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「これ、氷多すぎない?」喫茶店で氷の量に納得しない客。だが、店長がその場で見せたもので態度が一変

  • 2026.9.14
「これ、氷多すぎない?」喫茶店で氷の量に納得しない客。だが、店長がその場で見せたもので態度が一変

受け取った手が、途中で止まった

学生のころ、駅前の喫茶店で夕方だけ働いていました。

平日のその時間はいつも混んでいて、あの日もレジの前には列ができていました。

私は注文された冷たい飲み物を作り、決められた量の氷を入れて、カウンター越しに差し出しました。

ところが、受け取ろうとした男性の手が途中で止まりました。

「ちょっと待って。これ、氷多すぎない?」

男性は容器を持ち上げ、中をのぞき込みました。

「こんなに入ってたら、飲み物がほとんど残らないじゃん」

私は戸惑いました。氷は自分の感覚で入れたわけではなく、いつもと同じ量だったからです。

氷の量に対するクレーム

「申し訳ありません。決められた量でお作りしているんですが、よろしければ氷を少なくして作り直します」

すると男性は眉を寄せました。

「いや、作り直せばいいって話じゃないんだよ。これで同じ値段なの?」

「すみません…」

「こんなの、詐欺みたいなもんじゃない?」

怒鳴ってはいませんでしたが、混んだ店内でもはっきり聞こえる声でした。

私はもう一度、できるだけ落ち着いて聞きました。

「氷を少なくして、お作り直ししましょうか?」

「だから、この量が普通なのかって聞いてるんだよ」

そこで、声が奥まで聞こえたのか、店長が出てきました。

従業員の謝罪

店長が、その場で確かめた

店長は私の隣に立つと、男性の手元を見ました。

「お待たせして申し訳ありません。氷の量についてでしょうか?」

男性は容器を少し持ち上げました。

「そう。これ、多すぎません?いつもこんなに入れるんですか」

「確認しますね」

店長はカウンターの下から、普段使っている氷用の計量カップを取り出しました。

「こちらの飲み物は、毎回これ一杯分と決めています。今お渡ししたものも同じ量です」

そう説明しながら氷を一杯すくい、新しい容器へ移してみせました。

「もし多く感じられるようでしたら、氷を少なめにして作り直すこともできます。どうされますか?」

男性は計量カップと自分の飲み物を見比べました。

少し間を置いてから、「…じゃあ、このままでいいです」と答え、そのまま飲み物を持って席へ戻っていきました。

店長の説明

店長はそれ以上何も言わず、そのままレジに入りました。

「お待たせしました。次の方、どうぞ」

止まっていた列が、ようやく動き始めました。

私がまだ少し緊張したままでいると、店長が注文の合間に小さな声で言いました。

「いつもどおり作れてたから、大丈夫だよ」

その一言で、ようやく肩の力が抜けました。

店長の優しい言葉

相手を言い負かすのではなく、決まっている量をその場で確かめてもらい、希望があれば作り直す。

学生だった私は、店長の落ち着いた対応を見て、こういう伝え方もあるのだと知りました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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