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先輩「端数調整でーす♡」に何年も従った私が計算したら出てきた数字

  • 2026.8.4
SHUFUFU

職場のランチ会計って、なぜかいつの間にか「空気でルールが決まっている」ことがある。
私もずっと、その空気に乗っかってきた一人だった。

「じゃあ、まとめて払っておくね」が当たり前の職場

うちの部署には、ランチのたびに誰かがまとめて払い、あとでLINEで「〇〇円でーす」と連絡してくる、という慣習があった。

幹事役はいつもほぼ同じ2〜3人のベテラン社員で、私のような中堅どころは言われた金額をそのまま「はい、どうぞ」と渡すだけ。

おかしいとは思っていなかった。それが普通だと思っていたから。

「なんか、毎回ちょっと多くない…?」

きっかけは、たまたまスマホのメモに自分の注文金額を記録していたことだった。

その日のランチは私が頼んだパスタが950円。
でも、LINEで飛んできた請求額は「1,200円」だった。

「消費税と割り勘の端数調整です〜」と添えられていたけれど——

250円の差って、何…?

気になって、LINEの請求履歴を遡ってみた。

ランチに行く店は3〜4軒に決まっていて、頼むものもだいたい同じ。 メニューの値段を調べ直せば、ざっくりとした照合はできる。

並べてみると、請求額はいつも注文金額より100〜300円ほど高かった。

ランチは月に3〜4回。ということは、月におよそ600〜800円。

「まあいいか」が積もると、8,000円になっていた

このペースが続いていたとしたら、年間で8,000円前後。そう気づいたとき、思わずスマホを持つ手が止まった。

もちろん、誰かが得をしようとしていた、という話ではないと思う。
大人数の会計は端数が出るし、シェアした料理やドリンク代が含まれることもある。

でも——一度も内訳を確認したことがなかったという事実が、じわじわと自分に刺さってきた。

「細かいこと言うの、なんか感じ悪いよね」
「ベテランさんの手間を思えば、多少は仕方ない」
「私だけ言いにくいな」

そういう気持ちが積み重なって、8,000円になっていた。
金額より、その無意識の諦めのほうが、なんだかずっと重く感じた。

思い切って、聞いてみた

次のランチのあと、幹事の先輩に聞いてみた。

「今回の内訳、教えてもらえますか?」

たったそれだけの言葉を出すのに、心臓がばくばくした。

返ってきたのは、拍子抜けするくらいあっさりした返事だった。

「あ、ごめんね! みんなで取り分けたサラダとドリンク代が入ってたの、書き忘れてた」

——聞けた。ちゃんと聞けた。

しかも、誰も嫌な顔をしなかった。 それだけのことなのに、なぜあんなに怖かったんだろう。

その日から、幹事さんは請求のLINEに「シェア分◯円込み」と一行足してくれるようになった。 私が言い出さなければ、たぶんずっとそのままだった。

さいごに

お金の話を職場でするのって、なんとなく「細かい人」と思われそうで、ためらいますよね。でも小さな「まあいいか」は、気づけばけっこうな金額になっているもの。

そして意外と、聞いてみれば一言で終わる話だったりします。

あなたの職場にも、似たような「空気のルール」、ありませんか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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