1. トップ
  2. 住まい
  3. 「ん?これ何だろう…」9月に押し入れを整理した40代男性が絶句…来客用布団に広がっていた“黒い点々”

「ん?これ何だろう…」9月に押し入れを整理した40代男性が絶句…来客用布団に広がっていた“黒い点々”

  • 2026.9.10
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

押し入れやクローゼットの奥まで、普段からこまめに確認しているという方は意外と少ないのではないでしょうか。特に来客用の布団や季節用品などは、一度しまうと数ヶ月間そのままになることもあります。扉を閉めてしまえば中の変化にも気付きにくく、「次に使うときまで開けない」という家庭もあるでしょう。

しかし、夏は気温だけでなく湿度も高くなる時期です。収納方法や室内環境によっては、気付かないうちに押し入れの奥に湿気がこもっていることもあります。

今日は、9月に入り押し入れを整理していたところ、普段は荷物に隠れていた場所に思わぬ異変を見つけたAさんのエピソードをご紹介します。

9月になり、押し入れを整理することに

これは、定期的に開催されている「住まいの悩み相談会」で伺ったお話です。40代のAさんは、妻と子どもと一緒に築30年ほどの戸建て住宅で暮らしています。

9月に入り、少しずつ季節の変わり目を感じるようになったある日、Aさんは押し入れの中を整理することにしました。

押し入れには来客用の布団のほか、季節用品を入れた収納ケースなどが置かれています。夏の間は使う機会がほとんどなく、必要な物を取り出すとき以外は押し入れを開けることもあまりありませんでした。

「季節も変わるし、そろそろ中を整理しておこう」

そう考えたAさんは、まず奥にしまってあった来客用の布団を取り出します。すると、壁側に接していた部分を見て手が止まりました。

「ん?これ何だろう…」

布団に、黒っぽい点々が付いていたのです。

布団をどかすと、奥の壁にも「黒い点々」が…

「布団が汚れていただけかな…」

そう思ったAさんでしたが、ほかの物は大丈夫なのか気になり、押し入れに入っていた収納ケースも一つずつ外へ出して確認することに。手前の荷物を出し、奥に置いていた収納ケースを動かしていくと、それまで隠れていた壁が少しずつ見えてきます。

そこでAさんは、思わず手を止めました。

「えっ、壁にもある…」

押し入れの奥の壁には、布団に付いていたものと同じような黒っぽい点々が広い範囲に広がっていたのです。

普段は布団や収納ケースに隠れているため、押し入れを開けただけでは見えない場所でした。中身をすべて取り出して初めて、Aさんは壁にもカビが発生していることに気付いたのでした。

「そういえば、夏の間はずっとこのままだったな」

Aさんには、思い当たることがありました。

少しでも多く収納できるよう、来客用の布団や収納ケースを奥の壁に寄せ、隙間がほとんどないほど詰め込んでいたのです。さらに、夏の間は使う物も少なく、押し入れを開けるのは必要な物を取り出すときくらいでした。

「たくさん入るからって、奥までぎっしり詰めてたな…」

収納スペースを無駄なく使っているつもりでしたが、荷物の奥は空気が通りにくく、湿気がこもりやすい状態になっていました。

寝具や収納品の一部を処分することに

Aさんは押し入れの中身をすべて出し、ほかにもカビが付いていないか一つずつ確認しました。その結果、来客用の布団をはじめ、カビが付着して状態が悪くなっていた一部の寝具や収納品は処分することに。

「まだ使えると思って取っておいたのに…」

来客用の布団は頻繁に使うものではありませんが、いざというときのために保管していたものです。買い替えるとなれば費用もかかるため、Aさんにとっては思わぬ出費となりました。

幸い、確認した範囲では雨漏りなどは見つかりませんでした。

そこでAさんが改めて振り返ったのが、これまでの収納方法です。押し入れいっぱいに物を詰め込み、夏の間もほとんど開けることがなかったため、内部に湿気がこもりやすい状態になっていたことに気付きました。

「まさか、見えないところでこんなことになっているとは」

今回の出来事をきっかけにAさんは、物がきれいに収まっているからといって、適切に保管できているとは限らないことを実感したそうです。

押し入れは定期的な換気がおすすめ

押し入れやクローゼットは、普段から扉を閉めていることが多く、湿気がこもりやすい場所のひとつです。特に、布団や収納ケースなどを隙間なく詰め込んでいると、空気が通りにくくなります。

収納する際は、壁との間に少し隙間を空け、物を詰め込みすぎないようにしましょう。また、ときどき扉を開けて空気を入れ替えたり、収納物を動かして奥の壁や床の状態を確認したりすることも、カビの早期発見につながります。

一方で、カビを見つけたからといって、必ずしも収納方法だけが原因とは限りません。広い範囲に発生している場合や、掃除をしても繰り返す場合には、結露や雨漏りなどが影響している可能性もあります。原因が分からないときは、そのままにせず専門業者へ相談することも検討しましょう。

9月は、夏物を片付けたり衣替えをしたりと、収納の中を整理する機会が増える時期です。押し入れを開けたときは、中にしまっている物だけでなく、普段は見えない奥の壁や床にも異変がないか確認しておくと安心です。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ