1. トップ
  2. マンガ
  3. 友人に貸した手作りのイヤリングを、フリマアプリの検索結果で見つけた私

友人に貸した手作りのイヤリングを、フリマアプリの検索結果で見つけた私

  • 2026.8.4
ハウコレ

友人に貸した水色のイヤリングは、何度返却を頼んでも戻ってきませんでした。

数か月後、フリマアプリに並ぶ写真を見て、自分のものだと確信しました。

結婚式のために貸した1組

学生時代からの友人に、結婚式へ付けていくアクセサリーがないと相談されました。私は趣味でイヤリングを作っていて、彼女は以前から作品をよく褒めてくれていました。

家に来た友人が選んだのは、ガラスビーズを重ねた水色の1組です。「これ、本当に借りていいの?」と聞かれ、私は「式が終わったら返してくれたらいいよ」と小箱ごと渡しました。式のあとには、耳元にイヤリングを付けた写真とお礼のメッセージも届きました。

「ごめん、もう少し待って」

会う予定が決まりかけては流れ、そのたびに返却も先になりました。返してほしいと送ると、返事はいつも「ごめん、もう少し待って」です。

高価なものではありません。ただ、デザインから仕上げまで、自分で作った1組でした。催促するほど自分が細かい人間になった気がして、私は次第にイヤリングの話を避けるようになりました。貸したことを忘れたふりをするほうが、友人との関係を考えずに済んだからです。

検索結果に並んだ水色

数か月後、新作の参考にフリマアプリを見ていると、見覚えのある水色が表示されました。説明には「ハンドメイド」「片方のみ」とあり、ビーズの順番も金具の曲げ方も、私が作ったものと一致していました。

出品者のページには、友人が好きだったブランドの服、読んでいた本も並んでいました。偶然だと考える余地はなくなり、私は友人に、出品ページのアドレスを添えて、「これ、私が作ったものだよね」と送りました。

そして...

その日のうちに友人から電話がありました。友人は片方を失くし、残った片方を出品したことを認め、「返せなくなって、どうしていいかわからなかった」と話しました。

後日、残った片方と現金の入った封筒が届きました。私はイヤリングだけを受け取り、現金は返送しました。受け取ったことを伝えたあと、友人とは連絡を取っていません。

私にも、返却してもらう日時や場所など、具体的に決めなかった甘さはありました。それでも、残った片方を見るたびに思い出すのは、失くしたことより、数か月も理由を隠されていたことです。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ