1. トップ
  2. エンタメ
  3. 神宮の夜空に120mのジェームズ。ミニオンズが渋谷と花火をジャック

神宮の夜空に120mのジェームズ。ミニオンズが渋谷と花火をジャック

  • 2026.8.10

公式盆踊りソング「ミニおんど」の特別映像が解禁された時点では、この曲が街の真ん中で踊られる日はまだ来ていなかった。その日が8月8日にやってくる。しかも渋谷だけでは終わらず、同じ夜、神宮の空には800機のドローンが上がっていた。(フロントロウ編集部)

浴衣のLiSAが、SHIBUYA109の前に立った

配給の東宝東和によると、8月7日に全国公開されたイルミネーション最新作『ミニオンズ&モンスターズ』は、その翌日、東京の夏を代表する2つの催しと同時にコラボした。ひとつは「第7回 渋谷盆踊り大会」、もうひとつは「東日本大震災・九州災害復興チャリティー 2026 神宮外苑花火大会」。渋谷と神宮で、同じ夜にミニオンズが動いた形だ。

SHIBUYA109前に巨大なやぐらを建てて開かれる渋谷盆踊り大会は、「渋谷の街の人たちと渋谷に来る人たちの交流の場を作る」をテーマに重ねてきた夏の恒例イベント。その特設ステージに、華やかな浴衣姿で現れたのが、本作でハリウッド女優メアリー役の日本語吹替を務めるLiSAだった。道路を埋め尽くすほど集まった観客から、歓声が湧き起こった。

LiSAはまず「渋谷のみなさ~ん、こんばんは!盆踊り楽しんでいますか?」と客席に呼びかけ、前日に公開されたばかりの本作を紹介。「私LiSAも吹替声優に参加しています! いまTOHOシネマズ 渋谷ではミニオンズと一緒に映画を楽しめるミニオンズシアターがオープンしています。このあと名古屋と大阪のなんばでも開催します!」と、劇場での企画にも触れた。

そして「日本全国の皆さんがもっと楽しめるように盆踊りソングを作っていただきました。皆さん、踊る準備はいいですか? ぜひ一緒に踊ってください!」と促すと、「ミニおんど」のパフォーマンスが始まる。盆踊りダンサーズとともに踊りを披露すると、ステージに集まった子どもから大人、さらには観光客までが手を動かし始めた。

浴衣姿で「ミニおんど」を披露するLiSA
photo by 岸豊

秋葉原のジャパンプレミアでキャスト陣が浴衣で踊っていたあの曲が、3日後には渋谷のスクランブル交差点のそばで大勢に踊られていたことになる。

花火10,000発の終盤に、800機が舞い上がった

同じ夜、神宮球場では別のコラボが進行していた。都内で唯一、アーティストのライブが付く都市型花火大会として続いてきた神宮外苑花火大会。満員の観客の前に立ったのは、本作でミニオンズの夢を後押しする映画監督役の日本語吹替を担当した松平健だった。

松平は「マツケンサンバⅡ」などを披露して会場を沸かせたあと、「昨日公開しました『ミニオンズ&モンスターズ』という映画がありまして、その映画の吹替もやっておりますので、良かったらぜひ見ていただけたらと思います」と本作に言及。さらに「また、この後ミニオンズのドローンショーもありますので、ぜひ楽しみにしてください」と予告し、温かい拍手が送られた。

神宮球場のステージに立つ松平健
© Universal Studios. All Rights Reserved.

その予告どおり、打ち上げられた10,000発の花火の終盤に、東京の夜空へ800機のLED搭載ドローンが舞い上がる。神宮外苑花火大会の歴史のなかで、ドローンショーが実施されたのはこれが初めてだという。

光で描き出されたのは、上空約120mの大きさに達する巨大3Dジェームズ。本作に登場する謎多きモンスター・グーミーの姿も夜空に現れ、映画の世界観がそのまま空に引き伸ばされた。さらにミニオンカラーである黄色い花火が300発打ち上がり、ドローンの光と重なる。花火とドローンという新旧の“夜空の見せ物”が同時に動くこの競演に、会場からは大きな歓声が起こった。

神宮外苑花火大会で打ち上げられた花火
© Universal Studios. All Rights Reserved.

4年ぶりに主役へ戻った夏の、ど真ん中で

こうした大がかりな仕掛けが組まれた背景には、シリーズにとって特別な意味を持つ1本という位置づけがある。『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズの全世界興行収入は累計56億ドル(約9000億円※現在レート換算)。日本では2022年公開の『ミニオンズ フィーバー』が洋画アニメーションの興行収入ランキングの首位に立っており、そこから4年ぶりに、ミニオンズが主役としてスクリーンへ戻ってきたのが本作だ。

物語の舞台はハリウッド。最強最悪のボスを求めて旅を続けるミニオンズが、自分たちでモンスター映画を作ろうと本物のモンスターを召喚してしまい、街は大パニックに陥る。監督は前作までと同じくピエール・コフィンで、原題は『Minions & Monsters』。北米では7月1日に公開されている。

夏の風物詩である盆踊りと花火大会を、同じ日に黄色く染めた『ミニオンズ&モンスターズ』は、全国の劇場で公開中だ。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ