1. トップ
  2. エンタメ
  3. 「LAにはいない」と歌った曲が、世界で7位に。アデラが自己最高記録

「LAにはいない」と歌った曲が、世界で7位に。アデラが自己最高記録

  • 2026.9.8

ロサンゼルスに憧れてスロバキアを出た22歳が、「私はLAにはいない」と歌った曲で世界のチャートを駆け上がっている。アデラのシングル「Ain’t In LA」が、Spotifyのグローバル・デイリー・チャートで7位を記録。自身初のトップ10入りとなった。(フロントロウ編集部)

デビュー作の発売から2日で、自己最高記録

アデラがデビュー・アルバム『PRIMA』(読み:プリマ)をリリースしたのは9月4日のこと。それから2日後、同作に収録されたシングル「Ain’t In LA」が、Spotifyの「Daily Top Songs Global」(9月6日付)で7位に入った。アデラがこのチャートでトップ10に到達したのは初めてで、自己最高記録の更新となる。

勢いはSpotifyだけではない。「Ain’t In LA」は米ビルボードの全米シングル・チャート「Hot 100」でも、アデラにとって自身初のチャートインを果たした楽曲だ。85位で初登場したあと、61位まで上昇している。さらにフィリピンの国内シングル・チャート「Billboard Philippines Hot 100」では1位に輝いており、支持は一つの国に閉じていない。

「LAにはいない」という自己紹介

「Ain’t In LA」は、重低音の808サウンドとグリッチーなドラム、チョップド&スクリュードされたボーカルが折り重なるポップ・トラック。ポップスターになるためにスロバキアを離れてからの目まぐるしい歩みを振り返りながら、そこで巡ってきた機会への感謝を歌う曲だ。

この曲を書くきっかけになったのは、故郷を訪れた時に見つけた母親の写真だった。ポップカルチャーのイメージで埋め尽くされた壁の前で、18歳当時の母親がポーズを取っている。

「祖父がドイツからこっそり持ち込んだポスターだったんです。それを見て、『私の母のように、夢を抱きながらも、その価値を認めてもらえない美しい女の子たちが、世の中にはたくさんいる』と思いました。この曲は母や、世界中にいる何十億人もの、きっと私よりもクールな女の子たちのために書きました」

フレッド・ジェルヴェが監督を務めたミュージック・ビデオも、ロサンゼルスではなくアデラの故郷であるスロバキア・ブラチスラバで撮影されている。タイトルの通り、この曲はLAの外側から歌われている。

アデラのデビュー・アルバム『PRIMA』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

バレエを捨てた11歳が、9月9日にツアーへ出る

アデラは幼い頃からバレエの訓練を受け、11歳でプロの道に進んだ。14歳でウィーンやロンドンの名門アカデミーへ渡ったものの、音楽への情熱を抑えきれずにバレエを離れている。のちにKATSEYEを生むオーディション『The Debut: Dream Academy』で落選したのは、その先の話だ。

アルバム『PRIMA』というタイトルにも、その経歴が刻まれている。「『PRIMA』には『最初』という意味があって、デビュー作にはまさにぴったりなものです。プリマ・バレリーナと言えば、そのバレエ団のトップ、つまり最高のバレリーナのこと。私はポップ界のプリマ・バレリーナになることを目指していて、これはその夢を叶えるための第一歩なのです」と、本人は語っている。

9月9日からは、自身初のヘッドライン・ツアー「The Red Bottoms Tour」がスタートする。チケットは発売から数分でソールドアウトし、デトロイト、トロント、ニューヨーク、ナッシュヴィル、アトランタ、シアトル、ロサンゼルス、メキシコなど北米各地を回る。2027年に予定されているヨーロッパ/UKツアーも、すでに完売済みだ。

LAにはいないと歌った曲を持って、彼女はそのLAにも立つ。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ