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「異食症」って知ってる?土や氷が食べたくなる原因と家庭でできる対策を医師が解説

  • 2026.8.14

「異食症」って知ってる?土や氷が食べたくなる原因と家庭でできる対策を医師が解説

砂や紙など、食べ物以外のものを口に入れる子どもの行動、放っておいて大丈夫?口に入れてしまう体や心の状態と、家庭でできる対応、専門家に相談すべきタイミングを、医師であり一児の母でもあるミサクリニック六本木本院院長の寺井美佐栄先生に伺いました。

ママ広場

小さなお子さんが砂や紙、おもちゃなど、本来食べ物ではないものを口にしてしまい、驚いた経験はありませんか。私自身も2歳の子どもを育てる母として、「何でも口に入れてしまう時期だけど大丈夫かな」と心配になることがあります。
幼い子どもは成長の過程でさまざまなものを口にしますが、その行動が続く場合は「異食症」という状態が隠れていることがあります。

異食症とは?

異食症とは、土や紙、氷など、食べ物ではないものを1か月以上継続して食べる状態をいいます。ただし、2歳未満の乳幼児は発達の過程で何でも口に入れて確かめる時期があるため、必ずしも異食症とは限りません。一方で、それ以上の年齢になっても習慣的に続く場合は注意が必要です。
原因は一つではなく、子どもの場合は鉄欠乏性貧血などの栄養不足のほか、ストレスや環境の変化、発達特性などが関係していることがあります。
また、妊娠中にも異食症がみられることがあります。土や紙、粘土、氷などを食べたくなることがあり、妊娠中は母体から赤ちゃんへ優先的に栄養が送られるため、鉄分や亜鉛などが不足しやすくなることが一因と考えられています。鉄分を補うことで改善する場合もあるため、「妊娠中だから仕方ない」と自己判断せず、健診時に相談することが大切です。

家庭で気をつけたいこと

家庭で気を付けたいのは、強く叱ったり無理にやめさせたりしないことです。不安やストレスが増え、かえって症状が続くこともあります。まずは何を、いつ、どのような場面で口にしているのかを観察し、危険なものは手の届かない場所へ片付けるなど、生活環境を整えましょう。
異食症の治療は原因に応じて行われます。栄養不足があれば改善を図り、ストレスや発達特性が関係している場合は、その方に合わせた支援を行います。症状だけを見るのではなく、背景にある原因を見つけることが大切です。
食べ物ではないものを繰り返し口にする、お腹の痛みや嘔吐、便秘などの症状がある場合は、小児科や産婦人科へ早めに相談してください。

異食症は、本人の癖やわがままではありません。私自身も子育てをする母として、保護者の皆さまが不安を抱えるお気持ちはよく分かります。一人で悩まず、気になる様子があれば医療機関へ相談してください。早めに原因を見つけ、適切に対応することが、お子さんや妊婦さんの健康を守ることにつながります。

※記事構成の整理および校正に一部生成AIを使用しています。ファストチェックは医師により確認・監修を行っています。

執筆者

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寺井美佐栄
寺井美佐栄

ミサクリニック 六本木本院 院長。
10年に及ぶ複数の大手美容皮膚科クリニックでの院長経験を経て、2022年にミサクリニック六本木本院を開院。豊富な症例経験を生かし、メスを使わず『ナチュラルな美しさ』を引き出す施術を得意とし、特に切らないたるみ治療やクマ取りなどのエイジングケアに定評がある。また、日々のスキンケアも重視し、医師としての知見を生かしたドクターズコスメ「Do skin」の開発も手がける。YouTubeなどでの情報発信にも力を入れ、施術からホームケアまで幅広い美容情報を患者目線で分かりやすく発信。一人ひとりのライフスタイルに寄り添った美容医療を提供している。
プライベートでは2歳児を育児中。

ミサクリニック 六本木本院

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