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【MLB】ドジャースの前に立ちはだかる最大の脅威は……トレード期限で安打製造機を獲得したフィリーズか 関係者が評価したポイントとは?

  • 2026.8.7
フィリーズのルイス・アラエス(C)ロイター
SPREAD : フィリーズのルイス・アラエス(C)ロイター

トレード期限を経て、王者ドジャースにとって最大脅威となったナ・リーグ球団は?米スポーツメディア『The Athletic』が投げ掛けた問いに対し、多くの関係者が「フィリーズ」と回答した。今夏はジャイアンツから安打製造機ルイス・アラエス内野手を獲得し、打線を強化。ドジャースのワールドシリーズ3連覇を阻む一番手に浮上した。

■複数コンバートを断行

王者ドジャースはトレード期限で最強左腕タリク・スクーバル投手を獲得するなど、ワールドシリーズ3連覇へ向けてロースターを強化した。一方でカブスパドレスなどナ・リーグのライバルたちも大型補強を敢行。秋の戦いに向けて、戦力アップに努めた。
そうした中、『The Athletic』が投げ掛けた「トレード期限を経て、ドジャースの脅威となったナ・リーグ球団は?」という質問に対し、多くの球団関係者はフィリーズの名前を挙げた。
フィリーズは先日、2022年から24年まで3年連続首位打者のアラエスを獲得。今季もナ・リーグ打率部門でトップに立つ好打者を加え、強力打線のさらなるパワーアップに成功した。
ただ、チームはアラエスの獲得によって、複数ポジションでのコンバートを余儀なくされた。アラエスが二塁を守ることで、二塁手を務めていたブライソン・ストット内野手が三塁、三塁手のアレク・ボーム内野手が一塁へ移った。そして、23年から一塁手へ転向していたブライス・ハーパー内野手を以前の右翼手へ再コンバートした。

■既成概念にとらわれない

多くの関係者が評価したのは、アラエス獲得そのものよりも、このタイミングで大胆な変化を断行した“勇気”だった。
ライバル球団の幹部は「彼らは既成概念にとらわれていない。『三塁手や右翼手が必要だ』と言うだけで終わらせない。もし適任者が獲得できなかったらどうする? 『ああ、残念。仕方ないね』であきらめるか? それともフィリーズのように不慣れな状況に身を置くことを覚悟しても、打開策を採用するかだ」とし、レギュラー3人にコンバートを求めたチームの決断を称えた。
大胆なコンバートにより、アラエスを生かす道を選んだフィリーズ。投手陣も揃っているが、現在はナ・リーグ東地区で2位。首位ブレーブスとのゲーム差は大きく、ワイルドカードでのポストシーズン進出が現実的なターゲットとなっている。

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