「大丈夫だよ。100万円はちゃんと預かってるから」

「あるのは分かったんだけど、支払いもあるからさ」

「うん。近いうちに渡すよ」

それなら、と私はまた待ちました。

けれど、その次に聞いたときも同じでした。

「まだかかりそう?」

「ごめん。もうちょっとだけ待って。ちゃんと預かってるから」

聞くたびに似たような返事が返ってきます。

最初に「預かっている」と聞いてから、気づけば2か月ほどが過ぎていました。

さすがにおかしいとは思いました。

それでも私は、渡すのを後回しにしているだけだと思っていました。

封筒を開けて、何度も数え直した

その数日後、夫がようやく封筒を差し出してきました。

「遅くなってごめん。これ」

「これが、預かってたお金?」

「…うん」

いつもより歯切れの悪い返事が気になりました。

私は台所の机に座り、その場で封筒を開けました。

中のお金を数えていくうちに、手が止まりました。

もう一度、最初から数えます。

それでも同じでした。

入っていたのは約20万円しかありませんでした。

「ねえ、これ…20万円しかないんだけど」

夫はしばらく黙っていました。

「100万円預かってるって言ってたよね。残りは?」

「…ない」

一瞬、意味が分かりませんでした。

「ないって、どういうこと?」

「ちょっと人に貸してて…戻ってくると思ってたんだけど、戻ってこなくなった」

「預かってたお金を?」

「…うん。ごめん」

夫が明かした事実

私はすぐには言葉が出ませんでした。

お金が減っていたこともショックでしたが、それ以上に、2か月もの間「ちゃんと預かっている」と言われ続けていたことが頭から離れませんでした。

数日後、義父母が持ってきた封筒

数日後、義父と義母が家に来ました。

義母は座ると、白い封筒を私の前に置きました。

「これ、足りなかった分です。本当にごめんなさい」

残りの80万円でした。

私はすぐには受け取れませんでした。

「でも、お義父さんたちはもう100万円出してくれてたんですよね」

義母は少しうつむいてから答えました。

「そうだけど、あなたに渡るはずだったお金だから。このままにはできないです」

「そんな…もう一度出してもらうなんて」

「いいの。これは受け取って」

80万円渡しに来た義両親

義父はほとんど何も話しませんでした。

帰り際、玄関で夫に向かって一度だけ言いました。

「預かったものを、勝手に使ったらだめだ」

夫は下を向いたまま、小さく「うん」と答えました。

義父母が用意してくれた80万円を合わせて、ようやく約束されていた100万円がそろいました。

けれど、お金がそろったからといって、私の気持ちまで元に戻ったわけではありませんでした。

それから私は、夫が「大丈夫」「ちゃんとやってる」と言うたびに、本当にそうなのか確かめるようになりました。

数年後、私は離婚を選びました。

「もう無理です、離婚します」

そのことを義母に伝えたとき、電話の向こうで少し沈黙がありました。

「…そう。よく決めましたね」

義母は、それだけ言いました。

離婚を決意

もちろん、あの100万円だけが離婚の理由ではありません。

ただ、「100万円はちゃんと預かってる」と2か月言われ続けたあの出来事は、元夫の言葉をそのまま信じられなくなった最初のきっかけでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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