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『暴君のシェフ』のねぎチヂミを再現!【イ・チェミン】に捧ぐ絶品レシピをワタナベマキさんが提案

  • 2026.8.5

韓国カルチャーをこよなく愛する料理家のワタナベマキさん。
マキさんの「今気になる」人を毎月ピックアップ。
韓流に魅せられたマキさんのエッセイと、気になる人に贈るレシピで、誌上韓流女子会に誘います。

【今月のひと】 イ・チェミン

©aflo
 
2000年韓国生まれ。2021年に俳優デビューし、『ハイクラス』『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』『ヒエラルキー』などに出演。
『暴君のシェフ』の演技が評価され、第62回百想芸術大賞で男性新人演技賞を受賞。音楽番組のMCとしても活躍する、今後の飛躍も楽しみな若手俳優である。

コミカルな演技と、くるくる変わる表情に惹かれます

今年の春に何度目かのソウルに行ってきました。
 
特に印象に残っているのが北朝鮮式の参鶏湯。
おなじみの参鶏湯とは違い、鶏肉とスープが別々なうえ、鶏肉にはもち米や高麗人参などは入っておらず、どこかタッカンマリのよう。
鶏のうまみたっぷりのスープが濃厚で、しっとりやわらかな鶏肉が絶品。
まだまだ知らない食の世界があると改めて感じました。
 
そんな旅の余韻の中で思い出したのがドラマ『暴君のシェフ』。さまざまな料理が登場する作品で、参鶏湯にまつわる話もおもしろかったなぁ、と。
 
さらに、王様を演じていたイ・チェミンさんにすっかり魅了されてしまったんです。特によかったのが、コミカルな演技。
料理を口にして、おいしさにうっとりしたり、新しい味に驚いたり、思わず顔をしかめたり。くるくると表情が変わるたびに目が離せず、とてもチャーミングな方だと感じました。
 
端正な顔立ちとのギャップもまた良かった!
 
ひと目見てみたいと、ファンミーティングにも足を運んだのですが、会場にはたくさんのファンが集まっていて、その景色だけで胸がいっぱいに。
 
ご本人が涙ぐむ姿を見て、こちらまで熱くなってしまいました。うれしさや緊張、いろいろな思いが一気にあふれたのだろうなと思うと、ますます応援したくなりました。

素に近い姿が見られるのがファンミの良さ。

北朝鮮式の参鶏湯が食べられる「無垢屋」にて。
予約するのにも並ぶほどの人気店と聞き、朝から一番乗りで行きました。

飾らない素朴なおいしさに人柄が重なります

そんな『暴君のシェフ』の中で印象に残った料理のひとつが、トンネパジョン=ねぎのチヂミです。
 
作中で、参鶏湯のための圧力鍋を作ってもらおうと、発明家の心を動かすためにふるまう、釜山の味。
青ねぎを丸ごと焼き、生地を流し入れてこんがり仕上げる、その香りだけで気持ちが動いていく感じがとてもよかったんです。
 
今回はその料理をヒントに、九条ねぎで作ってみました。
 
焼き目の香ばしさと、青ねぎの甘み、もちっとした生地の組み合わせがなんともおいしい一品です。いつか釜山に行って、本場の味を楽しんでみたいなと思っています。

少ない衣で焼きつける!おかず、おつまみにぴったり ねぎのチヂミ

青ねぎを使うのが特徴なので、九条ねぎでアレンジしてみました。
なければ、わけぎでもおいしいですよ。
シンプルな味、ぜひお試しください。

材料 –2人分–
九条ねぎ … 5 ~ 6本(250g)
水 … 大さじ1+大さじ3
米油 … 大さじ2
塩 … 少々
粗挽き赤唐辛子 … 少々

薄力粉 … 大さじ4
ベーキングパウダー … 小さじ1/2

玉ねぎ( 角切り) … 1/6個分
黒酢 … 大さじ2
しょうゆ … 大さじ1と1/2

作り方
1. ねぎは3 ~ 4等分の長さに切りボウルに入れ、水大さじ1をなじませる。

2. 合わせたAを全体に絡め、残りの水を加えて全体をよく混ぜる。

3. 20~22㎝のフライパンに油を入れて中火で熱し、2 を平らに広げる。

4. ヘラで押し付けるようにして焼き、焼き目がついたら裏返す。再度押しつけるようにして2 ~ 3分焼き、塩をふる。

5. 器に盛って粗挽き赤唐辛子をふり、合わせたBを添える。

マキさんのコ・レ・観・て・!

『暴君のシェフ』

現代の天才シェフが朝鮮時代にタイムスリップし、絶対味覚を持つ暴君の王と出会うファンタジー時代劇。宮廷料理を軸に、交錯する恋や権力争い、秘密を抱えた人々の思惑や駆け引きがにぎやかに描かれる。

Netflixシリーズ「暴君のシェフ」独占配信中

presented by
ワタナベマキさん
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』( 主婦の友社)。「wa &(ワンダー)」としてオリジナルの醬を企画、発売中。

photograph: Ryo Yonekura text: Kaori Hareyama
 
大人のおしゃれ手帖2026年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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