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「あとから家族も来るので」何枚ものシートで場所を確保していた保護者。だが、先生が注意した結果

  • 2026.8.17

決められた時間に校庭へ向かうと

子どもの運動会の日、私は学校から案内されていた場所取り開始時刻に合わせて校庭へ向かいました。

事前のお知らせには、「必要以上に広いスペースの確保はご遠慮ください」と書かれていました。

毎年多くの保護者が集まるので、譲り合って観覧するためのルールなのでしょう。

校庭に着くと、すでにトラック沿いにはいくつものレジャーシートが並んでいました。

私も空いている場所を探して歩いていると、ひときわ広くシートが敷かれている場所が目に入りました。

大きめのレジャーシートが何枚も横に並べられ、その上にはバッグや上着が置かれています。しかし、その時点で座っていたのは数人だけでした。

近くにいた保護者も、その様子が気になったようです。

「ずいぶん広く取ってるね」

小さな声が聞こえてきました。

とはいえ、あとから家族が合流するのかもしれません。事情も分からないまま何か言うのも気が引けて、私も少し離れた場所を探すことにしました。

「あとから祖父母も来るので」と言われたものの

その後も保護者が次々と校庭へやってきました。ところが、トラックがよく見えるあたりには、ほとんど空きが残っていません。

そんな中、ひとりの保護者が広くシートを敷いていた人に声をかけました。

「すみません。このあたり、少し詰めていただくことはできますか?」

すると、その人はシートの上に置かれた荷物を見ながら答えました。

「あとから祖父母も来るので、人数が増えるんです」

なるほど、それなら広めに確保した理由は分かります。

ただ、それでも何枚ものシートを使っていて、まだかなり余裕があるように見えました。

声をかけた保護者も困った表情をしていましたが、それ以上強く言うことはありませんでした。

しばらくすると、会場を見回っていた先生がその場所の前で足を止めました。

「すみません。こちら、少し広く取られているので、必要な人数分まで詰めていただけますか?」

先生はそう穏やかに声をかけました。

保護者は一瞬戸惑ったようでしたが、先生が「ほかのご家庭も場所を探していますので」と続けると、端のシートをたたみ始めました。

空いた場所には、立ったまま困っていた家族が座ることができました。

その後、祖父母らしき人たちも合流していましたが、少し詰めれば十分に座れているようでした。

家族みんなで子どもの晴れ姿を見たいという気持ちは、どの家庭も同じです。だからこそ、自分たちの事情だけではなく、周囲の人にも少し目を向けることが大切なのだと感じた出来事でした。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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