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『バックルームズ』の続編はどうなる?監督が明かす、今後の展望

  • 2026.9.4

全世界で社会現象を巻き起こすほどのヒットを記録し、9月4日よりいよいよ日本でも公開となったA24発の異色ホラー『バックルームズ』。本作がもたらす無限の恐怖が、今後さらに掘り下げられることになりそうだ――。

2019年、匿名掲示板「4chan」に投稿された1枚の画像をもとに始まったスレッドにインスパイアされ、2022年にYouTubeで短編シリーズ『The Backrooms』を生み出した2005年生まれのケイン・パーソンズは、今回の映画版でもメガホンをとることとなり、A24史上最年少の監督となった(本作の撮影当時はなんと19歳!)。

ドラマ『ホームランド』や『ウエストワールド』に参加してきたウィル・スーディクが脚本を手がけ、『ソウ』や『死霊館』シリーズで知られるジェームズ・ワンがプロデュースしたこの映画は、しがない家具店オーナーのクラーク(キウェテル・イジョフォー)と、彼のセラピストであるメアリー・クライン博士(レナーテ・レインスヴェ)が、クラークの店の地下に隠された恐ろしい異空間を探索するというストーリー。

“リミナルスペース”の世界観をさらに発展させ、CGで構築されたもともとのウェブシリーズの不穏なムードを、より大きなスケールと精緻で不気味なディテールで、スクリーン向けに見事に昇華してみせているのが特徴だ。

© 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

興行収入もすさまじく、全米では公開初週末に8,100万ドル(約129億円)を叩き出し、A24作品として最大のオープニングを飾った。また、イギリスとアイルランドでは430万ポンド(約9億円)を稼ぎ、オリジナルのホラー映画としては記録的なスタートを切っている。

そんな記録破りの本作だが、パーソンズ監督のリミナルスペースの世界を映画館で観られるのは、これが最後の機会になるのかどうかが気になっている人は、安心(というより、さらに不安?)して大丈夫。

映画の結末が曖昧で余韻を残すものだったことからも想像できるように、監督は『バックルームズ』の世界にはまだ続きがあることをほのめかしている。ただし彼は、「YouTubeも置き去りにはしたくない」ようだ。

ケイン・パーソンズ監督(中央)と、主演のキウェテル・イジョフォー(左)&レナーテ・レインスヴェ(右) Amanda Edwards / Getty Images

「YouTubeでの仕事はとても楽しんでいますし、この映画で成し遂げたことに見合うかたちで、クリエイティブな充実感を得ています。YouTubeや、より自由なインターネット上のマルチメディアという器の外では、決して実現できないプロジェクトがたくさんあるので、個人的にはそこに大きな意義があると思っています」と、パーソンズ監督は『ヴァラエティ』誌に語っている。

「ですから、自分をひとつの場所に限定するつもりはありません。ただ、今はこの映画を取り巻いている勢いやポジティブな空気をいかせる、いい流れが生まれている。そういうことなのだと思います」

監督はまた、映画『バックルームズ』は「一本の映画の枠に収まるものではなく、最初からシリーズとして構想されてきた」とも語っており、さらにこう続けている。

「どちらかというと、これは扉を開けた第一歩。ずっとオンラインで構築してきた物語の真の核心へと進んでいくための足がかりなのです。ただし、間口を広く保ち、ここから入ってもらえるようなバージョンにしています」

© 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

続編がどんな形式で、どのメディアで展開されるのかについては口を閉ざしたままのパーソンズ監督だが、こう明言もしている。

「契約もありますし、私自身の関与も契約上確保されています。ですから、『バックルームズ』は絶対にこれで終わりではありません」

「今まさに取り組んでいる非常に具体的なプロジェクトがあり、進行中のことを早くお話しできるようになりたいのですが、現時点ではまだ秘密のベールに包まれているということにしておきます」

果たして次回作はどんなストーリーになるのか、いつ観られるのか……続報を待ちたい!

From Digital Spy

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