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「みんな、こっちから並んでますけど」イベントの列で割り込みを疑われた私。だが、係員に聞いて分かったこと

  • 2026.9.13
「みんな、こっちから並んでますけど」イベントの列で割り込みを疑われた私。だが、係員に聞いて分かったこと

集合場所には、二方向から人が集まっていた

休日、子どもと有料の室内遊び場へ行ったときのことです。

昼過ぎ、時間限定イベントの案内が館内放送で流れました。朝から楽しみにしていた子どもは、「始まるって!」とうれしそうに立ち上がりました。

私も荷物を持ち、案内された集合場所へ向かいます。

私たちの少し前には、一人の男性が同じ方向へ歩いていました。子どもはその男性のすぐ後ろを進み、私は少し遅れてついていきました。

集合場所へ着くと、反対側の通路からも人が次々と集まってきました。放送を聞いた人たちが、それぞれ近いほうの通路から来たようです。

私たちは男性の後ろで立ち止まりましたが、反対側から来た人たちも続き、いつの間にか一つの長い列のようになっていました。

すると後ろから、少し強い声が聞こえました。

「すみません。そこ、割り込みじゃないですか?」

振り返ると、女性が小さな子どもの手を引いて立っていました。先ほど前を歩いていた男性の連れらしく、どうやら二人とは別の通路から集合場所へ来たようです。

「えっ、私たちですか?」

「はい。割り込みですよ。こっちはずっと並んでたんですけど」

私は慌てて説明しました。

「私たちも放送を聞いて、あちらの通路からここへ来ただけなんです。途中の列に入ったわけではなくて……」

けれど女性は納得していない様子です。

「でも今、前に入りましたよね。それって割り込みじゃないですか」

同じことを言われるのは、これで三度目でした。

子どもも不安そうに私を見上げています。

「どちら側から並ぶって決まりがあるなら、確認してきますね」

私がそう言うと、女性は少し驚いた顔をしました。

「そこまでしなくても……」

係の人に聞くと、前にいた男性も振り返った

このまま言い合っても仕方ありません。私は子どもを連れて列の脇へ出て、受付にいた係の人へ声をかけました。

「すみません。向こうの通路から直接ここへ来たんですが、割り込みだと言われてしまって。並ぶ方向って決まっていましたか?」

係の人は集合場所の両側を見てから答えました。

「いえ、どちらの通路から来ていただいても大丈夫です。放送の直後なので、両側から同じくらいのタイミングで集まってしまったみたいですね」

「じゃあ、後ろに並び直したほうがいいですか?」

「いえ、そのままで大丈夫ですよ」

ほっとしていると、私たちの前にいた男性が振り返りました。

「この親子、俺のすぐ後ろから来てたよ。途中から前に入ったわけじゃない」

女性は男性を見て、少し間を置きました。

「そうだったの? 私、こっちから来たから見えてなくて……」

「たぶん、向こう側も同じタイミングだったんだろ」

男性がそう言うと、女性は私のほうを見て小さく頭を下げました。

「すみません。こっちの列が先だと思ってました」

「いえ、分かりにくかったですよね」

それ以上、言い合いになることはありませんでした。

やがて係の人が「それでは前の方からご案内します」と声をかけ、列がゆっくり動き始めました。

今回は、誰かがわざと順番を抜かしたわけではなく、二方向から同時に人が集まったことで起きた行き違いでした。

それでも、見えている場面だけで決めつける前に、一度確かめることも大切なのだと感じた出来事です。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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