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「録画必須」「今こそ観るべき」“再放送 決定”に話題騒然!→「とんでもない完成度」7年経っても“絶賛”続く『NHKドラマ』

  • 2026.9.2
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岸恵子 (C)SANKEI

見逃したまま気になっていた作品や、もう一度見たいと思っていた作品が、再放送で戻ってくることがあります。今回は、そんな"再放送決定で注目集める名作"を5本セレクトしました。

本記事では第3弾として、戦火を生き延びた女性たちの手記をもとに、戦後、小さな写真館を営んできた二人の女性が、長年胸に秘めてきた過去と向き合う姿を描いた一作をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):ドラマ『マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~』(NHK総合 / NHK ONE)
  • 放送日:2019年8月8日
  • 出演:岸惠子(奥田凛子役)、清原果耶(青年期の奥田凛子 役)ほか

平成に入り、駅前で長く親しまれてきた小さな写真館が、店じまいを迎えようとしていました。営んできたのは、凛子(故・岸惠子さん)と綾(渡辺美佐子)という二人の女性です。その綾が亡くなり、凛子もそろそろ潮時かと考え始めた矢先、不動産会社員の門井慎司(林遣都)が売却を勧めにやってきました。

そこへ一通の手紙が届きます。差出人は、昭和20年のマニラ空襲で亡くなったはずの、綾の弟でした。フィリピンにいたころのことを、これまで何も語ってこなかった凛子。その胸に、ルソン島で過ごした日々と、綾と二人だけの秘密がよみがえるのでした―。

戦火を生き延びた女性たちの記録

マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~』は、2019年8月8日に、NHK総合で放送された73分のドラマです。脚本を長田育恵さんが担当しました。

物語のベースとなったのは、太平洋戦争中のフィリピンを生き延びた日本人女性たちの手記です。当時、フィリピン攻防戦に巻き込まれた民間の日本人女性は6000人以上。1944年に米軍の猛攻が始まると、女性たちは軍の指示に従い、ルソン島を北へ向かいましたが、その道中で多くの命が失われました。 

こうした史実を背景に、ドラマは平成の写真館と、昭和19年から20年にかけてのルソン島を行き来しながら進みます。遠く隔たった二つの時代がつながるにつれ、凛子が長年口を閉ざしてきた過去と、綾と二人で抱えてきた秘密が少しずつ明らかになっていくのでした…。

SNSには「過酷すぎる」「二つの時代の描き分けが見事」「愛の深さに圧倒された」「とんでもない完成度」といった声が多数寄せられています。

描かれるのは、戦争の悲惨さだけではありません。戦火を生き延びたあとも消えることのなかった記憶と、凛子と綾が胸に抱え続けた思いが、二人の人生を通して静かに浮かび上がります。

戦争を生き延びた人々の「その後」に目を向けた、忘れがたい一作です。

豪華俳優陣の中で光る、清原果耶の名演

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第44回エランドール賞 授賞式 新人賞・TVガイド賞 清原果耶 (C)SANKEI

見どころの多い本作ですが、なかでも目を引くのが、世代を超えたキャストの顔ぶれです。岸惠子さんをはじめ、渡辺美佐子さん、山口まゆさん、林遣都さん、大東駿介さん、安藤サクラさん、伊東四朗さんらが出演。とりわけ物語の鍵を握るのが、若き日の凛子を演じた清原果耶さんです。 

清原さんが演じるのは、戦火のルソン島を生きる昭和19・20年の凛子。彼女がたどった壮絶な過去を知るにつれ、岸さんが演じる平成の凛子が、なぜフィリピンでの記憶を語らずに生きてきたのか、その沈黙の重さが伝わってきます。年代の異なる二人の凛子が、一人の女性として自然に重なって見えるのも、清原さんの芝居があってこそです。

SNSには「魂の演技に震えた」「これは永久保存版」「次の世代にも届けたい傑作」といった称賛の声が続出。

清原さんの芝居に注目すると、凛子が抱えてきた年月の重さが、より深く伝わってきます。

そんな清原さんは、「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリに選ばれ、連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューしました。その後、主演ドラマ『透明なゆりかご』で東京ドラマアウォード2019の主演女優賞、映画『護られなかった者たちへ』で第45回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。Netflixの話題作『イクサガミ』にも出演しました。

共演陣では、林遣都さんがTBS日曜劇場『VIVANT』で乃木卓を演じ、安藤サクラさんは大河ドラマ『豊臣兄弟!』の語りを務めています。

清原さんをはじめ、世代を超えた俳優陣の熱演が重なり、本作は忘れがたい一作となりました。

岸惠子さんをしのび、NHK総合で再放送

平成の凛子を演じたのは、12年ぶりの主演となった岸惠子さんです。2026年8月7日に93歳で亡くなった岸さんをしのび、NHKでは同年8月30日(日)午前0時10分から再放送されました。

本作はNHKオンデマンドでも視聴できます。

このニュースに、SNSでは「期待しかない」「録画必須」と期待を寄せる声や、実際に視聴した人からは、「すごくいいドラマでした」「深夜にこんなの泣くわ」いった声が多数寄せられました。

見逃した人も、もう一度観たいと願っていた人も、岸さんをしのびながら、凛子が胸に秘めてきた物語を、あらためて見届けてみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です

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