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「収穫祭」がはじまったよ!エゾリスが房ごとごっそり、抱えているのは?【写真3枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.9.1

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年8月24日〜8月28日ピックアップ分・前編)

「クルミ収穫祭」がはじまったよ!

Sitakke
撮影:@akai_suisei_penさん

まだまだ暑い日が続いていますが、森では「クルミの大収穫シーズン」が始まったようです。
エゾリスちゃんが抱えているのは、まだ青いオニグルミ、しかも房ごとごっそり!
おそらくこのあと、ひとつずつ運んでは、冬の食料として土の中に埋めていくのでしょう。

ところでこの青いオニグルミ、私たちがよく見る硬い殻のクルミは、まだ緑色の果肉に包まれています。
昔から、青いクルミを土の中に埋めておく方法があり、2〜3週間ほどすると外側の果肉が腐って剥がれやすくなるのだそう。

リスも人間も、クルミを土の中へ。
もしかしたら昔の人たちは、森でせっせとクルミを埋めるリスたちを見て、この方法を思いついたのかもしれませんね。

「白い」オオコノハズクの子

Sitakke
撮影:@anyamamma1103さん

特徴的な大きな瞳で、仲良く2羽並んでいるのは、フクロウの仲間「オオコノハズク」の幼鳥です。
よく見ると、右側の子だけカラダの色がずいぶん白っぽく見えますね。

北海道では、ときおり真っ白なエゾリスが現れて話題になることがありますね。

「アルビノ」といってメラニンという色素をつくることができないため、羽や毛が白くなり、目も赤やピンク色に見えることが多いのですが、このオオコノハズクの子の目には、ちゃんと色素が認められますね。

アルビノではなく、一般に「白変」や「白化」などと呼ばれる色彩の変異なのかもしれません。

白っぽいオオコノハズクの幼鳥というだけでもとても珍しい出会いなのに、「ボクのきょうだいはこうだよ!」と教えてくれているように、となりの子とぴったり寄り添って並んでいるのが、なんともかわいらしいですね。

昔から、白いヘビや白い鹿など珍しい白い動物は「神様の使い」として語られることがあります。

この白いオオコノハズクの子も、このあと手紙をくわえてハリー・ポッターのところへ飛んでいっても不思議じゃないような、神々しさがありますねー。

急がないと「冬」が来ちゃう!?

Sitakke
撮影:@yura.m54さん

北海道の、おもに高い山に暮らす「エゾナキウサギ」です。

くわえている葉っぱは、丸みを帯びていて先端に近い部分にギザギザがある「エゾノマルバシモツケ」でしょうか?
だとしたら、エゾナキウサギの「大好物」のひとつです。

エゾナキウサギは冬眠をしません。
深い雪に覆われる冬のあいだに食べる「ごちそう」を、本格的に雪が積もるまでにせっせと集めて、岩のすき間などにどっさりと貯め込んでおかなくてはなりません。

大雪山・黒岳の初雪は、去年が9月21日、おととしが9月20日。
なので、下界に住む私たちが「きょうも暑いなー」なんて言っているころに、ナキウサギは「やばい、もうすぐ雪降っちゃう!」ってなっちゃってます。

高い山に暮らすエゾナキウサギにとっては、まさにいま「冬支度」のまっただ中。
同じ北海道に暮らしていても、私たちとナキウサギでは、季節のカレンダーが2か月くらい違っているのかもしれません。

***

後編の記事では
・毎日暑いので…「この1枚」
・またまた「涼しげな1枚」を!
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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