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交際直前で、男性「寝室を分けたい」と伝えたところ…→対して、36歳女性から返ってきた“思わぬ一言”に「困ってしまった」

  • 2026.9.4
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、結婚後の住まいや家事分担について話す機会はあっても、「どこで寝るか」まで具体的に確認する人は多くありません。

しかし、睡眠は毎日の生活に直結するため、本人にとっては小さくない問題です。

今回は、寝室を分けたい40歳男性と、「夫婦なら一緒に寝るもの」と考える36歳女性の間で、真剣交際直前に価値観の違いが見つかったケースを紹介します。

※プライバシー保護のため、実際の事例をもとに一部設定や会話を改変・再構成しています

Aさんが結婚後も手放したくなかった「一人で眠れる環境」

40歳のAさんには、結婚後の生活について以前から一つだけ気になっていることがありました。

それが睡眠です。

Aさんはもともと眠りが浅く、人の寝返りや物音で目が覚めてしまうことがありました。翌朝が早い日に一度目が覚めると、なかなか眠り直せないこともあります。

そのため、一人暮らしでは睡眠時間をかなり大切にしていました。

結婚したからといって相手と過ごす時間を減らしたいわけではありません。

夕食を一緒に食べたり、夜にテレビを見たり、休日を一緒に過ごしたりすることにはむしろ前向きでした。
ただ、「眠る時間だけは、できれば自分の空間を持ちたい」と考えていたのです。

36歳の女性との交際が約3か月続き、真剣交際も現実的になった頃、Aさんはそろそろこの希望も伝えておいたほうがいいと考えました。

新居の話から出てきた「夫婦なのに別々に寝る意味が分からない」

きっかけは、新居について話していたときでした。

女性が「二人なら最初は1LDKくらいでもいいかもね」と話すと、Aさんは「自分は2LDKくらいあるとうれしい」と答えました。

女性から理由を聞かれ、Aさんは寝室を分けられるようにしたいことを説明します。
すると女性は、かなり驚いた様子でした。

「夫婦なのに別々に寝る意味が分からない」

Aさんが眠りが浅いことを説明しても、「最初から別室なんて冷めてない?」「一緒に寝ないなら結婚する意味ある?」と返ってきました。

しかし、自身の睡眠環境についてのこだわりがうまく伝わらず、返事に困ってしまったそうです。

その日のデートでは、この話題に明確な結論を出しませんでした。ただ、二人の間にはそれまでになかった引っかかりが残りました。

問題は寝室よりも「夫婦なら○○するもの」という考え方だった

Aさんから相談を受けた際、気にしていたのは別室を認めてもらえるかどうかだけではありませんでした。

「自分は眠れないから別室を考えているのに、お互いの希望が噛み合わないまま進んでしまうのかなと不安になりました」

真剣交際を考えていたからこそ、Aさんにはその部分が気になったそうです。

一方、女性が強く反応した背景も確認すると、こちらにも別の不安がありました。

女性は、結婚したら夜は二人で話をし、そのまま同じ部屋で眠る生活を想像していました。別々の寝室と聞いて、「食事が終わったらそれぞれ自室へ行くような生活」を想像してしまったのです。

女性にとって「一緒に寝たい」は、睡眠方法へのこだわりだけではありませんでした。結婚後も二人の距離が離れないことを確かめたい気持ちが含まれていたのです。

Aさんは「睡眠」の話をしていた。
女性は「夫婦として一緒に過ごす時間」の話をしていた。

最初の会話では、その違いに二人とも気づいていませんでした。

真剣交際の話を止めて、寝室ではなく「夜の過ごし方」を話した

二人はすぐに真剣交際へ進む予定をいったん止めました。

そこで次に会ったときは、「同室にするか、別室にするか」を決めることから離れ、結婚後の平日の夜をどう過ごしたいのかを話しました。

女性は、仕事から帰宅したらできるだけ一緒に夕食を取り、寝る前にも会話する時間が欲しいと考えていました。
Aさんもそこには異論がありません。

自分が希望していたのは、眠る直前まで別行動をする生活ではなく、実際に眠る場所だけを分けることでした。

それが分かると、女性も最初ほど別室に抵抗を示さなくなりました。ただ、「私はできれば一緒に寝たい」という希望は残りました。そこで、最初からどちらか一方の希望に固定することはやめることにしました。

寝室とは別に一部屋確保できる物件を探し、普段は同じ部屋で眠ってみる。Aさんが眠れない日や、翌朝が早い日には別室を使う。実際の生活で負担が出たら、その時点で改めて考えるという形です。

「夫婦らしさ」を一つの形に決めなかったことで、真剣交際へ

話し合いを終えたあと、Aさんは真剣交際へ進むことを決めました。

女性も「別室でもいい」と完全に考えを変えたわけではありません。
Aさんも、「必ず別室にする」という当初の考えにはこだわらなくなりました。

変わったのは、相手がなぜその生活を望んでいるのかを知ったことです。

女性が求めていたのは、単に同じベッドで眠ることではなく、結婚後も毎日二人で過ごす時間を持つことでした。
Aさんが求めていたのも、女性との距離ではなく、翌日に影響しない睡眠環境でした。

「夫婦なら同じ寝室」「眠りが浅いなら別室」と最初から二択にしてしまうと、本来守りたかったものまで見えなくなってしまいます。

寝室だけでなく、食事や休日、家での過ごし方などにも、それぞれが思い描く「夫婦らしさ」があります。違いが見つかったときは、形だけを合わせるのではなく、なぜそれを望んでいるのかまで確認することで、二人なりの生活を考えやすくなるでしょう。


執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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