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6回目デートで食事へ→男性「今日はちょっとお腹いっぱいで」料理を残そうとすると…37歳女性が放った一言に“場が凍ったワケ”

  • 2026.9.10
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、食の好みが合うかどうかを気にする人は多いものです。

ただ、実際に一緒に生活することを考えると、好き嫌いだけでなく、「残してもいいのか」「どのくらい食べるのが普通なのか」といった食事のルールにも家庭ごとの違いがあります。

今回は、「出されたものはできるだけ残さない」という考えを持つ37歳女性と、少食な40歳男性の間で、何気ない食事をきっかけに価値観の違いが見えてきたケースを紹介します。

Aさんが料理を残すたび、女性から一言添えられるようになった

40歳のAさんは、もともと食べる量がそれほど多くありませんでした。

外食でも一人前を食べ切る日もあれば、その日の体調や料理の量によって少し残すことがあります。

一方、交際していた37歳の女性は、「自分で注文したものはできるだけ残さない」という家庭で育っていました。
約2か月半の交際で何度か食事へ行くうちに、その違いが少しずつ見えるようになります。

Aさんが料理を少し残すと、女性から「もう食べないの?」「それくらいなら食べられそうじゃない?」と言われることがありました。

最初のうちは、Aさんも「確かにもったいないですよね」と笑って受け流していました。
女性にも責めているつもりはありません。

むしろ、食べ物を無駄にしないことは良い習慣だと考えていたため、特別な注意をしている感覚すらなかったそうです。

ところが6回目のデートで、この小さな違いが初めて言い合いに近い形になりました。

「あと一口なのに、残すの?」の一言に感じた息苦しさ

6回目のデートで入ったのは、評判のイタリアンでした。

Aさんは昼食が遅かったこともあり、メインの肉料理に差し掛かった頃にはすでに満腹に近くなっていました。添えられた野菜と肉を二切れほど残して静かにナイフを置くと、彼女の視線が皿に注がれます。

「え、もう終わり? あと肉二切れだよ、食べられない?」

彼女は悪気のない笑顔でそう言いました。Aさんが「今日はちょっとお腹いっぱいで……」と苦笑いすると、「それくらいなら食べられるでしょ。すごくおいしいのに、残すの勿然ないよ」と追い打ちをかけます。

その場の空気を壊したくなかったAさんは、無理やり残りの肉を口に運ぼうとしましたが、喉を通りません。結局、途中で箸(フォーク)を止め、「ごめん、やっぱり無理して食べると気持ち悪くなっちゃうんだ」と正直に伝えました。

すると彼女は少しショックを受けた顔でこう言いました。

「うちでは出されたものを残すのは禁止だったの。もし将来子どもができたら、そういう食べ方を当たり前にしてほしくないなって思っちゃって」

その言葉を聞いた瞬間、Aさんの頭の中に冷たい風が吹きました。

単に「今日の食事に残さず食べるか」という話ではなく、「この人と結婚したら、体調が悪くても毎食完食を求められるのか」「子育ての基準まで押し付けられるのか」という将来の圧迫感が一気に押し寄せてきたのです。

「残さない」が正解なのではなく、二人の基準が違っていた

後日、二人は改めて食事について話しました。

Aさんは、食べ物を無駄にしたいわけではないことを説明しています。

自分で量を選べる場合は少なめに注文するし、食べ切れそうなら残さない。
ただ、体調が悪かったり、思った以上に量が多かったりした場合にまで、無理をして食べる必要はないと考えていました。

女性も、Aさんが料理を粗末に扱っていると思っていたわけではありません。
ただ、自分の家庭では「残さないこと」が当たり前だったため、その感覚を無意識に相手にも当てはめていました。

ここで二人は、「残すのが良いか悪いか」を決めるのではなく、まず食べ切れる量を注文することにしました。

Aさんは量を選べる店では少なめを選ぶ。二人で取り分けられる料理なら、最初から注文しすぎない。

女性も、Aさんが「もう食べられない」と言ったときには、それ以上食べるよう勧めないことにしました。

子どもの食事についても、「何があっても完食させる」と今から決めるのではなく、食べ物を大切にすることと、無理をさせないことの両方を考えていこうという話になりました。

食事の価値観は「好き嫌い」だけを確認すればいいわけではない

二人は、この一件だけで交際を終わらせることはしませんでした。
しばらく交際を続けながら、外食の頻度や自炊、食事の時間など、ほかの部分についても少しずつ確認していくことにしています。

食生活は毎日のことだからこそ、大きな問題より小さな違いのほうが積み重なりやすい場合があります。

「食べ物を残さない」という考え方にも、食材を無駄にしたくない、作ってくれた人への礼儀を大切にしたいなど、それぞれ理由があります。

一方、食べ切れないときに無理をしないという考えにも理由があります。
婚活中に食事を重ねるときは、何が好きかだけでなく、注文する量や残したときの反応などから、相手がどんな食事の基準を持っているのかを見ることもできます。

自分の家庭で当たり前だったルールをそのまま相手へ求めるのではなく、「自分はこうしてきたけれど、あなたはどうだった?」と確認することが、二人の生活を考える第一歩になります。


※掲載している事例は、プライバシー保護および個人特定防止のため、一部の設定や状況を再構成・変更しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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