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「それ、近所でも買えるわよ」持参した手土産を軽く扱った義母。だが、夫の一言で状況が一変

  • 2026.8.10
「それ、近所でも買えるわよ」持参した手土産を軽く扱った義母。だが、夫の一言で状況が一変

夫婦で選んだ帰省の手土産

お盆に夫の実家へ帰省することになり、私たちは数日前から手土産を探していました。

義母は焼き菓子が好きだと聞いていたため、いくつかのお店を見比べ、評判のよい店の詰め合わせを選ぶことにしました。

「このお店なら、母さんも知っていると思う」

夫もそう言っていたので、私は少し安心しました。

決して珍しい品ではありませんが、季節限定のお菓子も入っていて、家族で分けやすそうな詰め合わせです。

喜んでもらえたらと思い、きれいに包装された箱を大切に持って義実家へ向かいました。

当日、玄関で義母に紙袋を差し出しました。

「皆さんで召し上がってください」

義母は袋の中をのぞくと、箱に書かれた店名を見て言いました。

「あら、このお店なら近所にもあるわよ」

それだけなら気にならなかったのですが、義母は続けてこう言ったのです。

「わざわざ持ってこなくてもよかったのに。こういうの、家にあっても余るのよね」

夫が返した静かな一言

義母は紙袋を受け取ると、居間の端に置きました。

私は笑顔を保とうとしましたが、夫婦で時間をかけて選んだものを迷惑そうに扱われ、胸の奥が重くなりました。

義母に悪気はなかったのかもしれません。

それでも、目の前で「余る」と言われれば、歓迎されていないように感じてしまいます。

そのとき、隣にいた夫が口を開きました。

「母さん、それは俺も一緒に選んだんだ」

義母が夫のほうを見ます。

夫は声を荒らげることなく、淡々と続けました。

「近所で買えるかどうかじゃなくて、二人で何がいいか考えて持ってきたんだよ。いらないなら持って帰るけど、そんな言い方はしないでほしい」

部屋の空気が一瞬、静かになりました。

義母は何か言い返そうとしたようでしたが、夫の真剣な表情を見て、口を閉じました。

「……別に、いらないって意味じゃないのよ」

そう言うと、居間の端に置いた紙袋を自分のそばへ引き寄せました。

すぐに謝罪の言葉があったわけではありません。

そのまま別の話題になり、夕食が始まりました。

けれど、食後に義母は例の箱を開け、お茶と一緒に家族へ配り始めたのです。

「季節限定の味も入っているのね」

そして私の前にお菓子を置きながら、小さな声で言いました。

「さっきは、言い方がよくなかったわね」

私は「いえ」とだけ答えました。

完全に気まずさが消えたわけではありません。

それでも、夫がその場で私たちの気持ちを言葉にしてくれたことで、黙って傷ついたまま帰らずに済みました。

相手が自分の親であっても、失礼な言葉を曖昧にせず注意してくれた夫の態度を、私は今でもありがたく思っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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