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「窓は閉めているはずなのに…」15階のマンションで夜な夜な現れるカメムシの謎→管理会社が明かした“まさかの侵入経路”

  • 2026.9.16
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。秋になると、ベランダや部屋の中で虫を見かける方が増えるのではないでしょうか。

高層階だから大丈夫と思っていても、思わぬ隙間から虫が入り込むケースはあります。今回は、マンションの15階でカメムシの侵入に悩まされたDさんの事例を紹介します。

洗濯物のカメムシと、窓を閉めても毎晩数匹

Dさん(44歳・会社員)は夫と中学生の息子の3人で、畑や雑木林が残る郊外のマンションの15階に住んでいます。去年の10月、ベランダから取り込んだ洗濯物をたたんでいると、タオルの間から茶色いカメムシが出てきました。

隣にいた息子が「またいる。昨日も見たよ」と嫌がる素振りを見せます。窓は閉めていたはずですが、夜になるとカーテンや照明のまわりに数匹の姿がありました。うっかりつぶしてしまうと、特有の青臭いにおいが部屋に残ってしまいます。

管理会社の説明とお知らせ・隙間をふさいでも残った洗濯物の分

室内で続く虫の出現に困ったDさんは、管理会社へ電話をかけました。

「ほかのお宅からも同じ相談が来ています。10月から11月は、越冬する場所を探して日当たりのよい外壁に飛んでくる時期なんです。3mmほどの隙間があれば入ってきますので、窓や換気口のまわりを確かめてみてください」

このように担当者から説明がありました。数日後、エントランスの掲示板に「窓や換気口の隙間をふさいでください」「カメムシを見つけても、つぶさずに屋外へ出してください」とお知らせが貼り出されました。

Dさんが部屋を見直すと、窓のサッシのゴムが縮んでおり、閉めても隙間ができていました。さらに寝室の給気口(室内に空気を取り入れる換気部材)は、カバーが緩んだり防虫網が劣化したりして、外からの侵入経路になっていました。

Dさんは市販のテープと給気口用の防虫フィルターを買い、サッシやカバーの隙間をふさぎました。洗濯物に付いてくる分までは防ぎきれないため、10月と11月の間は室内干しにして乗り切ります。

飛来前の9月に行うサッシと給気口の隙間点検

カメムシの侵入を防ぐ要点は、飛来が本格化する前の9月のうちに、窓や換気設備の隙間を点検することです。高層階であっても、外壁に飛んできた虫が入り込みます。

窓サッシのゴムが劣化して縮んでいないか、給気口や換気扇のフードまわりに隙間がないかを確かめてください。数mmの隙間を見つけたときは、専用のテープやフィルターを取り付けてふさぎましょう。

あわせて、洗濯物は取り込むときに1枚ずつ確かめ、室内で見つけた際はつぶさずに粘着テープなどで捕らえて外へ出してください。

参考:カメムシについて(京都市)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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