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「オープンな方が安心」スマホの共有を求めてくる35歳女性→男性「抵抗がある」と断ると…直後、彼女が放った“驚きの一言”

  • 2026.9.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、結婚後にどこまで情報を共有するかについて、意外なところで価値観の違いが見つかることがあります。

お金や予定だけでなく、スマートフォンの中身まで「夫婦なら共有するもの」と考える人もいれば、結婚後も一定のプライバシーは必要だと考える人もいます。

今回は、「夫婦になったらスマホのパスコードを教え合いたい」と考える35歳女性と、その提案に引っかかりを感じた38歳男性のケースを紹介します。

「夫婦ならパスコードくらい知っていて普通じゃない?」

カフェで結婚後の生活費や住まいについて和やかに話していたときのことです。

テーブルの上に置いたAさんのスマホがブッと揺れ、友人からの通知メッセージが画面に浮かび上がりました。

それを見た彼女が、ふと思い立ったように言いました。「そういえば、結婚したらスマホのパスコードは教えておこうね」

Aさんが「非常時のため?」と尋ねると、彼女は首を振ります。「ううん、いつでも見られる状態にしておきたいの。夫婦なんだから、隠し事なしでオープンな方が安心でしょ?」

予想外の提案に、Aさんは言葉を詰まらせました。「必要があれば見せるけど、普段から見られるのはちょっと抵抗があるかな」と遠回しに断ろうとすると、彼女の笑顔がすっと引きました。

「えっ…見られて困るものがあるの?」

責めるようなトーンではありませんでしたが、そこには「見せられない=何か隠している」と決めつけるような、強い圧力を感じました。

Aさんが守りたかったのは、自分の秘密だけではなかった

Aさん自身、やましい連絡など一切ありません。

しかし、スマホの中には友人から打ち明けられた深い悩みや、職場の同僚とのやり取りなど、自分だけの問題ではない情報が詰まっています。

「見せないのは秘密を守るためじゃなく、相手のプライバシーを守るためでもある」と説明しようとしましたが、「私は全部見られても平気だよ? あなたも同じじゃないの?」と返され、返答に窮してしまいました。

信頼を証明するために、自分の領域をすべて差し出さなければならないのか——。 楽しく進んでいた結婚の話が一転し、二人の間には重い沈黙が流れました。

女性にとっては「見せ合えるから安心」。
Aさんにとっては「見なくても信用できるから安心」。

同じ信頼という言葉でも、二人が求めている状態は反対でした。

二人はスマホを見せるかどうかではなく「何のために知りたいか」を話した

この話題が出たあとも、二人はすぐに結論を出しませんでした。

Aさんは女性に、「パスコードを知りたいのは、具体的にどういうとき?」と改めて聞いたそうです。

すると女性からは、「急に連絡が取れなくなったときとか、何かあったときにスマホを使えるほうが安心」「何も教えてもらえないと、壁を作られている感じがする」という答えが返ってきました。

ここでAさんも、女性が日常的にメッセージを確認したいわけではないことに気づきます。

一方、女性もAさんから、友人との相談内容など第三者のプライバシーまで含まれているという話を聞き、「自分のスマホなら全部見られてもいい、だけで考えていた」と話したそうです。

二人はそこで、パスコードの共有そのものを信頼の条件にすることはやめました。

  • 緊急時に必要な情報は別の方法で共有する
  • スマートフォンを借りたいときは一言確認する
  • 相手のメッセージを勝手に開かない

スマホ一台を丸ごと共有するのではなく、「何のために必要なのか」に応じて範囲を決めることにしました。

「全部見せること」が信頼とは限らないと女性も考え直した

その後、女性は自分がなぜパスコード共有にこだわっていたのかを考えたそうです。
周囲に、夫婦で位置情報やスマートフォンを共有している友人がおり、それを「仲の良い夫婦の形」として自然に受け入れていました。

そのため、自分も結婚したら同じようにするものだと思っていたのです。

ただ、Aさんとの会話を通して、「自分が平気だから相手も平気とは限らない」と気づきました。

Aさんも、プライバシーを守りたいという言葉だけでは、女性に「何か隠したいのでは」と誤解される可能性があると感じたそうです。

そこで、自分が守りたいのは秘密ではなく、第三者を含めた個人の領域だと具体的に説明しました。

二人はその後も交際を継続しています。

スマートフォンの扱いについて完全に同じ価値観になったわけではありませんが、「見せる・見せない」で信頼の有無を判断しないことは共通認識になりました。

結婚後も「共有するもの」と「個人に残すもの」は分けて考える

夫婦になれば、独身時代より共有する情報は増えていきます。

家計や予定、緊急時の連絡先など、二人で把握しておいたほうがよいこともあるでしょう。

一方で、結婚したからといって、すべての個人情報を自由に確認できる状態にしなければならないわけではありません。
特にスマートフォンには、自分だけでなく友人や家族、職場の人とのやり取りも含まれています。

「隠し事をしないこと」と「相手がいつでもすべてを確認できること」は、分けて考える必要があります。

もしパスコードやスマートフォンの共有を希望するなら、まず「なぜ共有したいのか」を伝えてみてください。

緊急時のためなのか、不安をなくしたいのか、単に夫婦なら当然だと思っているのか。

目的が分かれば、スマートフォンを丸ごと共有しなくても解決できる場合があります。

信頼の形を一つに決めるのではなく、お互いが安心できる範囲を確認しておくことが大切です。


※掲載している事例は、プライバシー保護および個人特定防止のため、一部の設定や状況を再構成・変更しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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