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「さっきのお釣り、もらっていい?」コンビニのお釣りをもらおうとする彼。合わない金銭感覚に別れを告げた瞬間

  • 2026.8.3
「さっきのお釣り、もらっていい?」コンビニのお釣りをもらおうとする彼。合わない金銭感覚に別れを告げた瞬間

コンビニのレジ前で

5歳年上のその人と付き合って、半年ほどが過ぎた頃でした。

二人でコンビニに寄って、会計は割り勘にしようという話になります。

あいにく、私は細かいお金を持っていませんでした。二人分の会計は2500円ほど。とりあえず私が、5000円札を一枚出します。

店員さんから戻ってきたお釣りは2500円でした。彼はそれを、ごく自然に自分の財布へしまいます。

店を出てから、私は言いました。

「さっきのお釣り、もらっていい?」

冗談で言っているのかと思って顔を見ましたが、彼は真顔でした。

財布のふたを閉じて、それで話は終わりだという様子です。

こちらが5000円を出して、戻りは全部彼の財布の中。形の上では、私がおごったことになります。それなのに、ありがとうの一言もありませんでした。

割り勘のはずのテーブル

思い返せば、お金の使い方はいつもそんな調子でした。

レストランに入ると、彼は高いものを次々に頼みます。

「同じくらい食べてるんだから、割り勘でいいだろ」

私が頼むのは、サラダとスープくらいのものです。

それでも会計になると、彼はいつも同じ言葉を口にしました。

頼んだ量が違っても、支払いはきっちり半分。私が少なめに食べた日でも、そこだけは一度も譲りませんでした。

お金がないわけではないのです。ただ、少しでも自分の負担を軽くしようとする。その小さなごまかしが、だんだん見えてきました。

別れを告げた瞬間

決定的な事件があったわけではありません。

怒鳴りたいような裏切りも、大げんかもありませんでした。

ただ、あの2500円を財布にしまったときの、当たり前という顔。

あれを思い出すたびに、気持ちが静かに冷めていきました。

次に会ったとき、私は落ち着いた気持ちで、自分から切り出しました。

「ごめん、私たち、もう終わりにしよう」

「え、なんで急に。なにか怒ってる?」

彼は理由を聞きたそうにしていましたが、私はうまく言葉にする気にもなれませんでした。

お金にだらしない人だとは、最後まで口にしませんでした。

言わなくても、じゅうぶんでした。数百円を惜しんで、目の前の人の気持ちを失う。そのことに、彼はきっと気づかないままなのだと思います。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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