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「車のローンの100万円が、どうにもならない」義両親の年金から出してもらった義兄。1年後、義兄と夫の行動に感じた本音とは

  • 2026.8.24

義兄のローンに、義両親が100万円を出した

義実家の居間でその話を聞いたとき、私はすぐに返事ができなかった。

「車のローンの100万円が、どうにもならない」

少し前、義兄が義両親にそう相談したのだという。人事異動で手取りが減り、車のローンの残りを支払うのが厳しくなっていたらしい。

義兄は夫の兄で、3人兄弟の中では一番早く家を建てた。

そのときも義実家が何かと手を貸していたと、以前夫から聞いている。

義母は、困っているなら助けてやりたいと考えたようだった。

「あの子も大変なんだから、何とかしてあげましょう」

義父も反対せず、義両親は年金などから100万円を工面し、義兄のローンの残りに充てたという。

私はその場にいたわけではないし、義両親が自分たちのお金をどう使うかについて口を出す立場でもない。

それでも、これからの生活に必要なお金ではないのだろうかと、少し気になった。

夫に話してみても、返ってきたのは短い言葉だった。

「兄貴のことは、親が決めたことだから」

それ以上、私も何も言えなかった。

1年後、義実家の前に新しい車があった

それから1年ほど経った休日、義実家へ行くと、見慣れない新車が停まっていた。

義兄の車だった。

「思い切って買い替えたんだ。前のは、そろそろ限界だったから」

さらに義兄は、新しくローンを組んだことも話した。

「月々はそんなに高くないし、これなら大丈夫だと思って」

事情があって買い替えが必要だったのかもしれない。それでも私は、1年前に義両親が出した100万円のことを思い出さずにはいられなかった。

あのとき支払いに困って助けてもらったばかりなのに、もう新しいローンを組むのか。そんな疑問が残った。

帰宅してから、私は夫に聞いた。

「あの100万円のことは、もういいの?」

夫は少し黙ってから答えた。

「今さら言っても、しかたないだろう」

結局、義兄や義両親の前でその話が持ち出されることはなかった。

その後しばらくして、今度は義両親の家計に余裕がなくなってきたと夫から聞かされた。

そしてある晩、夫が言った。

「毎月2万円だけ、うちから親に入れたいんだけど」

私はすぐには返事ができなかった。義両親を助けたくないわけではない。

ただ、義兄を助けるために使ったお金の不足を、今度は私たち夫婦が補うことになるように感じたからだ。

結局、その日は結論を出さず、家計を見ながら夫と改めて話すことにした。

義兄の新しい車を見るたび、私は今でも、あの100万円のことを思い出してしまう。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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