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別部署の男性に行動を知られていた会社員。「たまたま見かけて」その一言に違和感を覚えた理由

  • 2026.9.7

誰にも話していない残業のことを、知っていた

三年ほど前、当時勤めていた会社に、別の部署で働く少し年上の男性がいました。

仕事で直接関わることはありません。

休憩室で顔を合わせたときに、天気や仕事の忙しさについて少し話す程度の間柄でした。

ある日、仕事が長引き、私はいつもよりかなり遅い時間に会社を出ました。

翌日の休憩時間、その男性と顔を合わせると、何気ない調子でこう言われました。

「昨日、帰るの遅かったね」

私は少し驚きました。

会社の出入口は一つだったので、たまたま私が帰るところを見かけたのかもしれません。

そのときは、それ以上深く考えませんでした。

ところが、それから似たことが何度か続くようになったのです。

「今日は電車で帰るんだろ」

「今日は昼、外に出なかったね」

一つひとつを考えれば、社内で偶然見かけただけとも思えます。

ただ、自分から話していない行動について何度も触れられるうち、私は少しずつ気になるようになりました。

いつもと違う改札でも、声をかけられた

決定的に違和感を覚えたのは、会社の近くでいつも買っていたコーヒーの銘柄を変えたときでした。

休憩室で、その男性から言われました。

「コーヒー、変えたよね」

そのことも、誰かに話した覚えはありません。

偶然目に入っただけかもしれない。そう考えようとしましたが、それまでのことを思い返すと、何となく落ち着かなくなりました。

さらにその週、帰りの駅で改札を通ったところ、その男性から声をかけられました。

「たまたま見かけて」

その日は、普段とは時間も経路も違っていました。いつも利用している駅や改札でもありませんでした。

もちろん、本当に偶然だった可能性もあります。

それでも、その後も週に一、二度ほど帰りの改札付近で会うようになりました。

「家どの辺?一緒に帰ろうか?」

そう聞かれたとき、私は曖昧に笑って断りました。

帰りが遅かったこと。昼休みに外へ出なかったこと。買う飲み物を変えたこと。

一つだけなら気にしなかったと思います。けれど小さなことが重なるほど、「どうして知っているんだろう」という疑問が大きくなっていきました。

私の行動を変えることにした

誰かに相談するほどのことなのか、自分でも判断できませんでした。

直接触れられたり、強く引き止められたりしたことはありません。

そこで私は、昼休みの時間を少しずらし、帰る時間や道もできる範囲で変えるようにしました。

すると数日後、休憩室で男性から言われました。

「最近、避けてる?」

思わず言葉に詰まりました。

「いや、そんなことないですよ」

それだけ答えて、話を終わらせました。

その後、私が異動してからは顔を合わせる機会もほとんどなくなり、いつの間にか改札で会うこともなくなりました。

相手がどういうつもりだったのかは、今も分かりません。休憩室で話しているときは、ごく普通の人でした。

それでも今でも、ときどき改札を通ったあとに後ろを振り返ってしまうことがあります。

あの人が、なぜ私の行動をあれほど知っていたのか。その答えだけは、今も分からないままです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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