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「公園で遊ばせてるだけでいいの?」子供の教育に苦言を呈すママ友。だが、私が張り合うのをやめた瞬間

  • 2026.8.19

親切だったママ友が、会うたびに口にしたこと

娘が幼稚園に入ってすぐ、いちばん最初に声をかけてくれたのが彼女だった。

行事の持ち物や園のちょっとした決まりも、私が戸惑っているとすぐに教えてくれる。話しやすくて親切な人だなと、最初はそう思っていた。

けれど、送り迎えのあとに立ち話をするようになると、少しずつ気になることが増えていった。

話題はいつも、子どもが何をできるようになったかということだった。

「あの子、もうひらがな全部読めるんだって」

「○○ちゃんは、もう習い事を二つ始めたらしいよ」

誰が何を習っているのか、何歳で何ができるようになったのか。彼女はよく知っていた。

ある日、娘の習い事について聞かれたので、まだ特に何もさせていないと答えた。

すると彼女は少し驚いたような顔をした。

「うちは英語を始めたよ。早いうちからやったほうがいいって聞いたから」

それから、園の近くの公園でよく遊んでいると話した私に、こう続けた。

「公園で遊ばせてるだけでいいの?」

悪気があったのかは分からない。それでも、その言葉は引っかかった。

「早く始めないと、あとで差がついちゃうかもしれないよ」

そう言われると、本当に何か始めたほうがいいのだろうかと不安になった。家に帰ってからも、近所の教室を調べようかと考えていた。

娘を見て、比べるのをやめようと思った

その日の夕方、娘と一緒に公園へ行った。

しばらくすると、娘が地面にしゃがみ込み、夢中になって何かを探し始めた。

「ママ、見て」

差し出した手のひらには、まっぷたつに割れたどんぐりと、先だけ赤くなった葉っぱが乗っていた。

「こっちは中が見えるの。こっちの葉っぱは、赤と緑が両方あるよ」

娘はうれしそうに説明していた。

その姿を見ているうちに、さっきまで気にしていたことが少しどうでもよくなった。

英語を習っている子もいれば、文字を読むのが得意な子もいる。娘には娘なりに、今おもしろいと思っていることがある。

誰かに追いつくためだけに、急いで何かを始める必要はないのかもしれない。そう思った。

数日後、送り迎えで彼女と会うと、また習い事の話になった。

「何か始めることにした?」

以前なら、何もしていないと言うのが少し恥ずかしかったと思う。

けれど、その日は普通に答えられた。

「まだ。うちは、もう少し今のままでいいかな」

彼女は「そっか」とだけ言った。

それからも会えば挨拶をするし、園の情報を教えてもらうこともある。

ただ、子どもの成長を比べるような話が続いたときは、無理に付き合わず、早めに切り上げるようになった。

娘と公園へ向かいながら、「今日は何して遊ぶ?」と聞く。そんな時間を大切にしたいと思っている。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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