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「心配して言っているだけよ」夫と妻の収入や仕事に口を出す義母。だが、妻が伝えた正論で空気が一変

  • 2026.8.11

義実家で繰り返される小言

結婚して三年目の夏、私は妻と一緒に、車で一時間ほど離れた妻の実家を訪れました。

お盆の帰省といっても泊まりではなく、午前中に到着し、夕方には自宅へ戻る予定です。

義父は仕事で不在だったため、その日は義母と私たち夫婦の三人で昼食を取りました。

食事が終わり、私は自分と妻の食器を持って台所へ向かいました。

すると、居間にいた義母から声をかけられます。

「そのままでいいのよ。娘にやらせればいいんだから」

私は「いつもやっていることなので」と答え、食器を流し台へ置きました。

私たちは共働きです。

家事は担当を厳密に決めず、帰宅時間や仕事の忙しさに合わせて分担しています。

私が食器を洗うことも、洗濯物を取り込むことも、家では特別なことではありません。

しかし義母は、私が家事をするたびに気になる様子でした。

以前の帰省でも、台所に立つ私を見て、こう言われたことがあります。

「仕事から帰ってきて、家のことまでしているの?」

「娘は何をしているのかしら」

妻も家事をしていますが、その場で細かく説明するのも不自然に思え、私は聞き流していました。

義母に悪意があるのか、それとも昔からの考え方を口にしているだけなのかは分かりません。

ただ、何度も同じようなことを言われると、妻との暮らし方を否定されているようで、次第に居心地の悪さを感じるようになりました。

妻も気づいていたようで、帰省した日の帰りには「また余計なことを言っていたね」と謝ることがありました。

私は「気にしなくていいよ」と答えていましたが、妻が母親と私の間で気を遣っていることも気がかりでした。

昼食後に持ち出された収入の話

その日も食器を片づけたあと、三人で居間に戻り、お茶を飲みながら近況を話していました。

妻が仕事の繁忙期について話すと、義母は心配そうな表情を見せました。

「そんなに忙しいなら、少し仕事を減らしたら?」

妻は「今の仕事が好きだから大丈夫」と答えました。

ところが義母は、私のほうを見て言葉を続けます。

「でも、あなたの収入だけで暮らせるなら、この子も無理して働かなくて済むでしょう」

突然、収入の話を持ち出され、私は戸惑いました。

妻は生活のために仕方なく働いているのではありません。

結婚前から続けている仕事にやりがいを感じており、これからも働きたいと本人が希望しています。

もちろん、二人で働くことで家計に余裕が生まれているのも事実です。

しかし、それを私一人の収入が足りないからだと決めつけられることには違和感がありました。

義母はさらに、「これから子どものことも考えたら大変でしょう」と続けました。

私は、家庭の事情をどこまで説明すべきか迷い、すぐには返事ができませんでした。

すると、隣に座っていた妻が口を開きました。

「お母さん、私は無理に働いているわけじゃないよ」

義母は「心配して言っているだけよ」と返します。

妻は声を荒らげることなく、落ち着いた口調で続けました。

「それは分かってる。でも、家事もお金のことも、二人で話し合って決めてるの」

「夫も仕事をして、家のことも一緒にやってくれてる。私だけが苦労してるみたいに言わないでほしい」

義母は納得していないような表情を浮かべました。

それでも妻は、最後にもう一度はっきり伝えました。

「私たちの生活は、私たち二人で決めるから」

義母はしばらく黙ったあと、「そう。でも困ったときは早めに言いなさい」とだけ答えました。

話がきれいに解決したわけではありません。

その後は別の話題に移りましたが、三人の間には少し気まずい空気が残っていました。

午後四時ごろ、私たちは義実家を出ました。

帰りの車の中で、妻は前を向いたまま言いました。

「前から言わなきゃと思ってたんだけど、遅くなってごめん」

私は「謝らなくていいよ。言ってくれてありがとう」と答えました。

それ以降も、義母が私たちの暮らし方について意見を言うことはあります。

ただ、妻がその都度「二人で決めているから」と伝えるようになり、収入や家事分担について繰り返し追及されることは減りました。

義母の考え方が変わったというより、夫婦の生活にどこまで踏み込んでよいのか、少しずつ距離を取り直しているところなのだと思います。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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