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夫の元恋人が招かれた私の結婚式→挨拶の列で笑顔を作れなかった私が、控室の前で彼女を呼び止めた理由

  • 2026.8.7
ハウコレ

挨拶の列で、私は最後まで彼女の目を見られませんでした。控室の前で呼び止めたとき、自分が何を言うのか、私自身も知りませんでした。

招待客リストの一番下には、夫が自分からは一度も話さなかった人の名前が載っていました。

リストの一番下の名前

共通の知り合いがほとんどいなかったので、招待客は夫と私それぞれで仲の良い人を呼びました。私が夫が招待した全員の名前を確かめたのは、席次表の入稿が終わったあとです。家族以外はほとんどが男性の招待客でしたが気になる名前を見つけました。

一番下にあった女性の名前について聞くと、夫は間を置いてから「昔付き合ってた人だけど、同期のマネージャーだから外せなかった」と言いました。式の1週間前のことです。先に教えてほしかったのか、断ってほしかったのか、整理がつかないまま当日を迎えました。

挨拶の列で見ていたもの

挨拶の列に彼女を見つけたときから、私は自分の表情がわからなくなりました。順番が来ても目を合わせられず、視線は胸元のコサージュで止まったまま「本日はお越しいただき、ありがとうございます」と言いました。

彼女は祝いの言葉を短く返して、すぐに場所を空けてくれました。写真の列に彼女が加わらなかったことに気づいて、安堵した自分がいます。悪いのは彼女ではないとわかっていながら、会場を見渡すたび、彼女の手前で目をそらしたのは私でした。

控室の前で

お色直しの控室を出たところで、化粧室へ向かう彼女が通りかかりました。呼び止めてから、何を言うつもりだったのか、自分でもわかりませんでした。先ほどはきちんと挨拶ができなくて、と前置きして、私は続けました。

「今日いらっしゃることを、私が知ったのは1週間前だったんです」

彼女は「お気になさらないでください。今日は本当におめでとうございます」とだけ返して、席へ戻っていきました。まっすぐな言葉をもらったのに、私はその場に残って、ドレスの裾を握り直していました。

そして...

式の写真を選ぶ席で、夫は挨拶の場面の1枚を候補から外そうとしました。頭を下げる彼女と、目をそらした私が写っている1枚です。私はその写真を戻して、アルバムに入れました。

あの日の自分を忘れないためです。彼女に会うことは今後ないと思いますが、もしあったら今回の式での非礼を詫びたいと思えてきました。

(20代女性・販売職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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