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夏休みの自由研究にも! 100均&ドラッグストアで作る「ひんやり防災グッズ」3選

  • 2026.8.4

近年は夏の猛暑が続き、熱中症対策はもちろん、停電などの災害時に暑さをどう乗り切るかも重要な防災対策のひとつになっています。実は、100円ショップやドラッグストアなどで手軽にそろう材料を使えば、親子で楽しみながら「ひんやり防災グッズ」を作ることができます。

作る過程で「なぜ冷たく感じるの?」「災害時にはどう役立つの?」と話し合うことで、防災や暑さ対策について自然と学べるのも魅力。今回は、小学6年生の息子と取り組んだ自由研究にもおすすめのひんやり防災グッズを3つご紹介します。

凍らせてもカチカチになりにくい!「スポンジ保冷剤」を作ってみよう

最初に紹介するのは、スポンジを使った手作り保冷剤です。

材料は100円ショップで購入できるスポンジと、保存袋の2つだけ。今回はダイソーの「ミニネットクリーナー(抗菌、5個) 110円(税込み)」を使用しました。スポンジを水でしっかり湿らせたら軽く絞り、保存袋へ入れて空気を抜きながら密閉します。

そのまま数時間冷凍すれば完成です。袋を二重にしておくと、水漏れ対策にもなります。

市販の保冷剤との大きな違いは、凍らせてもカチカチになりにくいことです。スポンジの中で水分が分散しているため、ほどよく柔らかさが残り、肌にフィットします。息子は「スポンジって冷やすとカチカチにならないんだね!スポンジの種類を変えたら、感覚が変わるのかな?」と興味津々!

ほどよい冷たさなので、首や腕に当てても痛くなりにくく、小さな子どもでも使いやすいと感じました。周りから少しずつ溶けていきますが、中心は1時間ほど凍っていました。軽量なので、お弁当用の保冷剤として使ったり、スポーツ後のアイシングに使ったりと日常でも活用できます。

防災の視点でもこの保冷剤は便利です。スポンジ保冷剤は普通の保冷剤より早く凍るので、停電直後で冷凍庫がまだ冷えている状態であれば、濡らしたスポンジを冷凍庫に入れて凍らせることができます。軽い打撲やねんざなどの応急処置にも使えそうです。

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夏のお出かけにも便利!「ハッカ油ひんやりスプレー」

続いて紹介するのは、ハッカ油を使ったひんやりスプレーです。

スプレーボトルは100円ショップで購入でき、ハッカ油はドラッグストアで手に入ります。今回は、ダイソーのスプレーボトル(消毒用アルコール液対応、水玉柄) 110円(税込み)と、ドラッグストアで550円(実売価格:税込み)で購入した健栄製薬のハッカ油を使いました。

ハッカ油にはプラスチックの一種であるポリスチレンを溶かす作用があります。ポリスチレン(PSの表記で確認)は避け、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン製(PE)、またはガラス製の容器を選んでください。

作り方は簡単。スプレーに水を入れ、ハッカ油を数滴加えてよく混ぜれば完成です。

スプレーすると、ハッカに含まれるメントールの作用によって、肌にひんやりとした清涼感が感じられます。実際の体温が下がるわけではありませんが、暑い屋外や運動後などには心地よく感じられます。

衣類の表面や腕に軽く吹きかけて使ってみたところ、スーッとした清涼感があり、外出時の暑さ対策にぴったりだと思いました。息子は「スーッとするだけで、こんなにも涼しく感じるなんて知らなかった!」と驚いていました。スプレーをした場合としなかった場合で体感の違いを家族にアンケートしてみるそうです。

ハッカの香りは気分をリフレッシュさせてくれるだけではなく、虫が気になる季節にも活躍します。また、マスクの裏に吹きかけると息苦しさの解消に。靴や帽子などの消臭にも使えるため、一年を通して使いやすいアイテムです。

災害時は、停電によってエアコンが使えなくなることがあります。そんな時、少しでも暑さを和らげる工夫のひとつとして、このようなスプレーを備えておくのもよいでしょう。

ただし、ハッカ油は刺激が強いため、肌が弱い方や小さなお子さんに使う場合は、事前にパッチテストを行い、目や顔の周りへの使用は避けてください。また、ペット(特に猫)がいる家庭では使用場所にも注意が必要です。

保冷剤を入れて首元を冷やす「手作りネッククーラー」

3つ目は手ぬぐいやバンダナを使ったネッククーラーです。

100円ショップで販売されている手ぬぐいやバンダナと保冷剤があれば作ることができます。今回はダイソーのバンダナ(ポリエステルタイプ、ペイズリー柄、イエロー) 110円(税込み)と冷凍庫にあった保冷剤で作りました。

布の中心に保冷剤を置き、包み込むように折り畳んで首に巻けば完成です。市販品も販売されていますが、自分の好きな柄で作れるのは手作りならではの楽しさ。家族で色違いを作ってみるのも楽しいですね。

首元には太い血管が通っているため、ここを冷やすことで効率よく暑さ対策ができます。お風呂あがりでなかなか汗が引かない時にも効果的です。

汗だくで顔を真っ赤にしながら学校から帰ってくる息子は、外出から帰宅した時にどれくらいで汗が止まるかをチェックしていました。「今度、野球の試合を観に行く時に持って行ったらいいかも!」と、どんなシーンで活用できるかも考えていました。

災害時には、停電や避難生活で暑さ対策が難しくなることもあります。そんな時、冷凍庫で凍らせておいた保冷剤を入れて使うのはもちろん、バンダナを冷たい水で濡らして首に巻くだけでも冷やすことができます。

作るだけで終わらせず「活用方法を考えてみる」のもポイント

今回紹介した3つのアイテムは、100円ショップやドラッグストアなど、身近なお店で材料がそろいます。費用も比較的抑えられるため、親子で気軽に挑戦できるのが魅力です。

また、「もし停電したら」「避難所で過ごすことになったら」といった災害時の場面を親子で想像しながら使ってみることも大切です。「このグッズがあれば少し快適に過ごせそう」「ここはもっと工夫できそう」と話し合うことで、防災を自分ごととして考えるきっかけになります。

防災は「災害が起きてから」始めるものではなく、日常の中で少しずつ備えていくものです。この夏は、ものづくりを楽しみながら、防災について親子で考える時間をつくってみてはいかがでしょうか。

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<執筆者プロフィル>
海老原葉月
ライター、整理収納アドバイザー1級
カインズ公認の「日本一のカインズマニア」、スリコマニアとしても知られる。
14歳、11歳、2歳の三兄弟を子育て中。東日本大震災、令和元年房総半島台風にて被災した経験から、防災に関する情報を発信。

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