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「うわ、最悪!また俺かよ!」夜のコンビニで騒いでいた高校生たち。だが、我慢出来ずに注意した結果

  • 2026.8.26
「うわ、最悪!また俺かよ!」夜のコンビニで騒いでいた高校生たち。だが、我慢出来ずに注意した結果

静かな店内に、突然にぎやかな声が入ってきた

若いころ、僕はコンビニで夜勤のアルバイトをしていました。

夜も遅くなると客足は落ち着き、店内に聞こえるのは冷蔵ケースの音と、ときどき鳴る入店チャイムくらいです。その日も、僕は商品棚を整えながらレジを気にしていました。

そんなとき、自動ドアが開き、にぎやかな笑い声とともに制服姿の高校生たちが入ってきました。大きなバッグを肩にかけた数人組で、何か楽しそうに話しています。

彼らは店内にあったくじの前まで来ると、急に輪になりました。

「よし、今日もやるぞ。負けたやつな!」

「えー、俺さっき負けたばっかじゃん!」

「知らねえよ。最初はグー!」

じゃんけんが始まると、一気に声が大きくなりました。

「よっしゃー!助かった!」

「うわ、最悪!また俺かよ!」

どうやら負けた人が一枚くじを買うという遊びをしているようです。本人たちは楽しくて仕方がない様子でしたが、店内にはほかのお客さんもいました。

雑誌を見ていた人がちらりと振り返り、飲み物を選んでいた人も少し離れた場所へ移っていきます。

僕も「ちょっと困ったな」と思いました。

ただ、怒鳴って注意するほどのことでもありません。悪気があるというより、盛り上がりすぎて周りが見えていないだけに見えました。

そこでレジを出て、彼らの近くまで歩いていきました。

「ごめん、ちょっといい?」

高校生たちが一斉にこちらを見ます。

僕はなるべくきつくならないように笑いながら言いました。

「じゃんけんはいいけど、もう少し声落としてくれる?ほかのお客さんもいるからさ」

「あ、すみません!」と空気が変わった

一瞬、全員が黙りました。

すると、さっきまで一番大きな声を出していた子が、はっとしたような顔をしました。

「あ……すみません!俺ら、めっちゃうるさかったですよね」

隣の子も慌てて頭を下げます。

「すみません。全然気づいてなかったです」

その素直な反応に、こちらのほうが少し拍子抜けしました。

「いや、分かってくれたら大丈夫。楽しそうなのはいいんだけどね」

そう言うと、一人が小声で仲間に向かって言いました。

「ほら、お前が叫ぶからだって」

「お前も叫んでただろ」

「しーっ、また怒られるぞ」

今度は全員、声を押さえて笑っていました。

それからもう一度じゃんけんを始めましたが、さっきとは別人のような静かさです。負けた子がくじを引き、結果を見た瞬間、小さな声でつぶやきました。

「……うわ、はずれだ」

仲間たちは笑いをこらえながら肩を震わせています。その様子がおかしくて、僕もレジの中で少し笑ってしまいました。

会計を終えると、最初に謝ってくれた子が出口のところでこちらを振り返りました。

「さっき、すみませんでした

「気をつけて帰ってね」

「ありがとうございます!」

今度は控えめな声で返事をして、彼らは店を出ていきました。

自動ドアが閉まると、店内にはまたいつもの静けさが戻りました。

注意するときは少し身構えてしまうものですが、あの夜は怒鳴らなくてもちゃんと伝わることがあるのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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