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34歳女性「そのジャケット似合っています!でも…」→続けて、デート中に放った“悪気ない一言”に男性からお断りになったワケ

  • 2026.9.8
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、相手への好意を分かりやすく伝えることが大切だと言われます。
しかし、褒めているつもりでも、その言葉に「もっとこうしたほうがいい」という評価が続くと、相手には別の意味で伝わることがあります。

今回は、好意を積極的に伝えていた34歳女性が、37歳男性から「会うたびに採点されているようで疲れる」と言われたケースを紹介します。

Aさんは「思ったことをちゃんと言葉にする」タイプだった

34歳のAさんは、相手の良いところに気づいたら、できるだけ言葉にして伝えるようにしていました。

37歳の男性とのデートでも、「今日の服、似合っていますね」「仕事できそうですね」「その考え方、すごく大人だと思います」と、感じたことをそのまま口にしていたそうです。

男性も最初は素直に喜んでいました。
Aさん自身も、好意を曖昧にするより、相手に伝わる形で表現したほうが交際は進みやすいと考えていました。

ところがAさんには、もう一つ習慣がありました。

良いところを伝えた後に、気になった部分についてもアドバイスすることです。

  • 「そのジャケット似合っています!でも、もう少し明るい色も似合いそう」
  • 「仕事に真面目なのはすごくいいと思います。でも、もう少し休んだほうがいいですよ」

Aさんにとっては、どちらも相手を否定する言葉ではありませんでした。

むしろ、「良いところを認めたうえで、さらに良くなる方法を伝えている」という感覚だったのです。

5回目のデートでは、男性がほとんど反応しなくなった

二人の交際が約2か月続いた頃、男性の反応に少し変化が出ました。

以前ならAさんに褒められると「ありがとうございます」と笑っていた男性が、「そうですかね」と短く返すことが増えていたのです。

Aさんは、単に照れているのだと思っていました。
5回目のデートでは、男性が店を選んでくれました。

Aさんは食事を楽しみながら、「こういうお店を選べるの素敵ですね」と伝えました。
しかしその後、「ただ、デートならもう少し静かな店のほうが話しやすかったかも」と続けています。

別の話題では、男性の仕事に対する考えを聞いて「責任感があっていいですね」と褒めたあと、「でも、ちょっと考え方が固いところはありそう」と伝えました。

男性は反論しませんでした。

ただ、その後は以前より口数が少なくなり、デートも予定より早く終了しました。
Aさんは「今日は少し疲れていたのかな」と考えていたそうです。

「毎回、良かった点と改善点を言われている感じがしました」

数日後、男性から交際終了の希望が入りました。

理由を聞くと、男性はAさんとの会話について、「最初はたくさん褒めてくれる人だと思っていました」と話していました。
しかし会う回数が増えるにつれて、その印象が変わったそうです。

「褒められたあとに、必ず何か直したほうがいいことを言われる気がして。だんだん評価表をつけられているように感じました」

男性が特に苦しく感じていたのは、頼んでいないアドバイスが続いたことでした。

服装、お店選び、仕事の考え方、休日の過ごし方。

一つひとつは大きな指摘ではありません。

しかし毎回続くことで、「次は何を直したほうがいいと言われるのだろう」と身構えるようになっていました。
Aさんが好意を示すために続けていた言葉が、男性にとっては「常にチェックされている感覚」へ変わっていたのです。

「褒めたあとなら言っても大丈夫」だと思っていた

交際終了の理由を聞いたAさんは、「そんなつもりは全然ありませんでした」と驚いていました。

Aさん自身、男性を自分好みに変えようと思っていたわけではありません。

むしろ、いきなり悪いところだけを指摘するのは失礼だからこそ、先に良いところを伝えていたそうです。
ただ、ここにはAさんと男性の受け取り方に違いがありました。

Aさんは「褒める」と「改善点を伝える」を一つのセットとして考えていました。

一方、男性にとって褒め言葉は、そのまま受け取りたいものでした。

「素敵ですね」と言われてうれしくなった直後に「でも」と続けば、前半まで評価の前置きだったように感じることもあります。
Aさんには、相手から意見を求められたときと、自分から改善点を伝えたくなったときを分けて考えてもらいました。

好意は「評価」ではなく、自分の気持ちとして伝える

相手を褒めるときに、必ずアドバイスまで付ける必要はありません。

「今日の服、似合っていますね」と思ったなら、そこで終わっても十分に好意は伝わります。
お店を選んでもらったときも、「ここ好きです」「一緒に来られてうれしいです」と、自分がどう感じたかを伝える方法があります。

一方、「もっとこうしたほうがいい」という言葉は、相手から意見を求められたときに伝えても遅くありません。
特に交際初期は、お互いにまだ相手の考え方や距離感を探っている段階です。

良かれと思ったアドバイスでも、それが何度も続けば「今の自分では足りないと言われている」と感じる人もいます。

今回のAさんは、好意を伝えようとしていたこと自体が問題だったわけではありません。

ただ、自分では感想を伝えているつもりでも、相手には評価として届くことがあると知るきっかけになりました。

婚活で相手の良いところを見つけたときは、無理に何かを付け加えず、「私はこう感じた」とそのまま伝えるだけでも十分です。


※記事内の事例は、プライバシー保護のため個人が特定できないよう、一部の設定や会話内容を改変・再構成しております。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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