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空港のチェックインで、全身を覆う黒い服を着た女性…違和感を覚えたスタッフが確認すると?→思わず青ざめたワケ

  • 2026.9.19
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。元CAのマンゴーアレルギーです。

CAになる前、私は国際線のグランドスタッフとして働いていました。

今回は、グランドスタッフ時代に経験した「ちょっとした違和感」についてお話しします。

大切にしていた「アイドリングトーク」

グランドスタッフ時代、私が大切にしていたことの一つが、お客様との何気ない会話、いわゆる「アイドリングトーク」でした。

チェックインの短い時間でも、できるだけ積極的にコミュニケーションを取るようにしていました。

その会話が、ちょっとしたサプライズにつながることもありました。

例えば、人気キャラクターのTシャツを着ていたお子様に声をかけ、搭乗する飛行機がそのキャラクターの特別塗装機だと伝えて喜んでもらったり、行き先から「もしかしてハネムーンですか?」と声をかけ、本当に新婚旅行だとわかり、メッセージカードをお渡ししたりしたこともありました。

何気ない会話から、その方にできることを見つける。

でも、アイドリングトークから気づくのは、うれしいことばかりではありません。

ファーストクラスで感じた違和感

その日、私はファーストクラスのチェックインを担当していました。

カウンターにいらっしゃったのは、全身をすっぽりと覆うような、ゆったりとした黒い服装をされた女性のお客様でした。

パスポートで必要な本人確認を行いながら、

「日本にはどのくらい滞在されましたか?」
「どちらを旅行されましたか?」

など、いつものように会話をしながら手続きを進めていました。

同時に、お預かりする荷物やお客様の様子にも目を配ります。

その女性は黒くゆったりとした服装をされていました。

ただ、手続きをしながら、私はなんとなく違和感を覚えました。

「もしかして……」

事前の旅客情報には、妊娠に関する記載はありませんでした。

もちろん、見た目だけで判断できることではありません。

それでも長距離の国際線。もし出産予定日が近いのであれば、安全のために確認が必要になる場合があります。

失礼にならないよう配慮しながら尋ねてみると、

「出産予定日は3週間後です」と、

思いがけない答えに思わず青ざめました。

小さな違和感が安全につながる

航空会社では、出産予定日までの日数によって、診断書などの書類が必要になったり、搭乗に条件が設けられたりする場合があります。

しかし、この時点では事前の申告がありませんでした。

もし確認せず、そのまま搭乗手続きを終えていたら、長時間のフライト中に体調が変化する可能性もあります。

グランドスタッフの仕事は、航空券を発券したり、荷物を預かったりするだけではありません。

何気ない会話や表情、仕草、いつもと少し違う様子。

そんな小さな情報を拾いながら、安全に飛行機へ送り出すことも大切な仕事です。

楽しいサプライズにつながることもあれば、安全につながることもあります。

「何かいつもと違う」

そんな小さな違和感や直感を見逃さないこと。

お客様に安全に、そして快適に飛行機を利用していただくために、そうした小さな違和感を見逃さないことも、プロとして大切な仕事なのだと改めて気づかされた出来事でした。


ライター名: マンゴーアレルギー

グランドスタッフ3年、客室乗務員として7年、勤務した経験を持つ元航空業界人。航空業界での経験や子育てで得た学びを生かし、思わず「なるほど」と感じてもらえるような体験談や、暮らしに役立つ情報をわかりやすくお届けします。


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