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「もっと熱くしろと言っただろ」弁当の温めで怒鳴り続けた客。だが、店長が落ち着いて対応した結果

  • 2026.8.12
「もっと熱くしろと言っただろ」弁当の温めで怒鳴り続けた客。だが、店長が落ち着いて対応した結果

レジ前で響いた大きな声

散歩の帰りに、近所のコンビニへ立ち寄ったときのことです。

夕飯のおかずを買おうと、私は一つだけ開いていたレジの列に並んでいました。

私の前にいたのは、四十代くらいの男性客でした。

店員から温めてもらった弁当を受け取ると、袋の上から確かめるように触り、突然声を荒らげました。

「もっと熱くしろと言っただろ」

レジを担当していた若い店員は驚いた様子でしたが、すぐに頭を下げました。

「申し訳ございません。もう一度温めます」

店員は弁当を受け取り、電子レンジへ入れ直しました。

ところが、待っているあいだも男性の不満は収まりません。

「最初からちゃんとやってくれればいいんだよ」

店員は反論せず、温めが終わると再び弁当を渡しました。

それでも男性は袋を受け取ったまま、その場を離れません。

「だいたい手際が悪いんだよ。さっきから待たせてばかりじゃないか」

その間にも、私の後ろには何人かのお客さんが並び始めていました。みな黙ったまま、レジの様子を気にしています。

店員も何度か「申し訳ございません」と繰り返していましたが、男性は同じような文句を続けていました。

店長が対応を引き継いで

しばらくすると、店の奥から店長らしき男性が出てきました。

店長はまず若い店員に代わって男性の前に立ち、落ち着いた声で話しかけました。

「お待たせして申し訳ございません。温め直しはさせていただきましたが、ほかのお客様もお待ちですので、このあとのお話はこちらで伺います」

そう言って、レジの前から少し離れた場所を示しました。

男性はまだ不満そうにしていました。

「俺はちゃんと熱くしてくれって言ったんだよ」

店長は声を荒らげることなく、

「はい、ご要望は承りました。こちらも温め直しまで対応しておりますので、ご理解いただければと思います」

と答えました。

男性はしばらく何か言いたそうにしていましたが、

「……もういいよ」

そう言って弁当を持ち、そのまま店を出ていきました。

ようやくレジが動き始め、私の順番になりました。

若い店員は少し緊張した表情のままでしたが、店長がそばでレジを手伝っていました。

男性の言い分にも何か事情はあったのかもしれません。ただ、温め直しまでしてもらったあとに、大きな声で店員を責め続ける必要があったのだろうかと感じます。

感情的になっている相手に対しても、店長が言い返すのではなく、必要な対応をしたことと、ほかのお客さんを待たせていることを淡々と伝えていたのが印象に残りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、60代以上・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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