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プロ3人が実践する“ドライバー上達”のコツ!

  • 2026.8.10

パワーを余すことなく伝え、ボールをミートするプロのテクニックで「飛ばしたい」「曲げたくない」意志をドライバーに込めよう!

【ボールを正確にとらえる極意】ダウンスイングで右ヒジを体に引きつける!

プロ3人が実践する“ドライバー上達”のコツ!
右ヒジの通り道をチェック!右ヒジが体の近くを通るように振ると、体と腕の同調性が向上し、スイングの質と再現性が高くなる

ボールを真っすぐ飛ばすには、クラブをインサイドから振り下ろすテクニックが不可欠!そのために私は、ダウンスイングで右ヒジの角度をほどかずに体に引きつけます。

実際は体の回転が加わりますが、右ヒジが右ワキ腹につくように真下に下ろし、右ヒジの通り道を体の近くにする。ここで右ヒジを伸ばすと、体から離れて、クラブがアウトサイドから下りてしまいます。

とくにドライバーは飛ばそうとして、右手や右腕に余計な力が入りやすいので注意。構えるときに力を抜き、右ヒジにゆとりを与えることで、ヒジの動きがスムーズになりますよ。

構えるときに右ヒジにゆとりを与える

右腕の力を抜き、右ヒジを軽く曲げて構えることが大事。ヒジが突っぱると、ゆとりがなくなるので注意しよう

右ヒジが右ワキ腹につくように下ろす

トップで右ヒジを下(地面)に向けたら、その角度をほどかずに右ワキ腹につくように振り下ろす

インサイドから正しく打てる

前傾姿勢をキープしながら右ヒジを体に引きつけると、クラブが立った状態でインサイドから下りてくる。結果、球のつかまりがよくなり、真っすぐ飛ばせる

右ヒジが伸びて体から離れると、クラブがアウトサイドから下りてしまう

【セットアップで球筋を打ち分ける】「ハンドレイト+オープンスタンス」でフェードを打つ!

プロ3人が実践する“ドライバー上達”のコツ!
通常より手を中に入れて構えます!ハンドレイトに構えたほうがフェースを左に向けやすく、フェードを打ちやすい。体の向きだけでなく、手の位置を変えるのが高等テクニック

コースのレイアウトや風向きなどに応じて、球筋を打ち分ける。これがプロのコース攻略テクニック。僕の場合はドローボールが持ち球なので、フェードボールを打つときはセットアップを変えます。

まずは右手1本でクラブをセットし、フェースを左(打ち出したい方向)に向ける。そして通常より手を中に入れて、オープンスタンスに。スイングは変えません。

スイング軌道を変える方法もありますが、セットアップを変えたほうがシンプルで実戦向き。マスターすれば大きな武器になりますよ。

右手1本でフェースの向きを決める

右手1本でボールを打ち出したい方向にフェースをセット。その向きに合わせてスタンスをオープンにする

ドローの手の位置は左太モモ内側

通常のショット(持ち球のドロー)の場合は、手を左太モモの内側に置き、ほぼスクエアに構えるのが大岩流

スイングはドローを打つときとまったく同じ!

「怖がらずに振り切ることが大事。スイングを変えないので、フェードでもドローと同じくらい飛びます」(大岩)

フェースとスタンスの向きで球筋をコントロール

大きく曲げるときは、スタンスをよりオープンにして、フェースと体を左に向ける

フェードボールのセットアップ。ボールを左に打ち出し、右に曲げながら目標を狙う

意図的にカットに打つと、飛距離が落ちてしまうので注意しよう

【小柄でも大きく飛ばせるコツ】お腹に力を入れて親指の内側に体重を乗せる

プロ3人が実践する“ドライバー上達”のコツ!
指の付け根の拇指球を中心に、両足の親指から土踏まずにかけて体重を乗せる

たとえ小柄で非力でも、力の出し方(使い方)を正しくマスターすれば、飛距離はまだまだ伸びる。そのポイントは大きくふたつあります。

ひとつは、構えるときにお腹にグッと力を入れること。腹筋を使えば体幹が安定し、飛ばしのパワーがボールに効率よく伝わります。

もうひとつは、両足の親指の内側に体重を乗せること。指の付け根の拇指球を意識してください。シャフトが長いドライバーは、ボールから離れて立つので体の重心がうしろになり、カカト体重になりがち。反対に、ツマ先側、かつ親指の内側に体重を乗せることで、全体のバランスがよくなり、フットワークを使って大きく飛ばせますよ。

プロ3人が実践する“ドライバー上達”のコツ!
体幹が安定し効率よく飛ばせます!

お腹に力を入れないと、出力が上がらない。力を入れても、途中で抜けてしまうことがあるので注意しよう

トップで体が起き上がると、お腹の力が抜けてカカト体重になってしまうので、前傾姿勢をしっかりキープ!

ツマ先側に体重をかける

足の真ん中より、ツマ先側に体重をかけたほうがバランスがよくなり、全身を使ってスイングできる

カカト体重はNG

カカト側に体重が乗ると、前傾姿勢が深くなりすぎたり、過度なハンドダウンになったりしてミート率が悪くなる

両足を閉じて打つと力感の善し悪しがわかる

「正しい力の出し方を覚えるには、両足を閉じて打つドリルがオススメ。私は練習の最初にこれを必ず行ない、力感を確認します」(リ ハナ)

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習してみてくださいね。

清本美波
●きよもと・みなみ/2005年生まれ、愛知県出身。153㎝。23年のプロテストにトップ合格。今季はステップアップツアーの「ユピテル静新レディース」4位。ジェイテクト所属。

大岩龍一
●おおいわ・りゅういち/1997年生まれ、千葉県出身。182㎝、92㎏。25年「カシオワールドオープン」でツアー初優勝。ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した「トータルドライビング」部門はつねに上位。

リ ハナ
●2001年生まれ、韓国出身。157㎝。23年「樋口久子三菱電機レディス」でツアー初優勝。20-21年シーズンにはステップアップツアーで3勝をあげるなど、正確無比なショットに定評がある。飯田通商所属。

構成=小山俊正、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己、高木昭彦
協力=日神グループ 平川CC、取手国際ゴルフ倶楽部

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