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スパイスが効いた一杯を、昼飲みの開放感で。正午から17時まで営業する京都〈コンカ〉

  • 2026.9.6
京都〈コンカ〉四川青花椒ジンサワー、手羽中からあげ韮花油淋、苺・春菊・大原黄人参のヤム

鴨川デルタから北上する高野川沿い。一面のガラスの向こうに景色が広がる、圧倒的な開放感。昼飲みにふさわしい場所は、これ以上ないと思わせるほどのロケーション。

黒板を眺めれば、苺(いちご)・春菊・大原黄人参のヤムに羊と京菜の花の手ごね水餃子、トムヤム海鮮レンコン焼売(しゅうまい)……。味の想像がつくようでつかない絶妙なひねりのある料理名に、期待は高まる。

京都〈コンカ〉店内キッチン
焼売のための蒸籠(せいろ)がずらりと並ぶキッチンの小窓。中本さん一人で店を切り盛りする。

合わせる酒もまた、四川青花椒のジンサワーに愛媛〈天神村醸造所〉の碧原スパイスドラム、岐阜〈辰巳蒸留所〉のジンやアブサンと、一筋縄ではいかない顔ぶれ。ここには店主・中本はるさんの“好き”がぎゅっと凝縮する。

「子供も大人も一緒に楽しめる場所があれば嬉しい」。そう語る中本さん自身、小学生の母でもある。かつてクラフトビール店で働き、子供が生まれてからは酒場を兼ねるカフェが行きつけとなっていた。そんな彼女が満を持して開いたのが〈コンカ〉である。

京都〈コンカ〉カルダモン杏仁豆腐
カルダモン杏仁豆腐550円は相性の良い碧原スパイスドラム1,000円をストレートで。

オープンするのは正午から17時まで。息子の帰宅時間に合わせて決めた営業時間は、人生のプライオリティそのもの。メニューにある「こどもジュース」には(親と一緒なら)子供も歓迎というメッセージがさりげなく込められている。

「酒好きが作る料理だから、脈絡はないけど」と中本さんは笑うものの、運ばれてくる瞬間に立ち上る香りは、そのセンスをしっかりと物語る。スパイスやハーブが重なり合う料理や酒は、日々の生活に心地よいアクセントを加える〈コンカ〉という場そのものとリンクするようだ。

京都〈コンカ〉四川青花椒ジンサワー、手羽中からあげ韮花油淋、苺・春菊・大原黄人参のヤム
左から、苺・春菊・大原黄人参のヤム825円、手羽中からあげ韮花油淋(ニラ花発酵醬の香味ソース)858円、甘くない食中酒で料理との相性も良い四川青花椒ジンサワー935円。

Information

コンカ

住所:京都府京都市左京区高野西開町15 1F|地図
TEL:なし
営:12時〜17時(16時LO)
休:金曜、不定休。詳細はInstagramで。

2024年9月オープン。スパイスを漬け込んだオリジナリティの高いサワーは数種類が用意されている。

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