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37歳男性「え、何か変なこと言ったかな…」デート中に黙り込んでしまった女性→原因となった、彼が悪気なく放った“一言”とは?

  • 2026.9.12
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、お酒を飲むかどうかだけでなく、「誰と、どのくらいの頻度で楽しみたいか」まで結婚後の生活に影響することがあります。自分にとって楽しい習慣でも、相手にとって同じように楽しいとは限りません。

今回は、週末に夫婦で晩酌する生活を理想としていた37歳男性と、ほとんどお酒を飲まない34歳女性の間で生まれたすれ違いを紹介します。

デートのたびに飲んでいても、女性は特に気にしていなかった

37歳のAさんは、お酒が好きでした。
とはいえ、大量に飲んだり泥酔したりするタイプではありません。

食事へ行けばビールを1、2杯、料理によってはワインを注文する程度で、飲酒によって仕事や生活に支障が出たこともなかったそうです。

34歳の女性とのデートでも、Aさんは自然にお酒を注文していました。

一方、女性はほとんど飲みません。
会社の飲み会など必要な場面で少し口にする程度で、普段はソフトドリンクを選んでいました。

それでもAさんが一人で飲むことには特に抵抗がなく、「お酒が好きなんですね」と話す程度でした。

Aさんも女性に飲酒を勧めることはなかったため、交際中にこの違いが問題になることはありませんでした。二人の認識がずれたのは、結婚後の家での過ごし方について話したときです。

「お酒じゃなくていいから、毎週付き合ってよ」

ある週末、少し雰囲気の良いバルで食事をしていたときのことです。

2杯目のワインを美味しそうに口にしたAさんが、ほろ酔いの笑顔で言いました。

「結婚したら、金曜の夜は二人で家飲みしたいな。一週間の終わりに『お疲れ様』って乾杯して、遅くまで話すの、ずっと憧れてたんだよね」

体質的にほとんどお酒を飲まない彼女は、「私は家では飲まないかな」と苦笑い混じりに答えました。

するとAさんは、食い気味に提案を重ねます。

「あ、お酒じゃなくて全然いいんだよ!ノンアルとか炭酸水でいいから、付き合ってほしいな。二人の定例行事みたいにさ」

Aさんにとっては、夫婦の会話を増やしたいという純粋な善意からの言葉でした。しかし、彼女の胸にはプレッシャーが広がりました。

「飲まない私にまで、毎週『晩酌の時間』を強要されるのかな……」

彼女にとって、お酒を飲まない夜は早めに風呂に入って体を休めたり、自分の時間を過ごしたりしたい時間です。「付き合って」と言われた瞬間、自分の週末の過ごし方までAさんの趣味に縛られるような息苦しさを感じました。

笑顔で「いいね」と言えずに黙り込んでしまった彼女を見て、Aさんも「え、何か変なこと言ったかな……?」と気まずそうに杯を置きます。Aさんが求めていたのは「同じテーブルで酒を汲み交わす仲間」としての配偶者。彼女が求めていたのは「お互いの好きな時間を尊重し合える関係」。

「一緒に楽しむ」ということの意味が、二人の間で大きくズレていた瞬間でした。

「一緒に飲みたい」と「一緒に過ごしたい」を分けてみた

その後、女性から「週末の晩酌って毎週したいの?」と改めて聞かれました。Aさんはそこで初めて、女性が負担に感じていたことを知りました。

詳しく話してみると、Aさん自身も「毎週必ず」という意味で言ったわけではありませんでした。飲みながら話す時間が好きなため、結婚後もそれを二人で楽しめたらいいと思っていただけです。

女性からは、「一緒に夕食を食べたり話したりするのはいい。でも、あなたが飲むたびに私も横で付き合うことになるのはちょっと違う」と伝えられました。

そこでAさんは、「自分だけお酒を飲んで、相手は好きな飲み物で一緒に食事をする」ことでも十分なのではないかと考えるようになります。

反対に、女性も週末に一緒に過ごすこと自体を嫌がっていたわけではありません。二人がずれていたのは、一緒に過ごす時間と、お酒を一緒に楽しむことをAさんが同じものとして考えていた点でした。

毎週の晩酌ではなく「それぞれ好きなものを楽しむ時間」に

二人は、結婚後の週末について細かなルールを決めることはしませんでした。

  • Aさんがお酒を飲みたい日は飲む
  • 女性は飲みたくなければ、お茶や炭酸飲料など好きなものを選ぶ
  • 疲れている日は、それぞれ好きに過ごしても構わない

そのくらいの距離感で考えることにしました。

実際、その後のデートでもAさんはお酒を注文しています。

女性もこれまで通りソフトドリンクを選びますが、以前のように「飲む人と飲まない人」という違いを気にすることは減ったそうです。

Aさんも、「同じことをすることが、一緒に楽しむことだと思っていたかもしれない」と話していました。

二人はお酒の好みを合わせたわけではありません。相手にも同じ楽しみ方をしてもらわなくても、一緒の時間は作れると考え方を変えたのです。

同じ趣味を持つことより、相手に参加を求めすぎないこと

お酒を飲む人と飲まない人でも、交際や結婚が難しいとは限りません。大切なのは、自分の楽しみ方を相手にも当然のように求めないことです。

「一緒に飲めたらうれしい」という希望と、「夫婦なら毎週付き合ってほしい」という前提では、受け取られ方が変わります。

これは晩酌に限りません。

映画やゲーム、スポーツ観戦など、自分が好きなことを恋人や配偶者とも共有したいと思うことはあるでしょう。

ただ、同じものを好きになることだけが、夫婦の時間を作る方法ではありません。
Aさんと女性の場合も、お酒という共通の趣味を作るのではなく、それぞれ好きな飲み物を選びながら同じ時間を過ごす形に落ち着きました。

「一緒にいたい」のか、「同じことをしてほしい」のか。

自分が相手に求めているものを一度分けて考えてみると、お互いに無理のない過ごし方を見つけやすくなります。


※掲載している事例は、プライバシー保護および個人特定防止のため、一部の設定や状況を再構成・変更しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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