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約7年ぶりの新型パジェロ、価格はいつわかる?三菱ディーラーに直接聞いてみた結果

  • 2026.9.3
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(C)SANKEI

2026年9月2日、三菱自動車から新型「パジェロ」が世界初披露されました。国内での販売終了から約7年ぶりの復活となる新型は、歴代のDNAを受け継ぎつつ、最新のプレミアムSUVへと進化しています。

一方で、10月1日の先行予約開始が迫る中、価格情報は未発表のままです。そこで今回は新型の魅力をお伝えするとともに、今後の情報展開についての見通しをご紹介します。

約7年ぶりに復活した新型パジェロはどのような進化を遂げたのか

2026年9月2日、多くのファンが待ち望んでいた新型パジェロがついに姿を現しました。今回発表された新型モデルは、三菱自動車が新世代のフラッグシップモデルと位置付ける、非常に力の入った一台となっているようです。

まず注目したいのは、本格的なSUVとしての基本骨格と走行性能。強靭なラダーフレーム構造を採用し、2.4Lのクリーンディーゼルエンジンに新開発の8速オートマチックトランスミッションが組み合わされています。最大トルクは480Nmを発揮し、低回転から力強く前へ進む頼もしさを備えていると言えそうです。

さらに、三菱が長年培ってきた四輪駆動技術の要であるスーパーセレクト4WD-IIや、車両の挙動を総合的に制御する「スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)」、そして路面状況に合わせて選べる7種類のドライブモードを搭載しており、どんな道でも安心して走れる性能が追求されていることがうかがえます。

また、堂々とした風格を持ちながらも、日本の道路環境への配慮が感じられるサイズ感も特徴的です。新型パジェロのボディサイズは、全長4,920mm、全幅1,925mm、全高1,910mmとなっています。大型SUVとして人気の高いトヨタのランドクルーザー250と比較してみますと、全長はほぼ同じですが、全幅に関しては新型パジェロのほうが約55mm狭く設計されています。大きな車体を持ちながらも、市街地での取り回しや駐車時の扱いやすさが考慮されている点は、日常使いにおいて嬉しいポイントです。

歴代モデルへのオマージュと最新のプレミアムな空間の融合

本格的な走破性を備えていることがわかると、次に気になるのは外観や室内のデザインではないでしょうか。新型の外観は、スクエアで水平基調のプロポーションをベースに、初代をモチーフにしたCピラーや、かつての背面スペアタイヤを連想させるリアデザインなど、歴代モデルへの敬意が随所に感じられる仕上がりとなっています。昔のデザインをそのまま復刻させたわけではありませんが、よく見るとパジェロらしさがしっかりと息づいていることがわかります。

一方で室内空間に目を向けると、そこにはこれまでの無骨なイメージとは異なる新しい世界が広がっています。運転席からセンターコンソールにかけて、2枚の14.3インチ大型ディスプレイで構成される「モノリスディスプレイ」が配置され、先進的かつシームレスな操作環境が整えられているようです。また、かつて人気を集めた3連メーターを現代のデジタル技術で再現したマルチメーターが採用されており、古くからのファンも楽しめる工夫が施されています。

さらに、内装の質感にも大きなこだわりが感じられます。京都の伝統技法である「木目込み技法」から着想を得た上質な張り込み(縫製)表現が採用されており、熟練の職人が合皮などを手作業で張り込んだソフトパッドには、手仕事ならではの温もりが感じられます。それに加えて、ヤマハと共同で開発されたスピーカーによるオーディオシステムなども装備されています。従来のタフなクロスカントリーSUVという枠を超え、フラッグシップモデルにふさわしいプレミアムな室内空間へと大きく進化していると言えるのではないでしょうか。

ダカールラリーからRVブームまでを駆け抜けたパジェロの歴史

歴代の面影を残しつつも新しく生まれ変わった姿を見ると、そもそもパジェロがどのような歴史を歩んできた車なのかを振り返りたくなります。1982年に誕生した初代モデルは、本格的な四輪駆動の性能と乗用車のような快適性を両立させ、その後のSUV市場の基礎を築きました。そして1985年のパリ・ダカールラリーでの総合優勝などを経て、悪路に強い三菱というブランドイメージを世界中に浸透させていった背景があります。

その後、1991年に登場した2代目モデルは、当時のアウトドアやスキーといったレジャーブームと重なり、日本のRVブームを牽引する大ヒット作となりました。1999年の3代目、そして2006年の4代目と進化を続けながら、初代から4代目までの累計生産台数は329万台以上を記録し、世界170以上の国と地域で愛されるグローバルなモデルへと成長しました。

しかし、2019年に惜しまれつつ国内向けの生産が終了し、日本の市場からパジェロという名前が一度姿を消してしまいました。それから約7年という月日が流れ、数々の歴史を刻んだ名車が最新の技術とともに再び日本へ戻ってくるという事実は、多くの車好きにとって感慨深い出来事だと思われます。

10月1日の予約開始に向けて最も気になる価格情報はどうなっているのか

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(C)SANKEI

輝かしい歴史と新しい魅力を併せ持つ新型パジェロですが、実際に購入を検討する立場になると、一番知りたいのはやはり価格についての情報だと思われます。どんなに素晴らしい性能やデザインを備えた車であっても、ご自身の予算やライフスタイルに合うかどうかが現実的な判断の基準になるからです。

公式サイトでは、2026年10月1日から先行予約の注文を受け付けると案内されています。しかし、9月2日の世界初披露の時点では、具体的な車両価格をはじめ、詳細なグレード構成や装備ごとの価格差といった、購入に直結する情報は公開されていませんでした。

車の姿やスペックが明らかになっても、肝心のお金の話がわからない状態では、購入を決断することは難しいのが実情です。先行予約の開始まであと1カ月を切っている状況をふまえると、すでにお店には何らかの価格情報が伝わっているのではないかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

価格はどうなる?予約開始に向けて高まる期待

そこで、予約開始を前に価格やグレードの目安を少しでも知ることはできないかと考え、筆者自身が三菱自動車の販売店へ直接問い合わせてみました。

結論から申し上げますと、現時点では価格やグレード、詳細な注文方法などについてご案内できる情報はまだ手元に届いていないというお答えでした。販売店の方も丁寧に対応してくださり、これから少しずつ詳細な情報が店舗にも入ってくるのではないかとのことです。やはり世界初披露された直後ということもあり、販売の現場にも具体的な詳細が降りてくるまでには少し時間がかかるようです。

新型パジェロの車としての全貌はかなり明らかになってきましたが、実際に手に入れるための鍵となる価格やグレードなどの情報は、これからの発表を待つことになりそうです。かつて一時代を築いた名車の復活劇において、最後のピースとなる価格がどのように設定されるのか。10月1日の先行予約開始に向けて、今後少しずつ明らかになっていくであろう情報に、引き続き注目していきたいと思います。



ライター:Masaki.N
自動車メーカーで車体開発エンジニアとして設計・先行開発に携わった後、マーケティング/市場リサーチ領域で商品導入・訴求設計にも従事。さらに自動車サブスク系ITベンチャーでマーケティングを担当し、ユーザー視点のコミュニケーション設計を経験。現在は自動車ライターとして、新車情報、技術解説、モデル比較、中古車相場、維持費、業界動向まで幅広く執筆。SEO記事・コラム・インタビューなど媒体横断で制作し、専門知識を生活者の言葉に翻訳して「買う/持つ」の判断を支援します。加えて、カスタムを含む実車取材・体験を通じて得た一次情報を記事に落とし込み、机上の知識にとどまらない“現場感”のある解説を強みとしています。


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