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「シャネル」の新フレグランス“ ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”が拓く香りの新境地

  • 2026.8.19

心を揺さぶる衝動とともに、ありのままの自分らしさを肯定する香りの美学とは

©CHANEL

既存のルールに縛られず、自由で前向きに生きるすべての人へ。「シャネル」の伝統と卓越したクラフツマンシップが魅せる新作“ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”の世界を、新エジェリのグレイシー エイブラムス、調香を手掛けたオリヴィエ ポルジュ、「シャネル」フレグランス&ビューティ グローバル クリエイティブ リソース ディレクター トマ デュ=プレ=ドゥ=サン=モーがそれぞれの視点から語った。

感性を信じ、未来へ踏み出す新エジェリの真意

グレイシー エイブラムス
©CHANEL



「心から惚れ込んだフレグランスを代表できることに胸が高鳴りました」

弾ける笑顔でエジェリに抜擢された瞬間を思い返すグレイシー。メゾンのアンバサダー、“ココ マドモアゼル”の新しい顔を務める彼女にとって、“クラッシュ アプソリュ”はひときわ特別な存在だという。

「“ココ マドモアゼル”は官能性と芯の強さを兼ね備えた女性像の象徴。“ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”はさらに進化し、自発性や自由、自分が進みたい方向を知る強さを持つ姿に共鳴しています。香りは男性性と女性性が美しく調和していて、初めて出合った瞬間から『長く寄り添う一本になる』と確信したのです。

“自分らしく生きる”ことを大切にするメゾンの精神を表現するため、キャンペーンでは自分自身の感性を信じ、ありのままの私でカメラの前に立ちました。私たちは誰かを演じる必要はありません。“ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”が、自分らしく前へ踏み出す気持ちを後押しする存在になってくれるはずです」

卓越したサヴォワフェールが引き出す、モダンで重厚なアンバーの輝き

オリヴィエ ポルジュ(専属調香師)


「“ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”は、驚きを与え、好奇心を掻き立て、奥行きがある香りです」。オリヴィエ ポルジュは、開口一番にこう語った。

「クラッシュという言葉は香りのクリエーションの過程で頭の片隅にありました。フランス語にも取り入れられるようになった、モダンな一言だと思います。そしてオードゥ パルファムながら濃密、という意味で“アプソリュ”」

1984年に遡るココ、そして“現代のココ シャネル”をイメージして2001年に発表されたココ マドモアゼルに根ざして、香りの軸に据えたのは、共通原料であるパチョリが放つ、アンバー ノート。溌剌としたイントロダクションとして、トップノートにはライチとグレープフルーツが香る、フルーティアコードを。一方ミドルノートを成すのは、ローズとジャスミン。ただしここでは控えめな割合で配合した。

「フレッシュなアクセントは、『シャネル』のいずれのフレグランスにも顕著です。そしてフローラルは、言わずと知れた『シャネル』のシグネチャーのひとつ。ここでは主役ではなく、ラストノートで織り成される包み込むようなアンバー ウッディの芳香に、調和をもたらす役目を果たしています。さらに香りにニュアンスを与えるのが、バニラ・ヴェチバーのファセット。ドライなウッディノートに、パウダリーな柔らかさを与えています」

ただし肌、つまりまとう人によってその香り方は微妙に異なる。また、“ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”のフォーミュラで特筆すべきは各原料の産地よりも、キー原料であるパチョリの処方だとか。「再蒸留し、異なる香り分子を別々に抽出するシャネルならではのサヴォワフェールで、パチョリが異なるノートに働きかける力を増幅させています。『シャネル』では、原料の処方に最善を尽くしているのです」

こうしてできた香りからイメージされる女性像は、オリヴィエいわく“フェミニンかつアンドロジナス。自由でアクティブ、つかみどころがなく、かつセンシュアル”。毎回新しい香りに挑むにあたり、彼を触発するのは「シャネル」における既存のフレグランスの一連だ。それを彼はあえてヘリテージではなく、“スタイル”と呼び、新旧作のダイアローグを試みる。こうした眼差しによって、「シャネル」が香りで描く女性像が、また一新された。

オリヴィエ ポルジュ(「シャネル」専属調香師) ©CHANEL

予期せぬ出会いと、揺るぎない好奇心が動かす“今”という瞬間

トマ デュ=プレ=ドゥ=サン=モー(フレグランス&ビューティ グローバル クリエイティブ リソース ディレクター)

トマは約12年にわたり、メゾンのフレグランス&ビューティの世界観を築いてきたクリエイティブのキーパーソン。時代の空気を映しながら進化を続けるココ マドモアゼルの新作について、「予定調和な世界へのメッセージ」と語る。

「テクノロジーによって効率や管理が優先される現代だからこそ、人々は予測不能な出来事や驚きを渇望しています。キャンペーンで描きたかったのは、目的もなく足を踏み入れた場所で、思いがけない出会いが人生を動かす瞬間。“今”を生きる力です。

グレイシーが体現するシャネル ウーマンは自由奔放に見えますよね。でも、自分の気持ちに忠実であることは、決して自己中心的ではありません。自分にとって本当に大切なものを知っているからこそ、人とつながり、世界に心を開くことができる。自分自身への深い理解と、世界への恐れのない好奇心を持つ姿勢こそが、“ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ”が映し出すシャネル ウーマンなのです」

トマ デュ=プレ=ドゥ=サン=モー(フレグランス&ビューティ グローバル クリエイティブ リソース ディレクター) ©CHANEL
ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ 50ml ¥21,450 100ml ¥30,360(8月19日発売)/<a href="https://www.chanel.com/jp/fragrance/coco-mademoiselle/" target="_blank">シャネル</a> ©CHANEL
Hearst Owned




Interview&Text:ELIE INOUE(Gracy Abrams,Thomas du Pre de Saint Maur),MINAKO NORIMATSU(Olivier Polge)

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