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電車のベビーカー優先スペースを陣取る男性2人に「少し空けていただけますか」とお願いした私→すると2人の反応は

  • 2026.9.3

2歳と1歳の年子を乗せた2人乗りベビーカーで電車を利用したときのこと。周囲の邪魔にならないようベビーカー優先スペースのある車両を選んだものの、そこには男性2人が立っていました。「少し空けていただけますか?」と丁寧にお願いしてみました。

「少しスペースを…」2人組の男性にお願いすると

車内が混雑してもできるだけ周囲の邪魔にならないよう、あらかじめベビーカー優先スペースのある車両を調べて乗車しました。

しかし、本来ベビーカーが優先されるはずのそのスペースに向かうと、40代ほどのスーツを着た男性2人組がふさぐように立ち、楽しそうにおしゃべりをしていました。ベビーカーで近づいても退いてくれる様子がなかったため、私は「すみません、少しスペースを空けていただけますか?」と丁寧に声をかけました。

ところが、彼らはこちらを一瞥しただけで何事もなかったかのように会話を再開したのです。

同じ空間で過ごすうちに聞こえてきた会話の端々からは、彼らにも家庭があり、子どもがいる様子がうかがえ、余計に困惑してしまいました。同じように子育てをする立場なのにと、やるせない気持ちでいっぱいになったのです。

結局その日は、優先スペースを譲ってもらえず、通路の隅で周囲に気をつかいながら目的の駅まで過ごすことになりました。

周囲に迷惑をかけないようにと車両まで調べて向かった場所で、まるで無理を言っているかのように感じてしまい、そのときは悲しさとモヤモヤした思いが残りました。それでも、お互いがほんの少し相手の立場を想像できれば、みんながもっと気持ちよく電車を利用できるはずです。あの日の出来事があったからこそ、私自身も、周りにそっと目を向けられる人でありたいと思うようになりました。

◇ ◇ ◇


子ども連れに限らず、電車の中では、外からはわからない事情を抱えている人もいます。自分にとっては「少しくらい」と思えることでも、誰かにとっては切実に必要な場所や配慮であることも。ほんの少し周囲を見たり、相手の立場を想像したりするだけで、避けられるつらさもあるのではないでしょうか。誰もが安心して公共の場を利用するために、互いに少しずつ譲り合える社会であってほしいものですね。

著者:大和凪沙/20代女性/年中、年少の女の子2人を育てるシングルマザー。フルタイム正社員

イラスト:きりぷち

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

ベビーカレンダー編集部

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