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「雨が弱まるまで、どうぞ休んでいってください」旅行先で感じた温かい気遣い。家族みんなが救われた瞬間

  • 2026.8.3
「雨が弱まるまで、どうぞ休んでいってください」旅行先で感じた温かい気遣い。家族みんなが救われた瞬間

家族で訪れた温泉地

夏の休みを利用して、家族そろって温泉地へ出かけました。

まだ小さな子どもを連れての旅行は、楽しみと同じくらい、心配ごとも多いものです。

慣れない土地で子どもがぐずったりしないか、持ってきた荷物は足りるだろうか。

あれこれ考えながら、私たちは少し緊張した面持ちで、宿の玄関をくぐりました。

ところがこの旅で、私たち家族は思いがけない親切に、なんと三度も助けられることになるのです。

宿で受けた二つの気遣い

ひとつ目は、チェックインのときのことでした。

フロントの方が子ども連れの私たちにいち早く気づき、子ども用の浴衣やスリッパ、さらにはおもちゃまで、貸し出しをていねいに案内してくれたのです。

「よろしければ、お子さま用もお使いくださいね」

そのさりげない一言に、旅の張りつめた緊張が、ふっとほどけていきました。

まだ宿に着いたばかりだというのに、心がずいぶんと軽くなったのを、今でも覚えています。

ふたつ目は、夕食の席でのことです。

案内された部屋には、こちらが頼んでもいないのに、子ども用の椅子と小さな食器が、あらかじめきちんと整えられていました。

おかげで子どもも機嫌よく席に座ってくれました。

家族そろって、温かい料理を、だれに急かされることもなくゆっくりと味わうことができたのです。

雨の日の土産店で

そして、みっつ目の親切は、翌日に訪れました。

観光地をのんびり散策していると、晴れていた空が急にかき曇り、大粒の雨がぱらぱらと降り出したのです。

傘を持たない私たちが店の軒先で立ちすくんでいると、近くの土産店の方が、すぐに声をかけてくれました。

差し出されたのは、一本の傘ではなく、もっと思いがけない気づかいでした。

「雨が弱まるまで、どうぞ休んでいってください」

そう言って店先の椅子をすすめてくれ、おまけに乾いたタオルまで貸してくださったのです。

おかげで私たちは慌てることなく、これからの予定を、落ち着いて立て直すことができました。

美しい景色も、土地のおいしい食事も、たしかに忘れがたい思い出です。

けれど、この旅でいちばん心に深く残ったのは、その土地で出会った人たちの、さりげなくも温かい優しさでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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