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寝室に海と砂漠が投影された。KATSEYE『WILD』コンセプト写真が完結

  • 2026.8.10

ベッドとソファしかない部屋に、荒れた海が流れている。8月14日にリリースされるKATSEYEの3rd EP『WILD』のコンセプト・フォトが、1週間かけて公式SNSで少しずつ公開され、最後の1枚までたどり着いた。(フロントロウ編集部)

部屋に投影されたのは、海と砂漠と草原だった

グラミー賞に2度ノミネートされているグローバル・ガール・グループ、KATSEYE(キャッツアイ)。ユニバーサル ミュージックによると、3rd EP『WILD』に向けて、この1週間、日常と野性が交錯するビジュアルが順次公開されてきた。

写真のなかのメンバーがいるのは、ベッドやソファ、テーブルに囲まれたごく普通の部屋だ。そこにビーム・プロジェクターで海、砂漠、草原といった荒々しい自然の風景が投影される。見慣れた室内は、それだけで幻想的な別の世界に変わってしまう。

仕掛けは部屋の壁だけにとどまらない。白い衣装をまとったメンバーの身体の上にも、レオパード柄や鮮やかな色彩の衣装が光として重ねられている。着ている服の上に、もう1着分の“別の自分”が投影されている状態だ。横たわるメンバーに宇宙や荒波、果てしなく広がる空が重なるカットもあり、どこまでが現実でどこからが投影なのかが意図的に曖昧にされている。

部屋に自然の風景が投影されたKATSEYEのコンセプト写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

最もプライベートな空間である部屋に“野性”を持ち込むという発想は、そのままEPのテーマにつながっている。内面の奥深くに隠れていたもうひとつの自分、感情、欲望を堂々と受け入れる——『WILD』が掲げるその主題を、部屋という舞台装置ひとつで見せてしまう構成になっている。

収録曲のミュージック・ビデオが、写真のなかに戻ってきている

ビジュアルには、すでに公開されている収録曲の記憶も織り込まれた。チェリーカラーとブロンドのウィッグに透明感のあるビニール素材の衣装を合わせたカットは、「Animal」のミュージック・ビデオに登場したスタイリングを受け継いだもの。別ヴァージョンでは「PINKY UP」のミュージック・ビデオを思わせるブロンドのウェット・ヘアが使われている。曲を追ってきたリスナーほど、写真1枚で情報を拾えるつくりだ。

ブロンドのウィッグをまとったKATSEYEのコンセプト写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

そして1週間の最後を飾ったのが、夜の闇のなか、1軒の家の前にメンバーが並んで立つ1枚。カメラをまっすぐ見据える背後で、家の外壁に巨大な「WILD」の文字が浮かび上がる。何気ない一軒家を自分たちの世界に塗り替えてしまうこの絵は、そのまま作品の幕開けの合図になっている。

家の外壁にWILDの文字が浮かぶKATSEYEのコンセプト写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

写真が出そろった数日後に、EPも映画もポップアップも動く

このビジュアル公開は、KATSEYEにとって密度の高い8月の入口にすぎない。先行シングル「Animal」は全米シングル・チャート「Hot 100」の8月8日付で24位に初登場し、自己最高位を更新。Spotifyの「Weekly Top Songs」(7月24日〜30日集計)でもグローバル9位、米国8位を記録し、8月2日付の「Daily Top Songs Global」では5位まで上昇している。

「PINKY UP」「Animal」を含む全5曲入りのEP『WILD』のリリースは8月14日。その2日前の8月12日と15日には、初の映画『KATSEYE: WILD HEARTS』が世界各国の映画館で同日公開され、日本でも劇場上映が行なわれる。監督はナディア・ハルグレンで、上映時間は約80分。ファン(EYEKONS)への賛歌として作られた1本だ。

さらにEP発売と同じ8月14日から23日まで、東京・原宿のUNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU 1Fでポップアップストア『KATSEYE ‘WILD’ POP UP in Tokyo』が開催される。営業時間は11時から20時で、入場は無料。オリジナルグッズも並ぶ予定だ。

部屋の壁に映し出された海や砂漠は、あと数日で音源と映画として届く。1週間かけて小出しにされた写真は、その助走だった。

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