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「YouTubeが見たいから、保育園に行かない」子どもと動画の付き合い方とは

  • 2026.8.19

「見せない方がいいのは分かっているけれど、頼らざるを得ない…」「周りの家庭はどうしているんだろう?」現代の子育てにおいて、切っても切り離せないのが「YouTubeやスマホとの付き合い方」ですよね。動画やスマホに関しても悩みが尽きないママは多いのではないでしょうか。こんにちは、まーやです。私は12年間元小学校教員として、現在は偏差値70台の5歳の娘の母として、幼児期の賢さの土台づくりを発信しています。以前、あるお母さんが2人のお子さんを連れてレストランにいらしたとき、3歳くらいのお兄ちゃんが、体を動かしたくなったのでしょう。レストランの中を探索したり走り回ったりしても、お母さんは寄り添い、座るように促していました。ここですごいなと思ったのは、お母さんはそこで電子機器を渡そうとしなかったことです。男の子も動画が見たいと言ったわけではないのですが、「このご家庭には、動画を見せる習慣がないのだな」と、その徹底ぶりに感心したことがあります。また、先日娘と動物園で昼食を食べていた時のこと。隣の席に座ろうとやってきたご家族の話なのですが、隣にいた1時間ほど、ご家族全員がずっとスマホを見ながら会話をほとんど交わさない光景を見ました。そのご家族を見た娘が後になって「ねえ?(ずっとみんなスマホを見ていて)寂しいよね」とこっそり私に言ってきたことを覚えています。ではスマホなどで動画を見せることは、悪いことなのでしょうか。今回は、わが家での実体験や、私が耳にしたあるエピソードをもとに、子どもが賢く育つ「動画やスマホとの付き合い方」について考えていきましょう。

「YouTubeが見たいから、保育園に行きたくない」

これは、ある知り合いから聞いた話です。そのご家庭では、乳幼児期からYouTubeを自由に見られる環境だったそうです。土日は、お母さんもご自身の時間を大切にしたいのでしょう。朝から寝る時間までずっとスマートフォンに熱中しており、子どもたちも「YouTubeが見たい」とテレビ画面に釘付けになっているそうです。その様子を近くで見ていた方は、こう話してくれました。「遊びに行くたびに、あんなに可愛かったAちゃんの言葉遣いが、動画の影響でどんどん乱暴になっていってね。口を開けば動画が見たいしか言わなくて、切ないよ」さらに深刻なことに、そのお子さんは毎朝、保育園に行くのを激しく泣き叫んで嫌がるようになったそうです。理由を聞いてみると、返ってきたのはこんな言葉でした。「YouTubeが見たいから、保育園を休みたい」こうしたお話を聞くと、「やっぱり動画やスマホは一切見せない方がいいのでは」と思ってしまいますよね。

デジタル社会を生きるからこそ「使い方を学ぶ」

しかし、現代社会において、子どもたちが将来スマートフォンを持つことは避けられません。幼少期に完全に遠ざけられたまま大きくなり、自由を手にした途端、制御が利かなくなって依存してしまう――というケースも少なくありません。だからこそ、今の主流は「一律に禁止する」のではなく、小さいうちからスマホや動画との付き合い方を一緒に考え、コントロールする力を学ぶことだと私は考えています。実は、わが家でもYouTubeやテレビを完全に排除しているわけではありません。毎日テレビも見ますし、風邪で1日中家から出られない日などは、DVDを1本観ることもあります。ただ、家庭のルールだけははっきりと決めています。【わが家の主なYouTube活用ルール】・日常のながら時間に限定: 主に歯磨きや髪を結んでいる短い時間だけ・目的を持った使い方の提示: 旅行前に行く場所などを一緒に調べる、大好きな工作の動画を自分で「進める・止める」を操作しながら作品を作る動画サイトは、賢く使えば子どもの知的好奇心や能力を伸ばすツールになります。すべてを悪と決めつけるのではなく、ルールの中で活用するということが大切だと考えています。

動画を見始めると終わるのが難しい!

とはいえ、動画やテレビは子どもが飽きないようにプロの手で作られているため、一度見始めるとなかなかやめられないのが当然です。わが家でも、すんなり消せない時期が何度もありましたし、叱ったこともあります。そのたびに「ずっとテレビを見ていると、どうなるか」という未来を娘に聞いてきました。「テレビを見たい気持ちはよく分かるよ。でもね、こうやってずっと見ていると、どうなるかな?と。動画を見続けることによって、他の時間が消えてしまう。それを何度も話し合い、本人に考えさせることで、少しずつ自制心が育まれていったように思います。ルールは1回では身につきません。根気強く、ブレない姿勢で向き合うことが大切です。そしてもう一つ。「どうしても手が離せない時」や「ママだって息抜きしたい時」は、罪悪感を持たずに思い切り見せてもいい、と私は思っています。動画を見せないことでママの余裕がなくなり、イライラするより「動画を見ていいよ。その代わり、ママもちょっと休憩させてね!」と割り切って、笑顔で過ごす方が、親子にとってよっぽどいいですよね。夕飯の準備中にテレビを見てもらうなら「夕飯ができたらテレビを消して、一緒に美味しく食べようね」と、終わりの約束さえ共有できていれば十分。成長するにつれて「〇〇くんの家はもっと見ているのに!」と言われる日も来ますが、「うちはうち、よそはよそ」という家庭の芯を持っていれば大丈夫です。

大事にしたいたっぷりのアイコンタクト

最後に、わが家での苦いエピソードをお話しします。わが家ではパパがスマホに熱中していると、娘が寂しそうな目で見つめていたことがありました。そしてこう言ったのです。「パパ、携帯見ないで!」私たちは、子どもにスマホや動画との付き合い方を考えさせなければと思いがちです。ですが、娘の寂しそうな視線と言葉を聞いたとき、むしろ大人こそ、子どもの前でスマホとの付き合い方が試されているのではないかと思いました。「娘の前でスマホを見るときは、なるべく控えよう。寂しそうな顔をしているから。親がスマホを触っているのが当たり前という光景に慣れてしまったら。娘が大人になって子育てするとき、スマホ見ながら子育てする人になるかもしれないよね。やむを得ず、仕事で使うときは一言断れば伝わる子だから、ちゃんと伝えよう」これは私が、夫に伝え続けているスマホのルールです。子どもがママやパパと目と目を合わせて、キラキラした目でおしゃべりをしてくれる時間は、長い人生の中のほんのわずか。だからこそ、少しでも心に余裕がある時には、目を合わせ話を聞いていこうと私自身も自戒の念を込めて思います。わが子が大きくなった時に、パパやママとの思い出が「ずっとスマホ見てばかりだった」という寂しいものではなく「自分の話を、大好きなママやパパがしっかり聞いてくれた」にしていけたら素敵ですよね。この小さな積み重ねは、子どもにとって「人に話を聞いてもらう喜び」を知るきっかけになり、いずれ「人の話をしっかりと聞く姿勢」へと繋がっていくと信じています。相手の話を聞けるということは、あらゆる学び、つまり「賢さ」の最も大切な土台です。スマホと上手に距離を置きながら、今日からわが子とのアイコンタクトを意識してみてくださいね。

 (1708060)

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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