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「ママ、さみしい」の一言で決断。キャリアを捨てず自分らしく働く「学び直し」とは?

  • 2026.9.2

「子育てをしながら新しい学びを得たい」
「家族との時間を大切にしながら、自分らしく働き続けたい」
そう思いながらも、日々の慌ただしさに追われ、一歩を踏み出せずにいませんか?
約15年間エステティシャン・セラピストとして活動してきた伊藤ありささんも、三男出産後に子どもから掛けられた「ママとの時間が足りない」という言葉をきっかけに、自身の働き方を見つめ直した一人です。
忙しい育児中でも諦めないスキマ時間での学び方や、資格を「ただ取るだけ」で終わらせず自分らしいキャリアに活かすための思考法について、伊藤さんのリアルな実体験とともにお伝えします。

記事のポイント:
・「どう働きたいか」を先に決めることが重要(資格を取ること自体をゴールにしない)
・自分の経験を棚卸ししてみる(仕事の知識に加え、子育てで培った柔軟性や段取り力も大切なスキル)
・スキマ時間を活かして無理なく続ける(完璧を目指さず、10〜15分の積み重ねを意識する)

働き方を見直すきっかけ。子どもからの「さみしい」の一言で気づいた自分の理想

「子育てをしながらでも、新しいことを学びたい」
「今の働き方を見直したい」
「これまでの経験を活かしながら、仕事の幅を広げたい」
子育てをしていると、そんな思いを抱くことがあります。
一方で、仕事・家事・育児に追われる毎日の中で、
「勉強する時間なんて取れない」
「今から新しいことを学んでも遅いのでは?」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
私自身、約15年間、エステティシャン・セラピストとして仕事を続けてきました。
そんな私が働き方を見直すきっかけになったのは、三男の出産後、上の子どもたちから「ママとの時間が足りない」「さみしい」と言われたことでした。

「過去を捨てる」のではなく「今の経験に学びを足す」という発想

「仕事は好き。でも、子どもたちとの時間も大切にしたい」
これまで積み重ねてきた経験を手放すのではなく、家族との時間も大切にしながら、これからの仕事をつくっていきたい。そう考えるようになりました。
同時に、産後の自分自身の身体の変化もあり、ヨガに興味を持つようになりました。
約15年間続けてきた仕事があるからこそ、ヨガを学ぶことは「これまでを捨てて、新しいことを始める」ことではありませんでした。
自分自身の身体と向き合うこと。
子どもたちとの時間を大切にすること。
サロンに通ってくださっているお客様にも、学んだことを活かして新しい形で身体や心に寄り添うこと。
「子どものため」だけでも「自分のため」だけでもない。
これまでの経験に新しい学びを加えることで、自分にも、子どもたちにも、お客様にも還元できる。
そう考えたことが、学びを続ける原動力になりました。
そして、学びを実践する中で、子どもたちと触れ合う時間そのものが仕事になり、その仕事が子どもたちの身体の発達や心の成長を支えることにもつながっていきました。
その経験から生まれた活動の一つが、親子で身体を動かし、触れ合いながら楽しむ「Baby&Kidsヨガリフレ」です。

資格選びで最も大切なこと――「何を取るか」より「どう働きたいか」

資格を探すとき、「人気の資格」「収入につながる資格」「将来性のある資格」などを調べる方も多いと思います。
もちろん情報収集は大切ですが、最初に考えてほしいのは「何の資格を取るか」ではなく、「私はこれから、どんな働き方をしたいのか?」ということです。
・子どもの行事や体調に合わせて働きたい。
・家族との時間を大切にしながら仕事を続けたい。
・今の仕事に新しいスキルを加えたい。
・副業から少しずつ始めたい。
・自分の経験を誰かの役に立てたい。
理想の働き方は人それぞれです。
働き方のイメージが決まれば、そのために必要な学びも見つけやすくなります。

子育て経験も立派なスキル!自分の「経験の棚卸し」から始めよう

私には特別なスキルも経験もないと悩む方も多いと思います。
ですが、自分では気づかない経験が、スキルにつながっていることもあります。
学びを選ぶ前に、自分自身の経験を棚卸ししてみることもおすすめです。
これまでの仕事で身につけた知識や技術だけでなく、子育てを通して身についた力にも目を向けてみましょう。
・限られた時間の中で物事を進める段取り力
・予定変更に対応する柔軟性
・子どもの小さな変化に気づく観察力
・家族や周囲と調整するコミュニケーション力。
こうした力も、立派なスキルです。
私自身も、子育てをしながら学ぶことで、時間の使い方や優先順位を考える力が身につきました。
子育てをしたからこそ分かる身体や心の変化、ママが抱える悩みも、現在の仕事に活かされています。
「資格を取って新しい自分になる」のではなく、「これまでの経験に新しい学びを掛け合わせる」。
この視点を持つと、自分に合った学びが見つかりやすくなります。

「資格」×「これまでの経験」×「実践」の掛け算がカギ

資格を取ったからといって、必ず転職や収入アップにつながるわけではありません。
資格は、知識や技術を身につけたり、仕事の選択肢を広げたりするための手段の一つです。
大切なのは、「資格+これまでの経験+実践」をどう組み合わせるか。
・学んだ知識や技術をどんな仕事で使えるのか
・現在の仕事と組み合わせられるのか
・副業や小さな活動として始められるのか
・誰の役に立てるのか

「学んだら何をしたいのか」を先に考えておくことが重要です。
私自身も、ヨガを学んだからといって、すぐに今の仕事の形が完成したわけではありません。
学んだことを試し、仕事に取り入れ、そこで得た経験からまた必要なことを学ぶ。
その繰り返しで、少しずつ仕事の幅を広げてきました。

忙しくても無理なく続けられる「スキマ時間」の学び方

子育て中は、予定通りにいかないことが当たり前です。
子どもの体調や学校行事などで、勉強できない日もあります。
私自身も、子どもたちがいる中で学んできたからこそ、完璧な計画よりも「中断しても再開できる仕組み」が大切だと感じています。
10分、15分でも学ぶ。
家事をしながら講義を聞く。
通勤電車での移動中や入浴中でもいいかもしれません。
毎日1時間を続けることよりも、スキマ時間を探して無理なく続けられる方法を見つけること。
これが、子育てや介護、仕事など、忙しい中での学びには重要です。

まとめ:子どもがいる「今」だからこそ見つかる、自分らしい働き方への一歩

子育てをしていると、「今は子ども優先だから、自分のキャリアは後回し」と考えてしまうことがあります。
でも、子育てをしている今だからこそ得られる経験もあります。
私自身、三男の出産後に子どもたちから「ママとの時間が足りない」と言われたことが、働き方を見直すきっかけになりました。
そして、自分自身の身体と向き合うことから始めた学びが、仕事になり、子どもたちと触れ合う時間になり、さらに子どもたちの発達を支える仕事へとつながっていきました。
最初からすべてを計画していたわけではありません。
その時々で必要だと思ったことを学び、実践し、少しずつ方向を修正してきた結果です。
だからこそ、学び直しを考えている方には、資格を取ることだけをゴールにしてほしくありません。
仕事があったり、子育てや介護に追われていると、資格を取ることはとても大変です。
「その学びを通して、どんな働き方をしたいのか」
「これまでの経験と組み合わせたら、何ができるのか」
「誰の役に立ちたいのか」
この3つを考えてみてください。

「子どもがいるから、今は何もできない」のではなく、「子どもがいる今だからこそ、見つけられる学びもある」。
今までのキャリアを捨てる必要もありません。
新しい学びを一つ加えることで、今まで見えていなかった働き方が見えてくることがあります。
まずは小さな一歩から。
その一歩が、数年後の「自分らしい働き方」につながっていくかもしれません。

執筆者


伊藤ありさ
3児の母・Esthoga™college主宰

約15年、エステティシャン・セラピストとして活動。
現在も自宅サロンを運営しながら、ヨガリフレ講師として、ヨガとふれあいを通じて、ママと子どもの心身の健康を支える活動を行っている。
自身も子育てをしながら学び、資格や経験を仕事につなげてきた実体験をもとに、女性の学びと自分らしい働き方をサポートしている。

Esthoga™college
https://esthoga.hp.peraichi.com/

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