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アリアナ・グランデ『petal』全米・全英1位。10年以上ぶりの自己最高セールス

  • 2026.8.10

アリアナ・グランデのニュー・アルバム『petal』が、米ビルボードのアルバム・チャート「Billboard 200」で初登場1位を獲得した。全英でも首位に立ち、日本のApple Musicでも総合1位。ツアーを終えたら表舞台から離れると公言した直後の、最も大きな数字だった。(フロントロウ編集部)

29万5,000ユニットが示した「2020年代最大」

収録曲がまとめて米ビルボードのソング・チャート上位に並んだと伝えたのは、つい先週のことだった。今度はアルバムそのものが頂点に立った。

8月15日付のBillboard 200で首位に初登場した『petal』は、8月6日までの1週間に全米で29万5,000相当アルバム・ユニットを記録した。フィジカル、デジタルダウンロード、ストリーミングを合算した数字で、アリアナにとっては2020年代に入って最大の週間ユニット数になる。

アリアナ・グランデ『petal』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

注目したいのは内訳のほうだ。ストリーミングが主流になって以降、CDやレコードの実売枚数は多くのアーティストにとって“おまけ”に近い規模まで縮んでいる。だが『petal』は、アルバムの実売枚数でも10年以上ぶりとなる自己最高水準の週間セールスを叩き出した。米Billboardの全米トップ・アルバム・セールス・チャートと、全米トップ・ストリーミング・アルバム・チャートの両方で1位を獲得しており、売る力と聴かれる力の両輪がそろっている。

好調は米国だけではない。全英アルバム・チャートでも首位に輝き、日本でも8月5日のApple Music「トップ・アルバム」チャートで総合1位を獲得した。『petal』の配信・購入ページにも、リリース直後から各国のリスナーが押し寄せている。

ジャネット・ジャクソン、レディー・ガガに並んだ

今回の首位獲得で、アリアナがBillboard 200で1位を獲得したアルバムは通算7作になった。同チャートが定期的なランキングとしてスタートしたのは1956年。以来70年の歴史のなかで、女性ソロ・アーティストとしてこの数字はジャネット・ジャクソン、レディー・ガガと並ぶ歴代5位タイの記録にあたる。

ポップスの世界で7作というのは、単発のヒットでは決して届かない領域だ。米ビルボードのソング・チャート「Hot 100」でも通算10曲の首位を獲得し、うち8曲は初登場1位。これはアーティストとして歴代3位にあたる。『petal』は、そうしたキャリアの継続力をあらためて証明するアルバムになった。

記録を受け、アリアナは自身のInstagramストーリーズで「心の底からありがとう」「感情が溢れる」とファンへの感謝を綴っている。

9月1日のロンドンで、いったん幕が下りる

この快挙が特別な色を帯びるのは、アリアナがツアーを終えたら表舞台から距離を置くと明かした直後だからだ。

約7年ぶりとなるツアー「the eternal sunshine tour」は、先日シカゴ公演をもって北米日程をすべて終えた。残るは現地時間8月15日から始まるロンドン・O2アリーナでの10公演で、9月1日に千穐楽を迎える予定だ。つまり、自己最高水準のセールスを記録したまさにその夏に、彼女はステージからいったん降りることになる。

日本のファンには続きがある。『petal』の国内盤CDは9月23日に、通常盤と限定盤の2形態で発売が決定している。通常盤には歌詞・対訳とライナーノーツが封入され、7インチ・サイズの紙ジャケット仕様となる限定盤には、これらに加えてポスターとフォトカード5枚という日本限定の特典が付く。ステージが止まっても、この夏の記録を手元に残す方法は用意されている。

アリアナ・グランデ『petal』国内盤告知画像
画像提供:ユニバーサル ミュージック
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