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指先がムズムズして不快すぎる! 赤ちゃん転生者が体験する“爪のケア”という大事件【書評】

  • 2026.8.14

【漫画】本編を読む

赤ちゃんの爪はかなり小さくて薄い。けれど、伸びるのは早く、自分の顔をひっかいて傷つけてしまうこともある。だから、こまめにケアしてあげなければならない。切る側にとっても緊張する作業だが、切られる赤ちゃん本人にとっても、とてつもなく大きな出来事なのかもしれない。

『赤ちゃんに転生した話』(茶々京色/KADOKAWA)は、赤ちゃん・エミの身体に転生した元社畜の男性が、日々の不自由さに奮闘するコメディ。エミは大人の知識を持っているからこそ、自分の体に起きる違和感にも敏感に反応する。しかし、それを言葉にすることはできない。身体は赤ちゃんだから、泣くことでしか訴えられないのだ。

指先のムズムズ感に悩まされるエミ。何だか気持ち悪いが、理由は分からない。そう思っていると、ママは思いがけないことを口にして……。

大人にとっては「爪を切るだけ」でも、赤ちゃんにとって爪切りは、不快感や恐怖を伴う大事件に違いない。そう思うと、日々の細かな世話が赤ちゃんの快適さを支えていることを改めて実感する。爪が少し伸びただけ、逆に切りすぎただけでも、こんなにも赤ちゃんは不快に感じるものなのか。エミの切実な悩みを見ていると、我が子の小さな体に起きる変化を、もっと丁寧に受け止めてあげたいと思えてくるだろう。

文=アサトーミナミ

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