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“滞在する”から“住まう”へ。「MUWA NISEKO」で見つける、グリーンシーズンの豊かな時間

  • 2026.9.5
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冬になれば、世界中からスキーヤーやエグゼクティブが集まり、一気に華やかな空気をまとう北海道ニセコエリア。世界屈指のパウダースノー、ラグジュアリーホテル、夜ごと賑わうレストランやバー。いまやニセコの冬は、単なるスキーリゾートという枠を超え、世界を行き交う人々が集うひとつのソサエティとして親しまれています。

けれど、この土地をよく知る人たちに「好きな季節」を尋ねると、意外なほど多く返ってくるのが“夏”という答えです。雪に覆われていた山は深い緑へと変わり、空は高く、空気は爽やか。人の流れも少し穏やかになり、ニセコという土地が持つ本来のスケールや豊かさが、より近く感じられるようになります。ここでは、「MUWA NISEKO」を拠点に住むように滞在することで体感できる、グリーンシーズンの楽しみ方についてご紹介していきます。

世界を行き来する人々が、長期滞在の拠点に選ぶ「MUWA NISEKO」

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2023年12月に開業した「MUWA NISEKO」は、グラン・ヒラフの高台に位置するラグジュアリーウェルネスリゾート。全113室のホテルコンドミニアムとして開発され、客室の一室一室をレジデンスとして所有することができます。

冬にはスキーイン・スキーアウトという圧倒的な利便性を誇りますが、夏にはゴルフ、ハイキング、釣り、サイクリング、ラフティングなど、冬とは異なる自然との関わり方を体験できるのも魅力です。

自分自身に戻るための“余白”という概念

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“MUWA”というブランドが大切にしているのは、自分らしく過ごすための場所であること。その思想は、建築やインテリアにも細やかに表現されています。ブランドロゴにも、人と自然、人と人との間にある心地良い“余白”という考えが込められているといいます。

建築を手掛けたのは日建設計。木や石など自然を感じさせる素材を生かし、日本の伝統的な住空間の感覚を現代的に再解釈しています。一見するとインターナショナルなラグジュアリーリゾートですが、館内を歩いていると、随所に日本らしい静けさや温もりが感じられるのが特徴です。

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中でも象徴的なのが、ロビーから自然を大きく切り取る一枚ガラスです。景色を遮る線をできるだけなくし、ニセコの自然そのものを建築の一部として取り込むために特注されたもの。その向こうには楓やもみじが植えられ、夏の緑から秋の紅葉、そして一面が雪で覆われる冬まで、季節の移ろいそのものがひとつの作品のように映し出されます。

ホテルが自然を演出するのではなく、自然のほうが空間を完成させていく。その感覚こそ、「MUWA NISEKO」の魅力なのです。

113通りの暮らしを提案する全37タイプのデザイン

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全113室の客室は、細かく分けると約37タイプ。建物自体の特徴的なフォルムを生かして設計されているため、同じカテゴリーであっても間取りや窓の位置、景色の見え方などが異なります。画一的なホテルルームではなく、それぞれがひとつの住まいのような個性を持っているのが特徴です。

多くの客室にはキッチンやランドリー設備が整い、1週間、2週間と暮らすように滞在することも想定されています。ベッドルームごとにバスルームを備えたプランもあり、家族や友人と長く過ごしながら、それぞれのプライバシーを保てることも魅力です。

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北海道・東川町の家具ブランド「TIME & STYLE」が手掛けるオリジナル家具など、日本のものづくりを取り入れているのも特徴です。中庭の楓から着想した椅子など、この場所のためにつくられたものもあります。

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最上階のペントハウスでは、建物の屋根のフォルムをそのまま生かしたデザインの天井と、大きな窓の先に広がるニセコの風景が圧倒的な開放感を生み出します。周囲に視界を遮る高層建築が少なく、客室によっては羊蹄山まで望むことができます。冬には目の前を滑り降りていくスキーヤーを眺め、夏には一面の緑と空を独占する。季節によってまったく異なる別荘に帰ってきたような感覚になれるのも、支持される理由のひとつです。

「泊まる」ではなく、ニセコに自分のアドレスを持つという感覚

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「MUWA NISEKO」を語るうえで欠かせないのが、分譲型のホテルレジデンスであるということ。ホテルに宿泊するだけでなく、自分が気に入った一室を所有し、ニセコで過ごす際には自邸として使う。そして自分が使用しない期間には、ホテル客室として運用することができます。

オーナーは、夏と冬の各シーズンに2週間ずつ優先的に滞在できます。必要なときには自分の家へ戻るように訪れ、不在の間もホテルとして空間が生かされていく。その合理性も、複数の拠点を行き来する人々を惹きつける理由です。

実際、オーナーには企業経営者も多く、日本では法人名義で所有するケースもあるそうです。また、シンガポールや香港など、複数の都市を行き来する人々にとって、ニセコに自分の拠点を持つことは、ライフスタイルを象徴する選択にもなっています。

冬になれば、世界中からスキーを愛する人々がニセコへ戻ってきます。ビジネスパーソンや起業家が毎年同じ季節に集まり、食事やスキーをともにし、そこから新たな繋がりが生まれることもあるといいます。

リゾートに不動産を所有することは、単に資産を持つことではありません。その場所に流れる時間や、そこに集まる人々のコミュニティの一員になることでもあるのです。「MUWA NISEKO」が提供するのは、一室の所有権だけではなく、ニセコという世界に繋がる“自分の居場所”なのかもしれません。

自然と一体化する温泉で、自分を整える

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「MUWA NISEKO」がグリーンシーズンに力を入れているテーマのひとつが、ウェルネスです。アイコンとして親しまれているのが、自然との一体感を味わうインフィニティ温泉。趣の異なるふたつの貸切温泉を備え、それぞれ70分の予約制。宿泊者だけでなく、ビジターも利用できます。羊蹄山を望む開放的な眺めも、この温泉ならではの魅力です。

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お茶と温泉を組み合わせた体験も用意。事前に好みのお茶を選び、湯に浸かりながら楽しむことができ、スタッフが滞在を邪魔しないよう、お茶を受け取るための小窓が設けられています。目の前に羊蹄山を望む絶景のなか静かに内省する時間こそが、自分自身を整え、心に安らぎを灯してくれるのです。

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館内には、60分、90分のマッサージを提供するスパエリアや、大浴場も完備。客室で身体を動かしたいというゲストに対しては、ヨガマットやダンベルなどのレンタルサービスも提供しているほか、希望に応じてヨガインストラクターの手配なども相談できます。

枕も、ゲストから寄せられた声をもとに複数の硬さや高さを揃えるよう、サービスの幅も広げています。完成されたサービスを一方的に提供するというより、実際にここで暮らす人の声を聞きながら、少しずつ住み心地を高めていく。その姿勢は、ホテルであると同時にレジデンスでもある同施設らしいものです。

北海道を味わい、土地との関係を深める

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館内のレストランでは、季節ごとに料理を変えながら、旬の野菜や北海道の食材を取り入れています。シグネチャーのひとつであるレストラン「日山」のすき焼きでは、肉の個性や火入れとの相性まで考慮して素材を選び、卵との組み合わせまで含めてひとつの味をつくり上げています。お酒のラインナップにも北海道の個性が表れます。道産ワイン、日本酒、ビール、ジンなど、土地の風土を感じられる選択肢が揃います。

さらにホテルの外へ出れば、ゴルフ場やニセコ蒸溜所、NIKI Hills Wineryなど、目的に合わせたアクティビティが点在。旅先で土地の名産を“消費する”のではなく、お気に入りのつくり手や店を見つけて通い、行きつけにする。所有する場所があるからこそ、土地との関係も深まるというわけです。

コンシェルジュに聞く、グリーンシーズンの楽しみ方

「北海道に残りたいと思った理由は、夏でした」。そう語るのは、「MUWA NISEKO」のコンシェルジュマネジャー、アドルジャン・アンドレアスさん。冬にはシーズンパスでゲレンデへ出るほどスキーを愛する彼が、ニセコで暮らす決め手として挙げるのは、意外にもグリーンシーズンの魅力です。

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<Profile>
Andreas Adorjan(アドルジャン・アンドレアス)/「MUWA NISEKO」のコンシェルジュマネジャー

日本をはじめ、インドネシア、中東、インド洋地域の世界的なホスピタリティブランドで経験を重ねる。「ウエスティンホテル横浜」でチーフコンシェルジュ兼ロビーマネジャー、「ソフィテル バリ ヌサドゥア ビーチ リゾート」でチーフコンシェルジュを歴任。2025年に「MUWA NISEKO」のコンシェルジュマネジャーに就任。

――実際に暮らしてみて感じるグリーンシーズンの魅力について教えてください。

冬には“目的”がはっきりしています。多くのゲストがパウダースノーを求め、朝からゲレンデへ向かいます。一方、夏には一日の過ごし方に余白があります。朝の涼しい空気のなかを歩き、ゴルフへ出かけ、午後には温泉へ。ある日は山へ入り、ある日は何も予定を入れず、部屋で過ごす… その自由さこそ、グリーンシーズンの贅沢なのです。

――どんな目的で訪れる方が多いのでしょうか。

夏は日本のお客様が多く、東京や札幌からいらっしゃる方が目立ちます。最近では韓国などからゴルフを目的に訪れるお客様も増えています。海外ではプレー費が高額になる地域もあるなか、北海道の雄大な景色と爽やかな気候でゴルフを楽しめることは、アジアのゲストにとっても魅力的です。冬とは違う北海道のラグジュアリートラベルが、少しずつ形になり始めていると感じますね。

――ゲストに最高の体験を提供するために大切にしていることはありますか?

ホテルの枠を越えたコンシェルジュ同士、そして地域の事業者とのネットワークづくりを大切にしています。日頃から顔の見える関係を築いておくことで、突然のご要望にも柔軟に対応できます。予約の難しいレストランをはじめ、お客様の希望に沿った体験をご用意することが、信頼に繋がっていくと考えています。

――これまでに滞在されたゲストの過ごし方で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

印象深いのは、やはりロングステイのお客様ですね。1カ月以上滞在されたご夫婦は、まさに自宅のように滞在されていました。毎朝、ご主人が奥様をヨガやピラティスのスタジオへ送り、ご自身はジムへ行ったりゴルフをしたりする。東京ではなかなかできない、時間に余裕のある生活をここで楽しまれていました。

毎日レストランへ出かけるのではなく、ときには客室のキッチンで料理をして、たまには外食もする。「ホテルに泊まる」というより、本当に「ニセコに暮らしている」ような滞在でした。

――いわば、別荘や第2の拠点のような使い方ですね。

そうですね。予定を詰め込んで過ごす旅とはまったく違います。朝起きて、その日の天気や気分で何をするかを決める。ゴルフへ行く日もあれば、何もしない日もある。長く滞在するからこそ生まれる余白があります。私にとっては、それもひとつの“ラグジュアリー”の在り方だと思いますし、皆さんそういった時間を求めていらっしゃるのではないでしょうか。

ニセコは世界を知る人が、また戻ってくる場所に

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冬のニセコが、世界中から人が集まる華やかなソサエティだとすれば、夏はその土地をもっと私的なものとして味わえる季節です。

ホテルのゲストとして訪れ、やがて長く滞在するようになり、いつしか「ここに自分の場所があったら」と思い始める。旅先に不動産を所有するというより、心地良い季節が来るたびに帰りたくなる場所を持つ。「MUWA NISEKO」が提示するラグジュアリーは、そんな“所有する豊かさ”なのかもしれません。

華やかな冬だけではなく、土地が本来の呼吸を取り戻す季節を知ること。そこに滞在を重ね、季節が巡るたびに帰りたくなる自分の場所を持つこと。「MUWA NISEKO」で過ごす夏は、旅の先にある、もうひとつの豊かさを教えてくれるのです。

問い合わせ先
「MUWA NISEKO」
所在地/北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条 3-10-1
料金/[夏季]1泊1名¥34,000〜、[冬季]1泊1名¥95,000〜
TEL/0136-23-0955
URL/www.muwaniseko.com

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