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妻「またフンが付いてる」6階ベランダで毎朝3羽が井戸端会議→数日後、夫が目撃したご高齢隣人の“信じられない光景”

  • 2026.9.16
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。ベランダに干した洗濯物が汚れてしまい、洗い直しになった経験はないでしょうか。

今回は、隣の居住者による野鳥への餌やりでハトが集まり、思わぬ対策費用までかかった事例を紹介します。

7月から手すりに並ぶハトと、隣の餌やり

会社員のAさん(39歳)は、妻と保育園に通う娘の3人でマンションの6階に暮らしています。日常の洗濯物は、外のベランダに干していました。今年の7月ごろから、朝になると、手すりにハトが2〜3羽止まるようになりました。

干したばかりのシャツやタオルに白いフンが付き、床にも点々と落ちているのを見て、妻はAさんへ困ったように告げました。

「干したばかりなのに、またフンが付いてる」

掃除をしても翌朝には同じ状況が続き、洗濯物は室内干しに変えました。ある朝早く、隣のベランダの手すりにハトが集まり、隔て板(隣戸との境にある仕切り板)の向こうから、餌をまく腕が見えました。隣に住む高齢の居住者が、寄ってくるハトにパンくずをやっていたのです。

管理会社への相談と全戸へのお知らせ、それでも来続けたハト

隣に住む高齢の居住者に面と向かって言うのは気が引けて、Aさんは管理会社に電話をかけます。洗濯物がハトのフンで汚れることと、隣の餌やりについて伝えると、担当者から以下の回答がありました。

「ほかのお宅からも同じご相談をいただいています。理事会に報告して、対応を検討してもらいますね」

その後、理事会の名前でベランダでの野鳥への餌やりをやめるよう求めるお知らせが各戸に配られ、エントランスの掲示板にも貼られました。お知らせには「ベランダで野鳥に餌を与えないでください。餌を与えると数が増え、周辺の住戸がフンで汚れます」と書かれています。

お知らせが出てから、隣の餌やりは止まりました。それでもハトは、その後も数週間は朝になると手すりにやって来ます。

Aさんはまず、手すりにテグス(釣り糸)を張りました。手すりには来なくなったものの、今度は物干し竿に止まるようになります。そこでベランダの上部に防鳥ネットを付けたいと管理会社に相談したところ、外から見える物は理事会の承認が要ると言われ、Aさんは申請書を出しました。

承認が下りたのは翌月の理事会のあとでした。業者へ取り付けを依頼し、ネット代と施工費を合わせて5万円ほどかかりました。ネットを付けてからハトは来なくなり、洗濯物を外に干せるようになりました。

餌やりに気づいたときの相談先と、巣を作られる前の対策

居住者が餌やりを行っているのに気づいたら、管理員や管理会社へ相談しましょう。管理組合が注意喚起を行っても餌やりが止まらないときは、市区町村の生活衛生を担当する窓口に相談するのがおすすめです。餌やりで周辺の生活環境がひどく損なわれた場合は、動物愛護管理法にもとづいて自治体が指導や改善命令を出せます。

ベランダの手すりにハトが来はじめたら、テグスを張る対策があります。中野区の公式Webサイト等でも紹介されている方法で、野鳥が絡まないよう取り扱いには注意してください。防鳥ネットのように外から見える物を付けるときは、管理規約と使用細則を確かめ、管理会社を通じて管理組合に相談しましょう。

鳥害対策は、巣を作られる前に済ませることが重要です。卵やヒナがいる巣は、鳥獣保護管理法により捕獲や採取が原則禁止されているため、自治体の許可がなければ撤去ができなくなります。

参考:
周辺住民の生活環境に著しい被害を及ぼすハト・カラス等への給餌行為に対する対応について(大阪市)
野生動物(ハト等)にエサを与えないでください(中野区)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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