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「財布が盗まれました」修学旅行中の中学生が交番へ。置き忘れからわずか10分で盗まれ…元警察官が語る実例

  • 2026.9.30
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

友達との観光や買い物など、楽しい思い出がたくさんできる修学旅行。

一方、普段とは違う環境にいることで、持ち物への注意がおろそかになってしまうこともあります。

私が警察官として勤務していた時にも、修学旅行中の中学生5人が「財布が盗まれました」と交番を訪れたことがありました。

実際にあった事例を紹介します。

「財布が盗まれました」中学生の訴え

14時頃、中学生5人のグループが交番を訪れました。

生徒らは修学旅行中で、自由行動の時間を利用してショッピングモールを訪れていたといいます。

話を聞くと、そのうちの1人が、

「財布が盗まれました」

と訴えました。

生徒らはショッピングモール内のフードコートで休憩していました。

その後、次の場所へ向かうためにフードコートを離れたのですが、1人の生徒が財布をその場に置き忘れてしまったのです。

本人が財布を持っていないことに気付いたのは、フードコートを離れてから約10分後でした。

すぐに元いた場所へ戻りましたが、置いていたはずの財布はすでになくなっていました。

約10分で財布がなくなっていた

生徒から、財布を置いていた場所やなくなった時の状況などについて詳しく話を聞き、届け出を受理しました。

しかし、残念ながら修学旅行中に財布が見つかることはありませんでした。

生徒は財布がない状態で、その後の旅行を続けることになったのです。

せっかくの修学旅行です。

友達との観光や買い物を楽しみにしていたでしょう。

その最中に財布をなくしてしまえば、本人が不安になるのはもちろん、旅行中の行動にも影響してしまいます。

そして、財布を置き忘れてから気付くまでにかかった時間は、わずか10分ほど。

短い時間であっても、置き忘れた貴重品がそのまま残っているとは限りません。

防犯カメラを確認すると…

その後、ショッピングモールの防犯カメラを確認するなど、所定の捜査を進めました。

すると、置き忘れられていた財布を持ち去った人物が判明。

事件として処理することになりました。

財布についても、最終的に被害に遭った生徒へ返還することができました。

今回は後の捜査によって財布を持ち去った人物が判明し、財布も戻ってきました。

しかし、なくなった物が必ず戻ってくるとは限りません。

楽しいはずの修学旅行で起きた今回の出来事は、ほんの少し貴重品から目を離した油断が、盗難被害につながってしまった事例でした。

修学旅行中こそ貴重品の確認を

修学旅行では、普段の生活とは異なる環境で行動します。
友達との会話や観光、買い物など、楽しいことが多い分、さまざまなことに意識が向きやすくなります。

特にフードコートや飲食店などで休憩する時には注意が必要です。

財布やスマートフォンを一時的にテーブルや座席へ置き、そのまま忘れてしまうことも考えられます。

その場を離れる時には、

「財布はあるか」
「スマートフォンは持ったか」

など、自分の持ち物を一度確認する習慣をつけておきましょう。

また、修学旅行ではグループで行動することも多いでしょう。

自分の荷物だけでなく、

「忘れ物ない?」

と友達同士で声をかけ合うことも、置き忘れを防ぐ方法の1つです。

修学旅行は、学生生活の中でも特に思い出に残る行事の1つです。

楽しい思い出をトラブルで台無しにしないためにも、場所を移動する前の「忘れ物はない?」という一声と確認を習慣にしておきましょう。


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