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「その話って、誰から聞きました?」親族に広まった身に覚えのない話。だが、発信元に追及した結果

  • 2026.8.28

人前では親切なのに、二人になると話が変わる

親族で集まると、いつもよく動く人がいました。お茶を出し、空いた皿を下げ、誰の話にも笑顔でうなずきます。僕も子どものころから、気の利く人だと思っていました。

少し印象が変わったのは、僕も台所の片づけを手伝うようになってからです。

人が少なくなると、その人はその場にいない親族の話をよくするようになりました。

「あの人、いつもああだから」

最初は何気ない話でも、聞いているうちに「そこまでだったかな」と思うことがあります。

誰かを困らせようとしているというより、話しているうちに少しずつ内容が大きくなっていくように、僕には見えました。

気にはなりましたが、僕が口を挟むことでもないと思い、そのままにしていました。

ところがある親族の集まりの帰り、別の親族から声をかけられました。

「あなたのこと、こんなふうに聞いたんだけど…」

内容を聞いて驚きました。僕が実際に話したこととは、かなり違っていたからです。

どこから聞いたのか尋ねると、その親族は少しためらってから、例の人の名前を挙げました。

その場では何もせず、僕は一度帰ることにしました。

聞いた相手を一人ずつ確かめてみると

それから僕は、話の中で名前が出た親族に、会ったときや連絡を取ったときに少しずつ確認しました。

「その話って、誰から聞きました?」

責めるような聞き方はしませんでした。ただ、どこで話が変わったのか知りたかったのです。

すると、何人かが同じ人の名前を挙げました。細かな内容には違いがあっても、話の出どころは同じでした。

次にその人と顔を合わせたとき、ほかの親族が帰ってから僕は声をかけました。

「僕について、こういう話をしたことがありますか」

最初、その人は少し首をかしげていました。

「そんなつもりはなかった、勝手に伝わっただけだ」

僕は、誰から何を聞いたのかを詳しく並べることはしませんでした。

「何人かに聞きましたけど、みんなあなたから聞いたと言っていました。僕が話していないことまで広がっているので、これからは僕の話をほかの人にしないでください」

そう伝えると、その人はしばらく黙っていました。

やがて、小さな声で「分かった」とだけ返しました。

それ以来、親族が集まっても僕は噂話にはできるだけ加わらないようにしています。その人とも普通に挨拶はしますし、必要な会話もします。ただ、以前のように二人きりで長く話すことはなくなりました。

誰かを言い負かしたかったわけではありません。ただ、自分について事実と違う話が広がるのは困ります。感情的に問い詰める前に、まず話がどこから来たのかを確かめてよかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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