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「ここ、僕が使ってる!」砂場に入ろうとした娘を追い払う子供。だが、スマホを見続ける親に感じた本音とは

  • 2026.9.10
「ここ、僕が使ってる!」砂場に入ろうとした娘を追い払う子供。だが、スマホを見続ける親に感じた本音とは

砂場に入ろうとした娘に、強い声が飛んできた

よく晴れた休日の午後、私は娘を連れて近所の公園へ出かけました。娘は砂遊びが好きで、その日も小さなスコップとバケツを持って、真っ先に砂場へ向かいました。

砂場では、四歳くらいの男の子が一人で遊んでいました。中央付近には、おもちゃのトラックやスコップがいくつか広げられています。

娘は邪魔にならないよう少し離れた端のほうにしゃがみ、砂を掘ろうとしました。

すると男の子がこちらを見て、急に声を上げました。

「そこ、僕が使ってる!」

娘は驚いて手を止めました。男の子はさらに自分のおもちゃを寄せ集めながら、娘の前に立ちました。

「入ってこないで!」

娘は困ったように私を振り返りました。

私は娘のそばへ行き、男の子にできるだけ穏やかに声をかけました。

「ここはみんなで遊ぶ砂場だから、少しだけ一緒に使わせてもらえるかな」

しかし男の子は首を横に振り、

「やだ。ここ僕の場所だから」

と言って、また娘の前に立ちました。

少し離れたベンチでは、母親がスマホを見ていた

私は男の子の保護者らしい人がいないか、周囲を見渡しました。

すると砂場から少し離れたベンチに、一人の女性が座ってスマホを見ていました。男の子が何度かその女性のほうを振り返っていたので、おそらく母親なのだろうと思いました。

男の子の大きな声は、ベンチまで十分聞こえる距離でした。それでも女性は、スマホから顔を上げる様子がありません。

直接声をかけようか迷いましたが、そのとき娘が私の服の裾をつかみました。

「ママ、もういい」

見ると、さっきまで楽しそうだった表情がすっかり曇っています。

私はこれ以上ここにいても娘が楽しく遊べないと思い、砂場を離れることにしました。

「じゃあ、あっちのブランコに行こうか」

そう声をかけると、娘は小さくうなずきました。

砂場から離れる途中、娘が一度だけ振り返り、ぽつりと言いました。

「一緒に遊べたらよかったのにね」

「そうだね」

私はそう返しました。

結局、ベンチにいた女性がこちらを見ることはありませんでした。

子ども同士なら、遊んでいるうちに「ここを使いたい」「貸したくない」と言い合いになることもあると思います。だからこそ、近くにいる大人が少し声をかけるだけでも違ったのではないかと感じました。

娘はその後ブランコで機嫌を直しましたが、楽しみにしていた砂遊びを諦めることになったのが少し残念でした。公園を出るときまで、私はどこかすっきりしない気持ちが残っていました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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