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アーカイブは残らない。アヴィーチー37回目の誕生日、55分だけの配信

  • 2026.9.8

9月8日、アヴィーチーが37回目の誕生日を迎える。その日の夜21時から、YouTubeで約55分の特別番組が配信される。見逃してもあとから追える配信ではない。流れるのは、彼が日本のステージで鳴らしていた曲だ。(フロントロウ編集部)

21時から、55分だけ

「Wake Me Up」「Levels」「Waiting For Love」。ダンスミュージックの枠を軽々と越えて世界中に広がっていった曲を残したアヴィーチーの誕生日を記念して、9月8日21時からYouTubeで特別番組が配信される。長さは約55分。

この配信には、あらかじめ断りが二つ添えられている。ひとつは、アーカイブが残らないこと。もうひとつは、アーティスト本人の出演がないこと。

二つ目のほうは、当然といえば当然だ。アヴィーチーは2018年4月20日、滞在先のオマーンで28歳の生涯を閉じている。2016年に健康状態の悪化を理由にツアー活動からの引退を発表していたことも、のちに広く知られるところとなった。あれから8年が過ぎてなお、彼の誕生日には世界のどこかでイベントが立ち上がる。

アヴィーチーのアーティスト写真
Photo: Mark Seliger/画像提供:ユニバーサル ミュージック

選ばれたのは、日本で鳴らした曲

番組で流れるのは、アヴィーチーがジャパン・ツアーで披露した楽曲が中心になる。そこに、キャリアを彩ってきた人気曲のライブ映像やミュージック・ビデオが厳選されて並ぶ構成だ。

つまりこれは、代表曲を順番に並べただけのメモリアル映像ではない。彼が実際に日本の会場で鳴らしていたセットを軸に組み直されている。当時フロアにいた人にとっては記憶をなぞる55分になり、ライブを体験する機会がなかった人にとっては、彼が生きて演奏していた時間に初めて触れる55分になる。

配信中はチャット欄も開放される。ジャパン・ツアーの思い出、いちばん好きな曲、あるいは誕生日へのメッセージ。書き込みながら、ファン同士がリアルタイムで言葉を交わせるようになっている。アーカイブを残さないという設計は、この“同じ時間に集まる”という部分をわざわざ残したかったからだろう。

ベスト盤は日本盤だけ22曲

アヴィーチーの音源は、日本ではベスト・アルバム『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』(原題:Avicii Forever)にまとまっている。2025年5月16日に発売されたもので、新曲1曲を含む内容だ。

アヴィーチー『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

日本盤は全22曲収録で、うち2曲は日本盤のみのボーナス・トラック(日本初CD化)。ロゴ・ステッカー、ミニ・ポスター、解説・歌詞・対訳が封入されており、価格は3,300円(税込)となっている。

配信は9月8日(火)21時から。アーカイブがない以上、その時間に立ち会うかどうかで、見られるかどうかが決まる。

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